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今日の実験~カフェインの抽出~

2008-11-26 22:37:56 | 学校
今日から実験はカフェインの抽出になった。

カフェインってのはお馴染み、お茶とかコーヒーに入ってるやつで、夜寝る前に飲んだりすると寝れなくなるぜー、ってやつである。

もう少し化学っぽく言うと、アルカロイドに分類される化合物。
アルカロイドというのはよく聞くと思うけど、一般には植物由来の含窒素環状化合物の総称で、苦味があるのが特徴的。

カフェイン自体は中枢神経系を刺激するので、これがさっきの寝れなくなるぜーの理由になる。覚醒効果があるのね。

では実験内容。
まず静岡県産煎茶の茶葉20gを三角フラスコに入れて熱湯200mlを注ぐ。
10分経ったら液体を別のフラスコに移し、茶葉に再び40mlのお湯を注ぎ、同じ三角フラスコに。
それで出来たのがコレ。


要は熱湯でお茶淹れたわけです(ぉ
でもお茶とは呼ばない、これは抽出液だ!

で、これにクロロホルム30mlで2回、20mlで1回分液する。
このとき有機層の方にはめっちゃ水が含まれているので、表層の水をピペットで除いたら無水硫酸マグネシウムをひたすら投入!

今までは脱水にはよく無水硫酸ナトリウムを使っていたわけだが、量の多い水を除いて乾燥させるときはマグネシウムの方が効果が高いので効率がいいのです。

そしたら溶液をナスフラスコに移してエバポ。
これによって少し緑色おびた白い粗結晶が得られるのです。
む、確かに苦味な香りがする…!
因みに収量は0.11gですた。
…す、すくねぇ…orz
ボクの5倍は取ってる人もいたのに…

続いて、この結晶に温めたアセトンを数ml加えて結晶を溶解、そこに温めたヘキサンを少し加えて、カフェイン結晶を再結晶させる。

本日はここまで!
明日は実験がお休みなので、この続きは来週火曜日に。

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