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激辛!夏風高校カレー部(いもうと付)

2008-12-18 23:26:10 | 本・ゲーム
オンナにはオトコとカレーを成長させるチカラがある。

ということで、SD文庫「激辛!夏風高校カレー部(いもうと付)」読み読み。
と言っても、読み終わったのは一昨日ぐらいですた。
冒頭の文章は第2章のタイトル。

この本のタイトルや章のタイトルからもわかるとおり、メインはカレーです。
主人公はこの「夏風高校」にあるカレー部の幽霊部員(自分ではほとんど作らないで食べることが多い部員)。
だが、ある日「全国高校カレー選手権」なる大会出場する精鋭達が事故にあってしまうので、彼らの代わり他の幽霊部員や友人と大会に出場することになってしまうというスポコンなら料理コン(?)ラノベとなっている。
ただ料理コンとは書いたが、実際主人公は熱いタイプではなかったりする。

うむ、アイディアは面白いね。
カレー好きな人にはカレーにソースをドボドボかけるたりしてうまうまー、なシーンとか共感できるんじゃかろうかw
(ボク個人は最近やってないけど、中学くらいのときはかけたりしていたので「ああ、あれかw」となった)
確かに最近のカレーはレトルトでも気取ったもの(それで完成されてしまっているもの)が多いから、ソースの入る余地がなく、むしろソースかけたら味のバランスが崩れるからかけにくいよねー

わかる人にはわかるそんな共感部分はいいのだけど、ちょっと残念なのが、全体的に描写があっさりしすぎてしまっているところだろうか。
全体的な設定や、主人公のキャラ設定とかもあるんだろうけど、例えば大会の決勝戦、周りに観客はおらず、ネット配信で中継されているという設定だから会場の雰囲気は静かなのだろう。
けど、渾身のカレー(どんなのかは読んでくれ(ぉ )で逆転優勝したときぐらいは「よっしゃー!」といったような盛り上がりを少しは出して欲しいんだよなぁ…

勝手な意見を言えば、料理コンものなら、もっとテンションで押し切るような雰囲気の主人公とかでもいい、というかそっちの方が合ってるんじゃないかと思ったりしたわけです。
とは言いつつも、料理もそうだけど、主人公と幼馴染の女の子との恋愛要素もそれなりにはあるからバランス取るのが難しかったのかもしれないけど。

読んでて、面白いけど惜しいなぁと思う部分があった本でした。
でも幼馴染の紅かわいいよ紅(ぉ

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