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デルタのペン: TUAREG(トゥアレグ)を購入しました。

2018-10-27 17:10:52 | 雑談
海外の万年筆・高級ペンメーカーの中ではデルタが一番好みです。

というわけで、今回はそのデルタの中でも有名かつ人気のある“少数民族シリーズ”の1つ、TUAREG(トゥアレグ)のボールペンを購入したのでつらつら書き連ねます。


は、箱がデカい…

以前購入したロミオ&ジュリエット フォーエバーはもっと小さかったけど、世界限定1830本クラスになるとこんな箱に入っているのね…
ちなみに、箱にある写真はモチーフとなっているトゥアレグ族。
サハラ砂漠西部に暮らす遊牧民で、男性は目元以外を覆うような衣装を身に付けているのだとか。

ちなみに何故1830本限定なのか? だけど、これはあまり明言されていないようです。
…が、歴史的な背景として、アルジェリアがフランスによって征服されたのが1830年なので、そこから取ってきたのではないかと思っています。
アルジェリアはサハラ砂漠西部というトゥアレグ族の遊牧域に入りますしね。


箱を開けるとそこには第2の箱が。
木の蓋でネジ止めされている。


これを開けるとようやく本体登場。


良い…
色合いはグレイブルー。
デルタのペンはドルチェビータをはじめ鮮やかなイメージがあるので、それに比べると地味な印象かもしれないけど、光にかざすと他ではあまり見られない独特な色合いが楽しめます。
元々トゥアレグ族が青いターバンや衣装を纏っており「青衣の民」と言われるところからイメージした色らしいです。


クリップはトゥアレグ族の兵が使うタコーバという剣をモチーフにしたもの。
ペン先の方にはトゥアレグ語(?)でTUAREGと入ってます。


世界限定1830本ですが、これはその中で968本目のようです。


ロミオ&ジュリエットフォーエバーと並べてみたり。
長さは同じくらいですね。


次はヴィンテージコレクションと並べてみたり。
同じ青ですが、ヴィンテージコレクションの方が色が鮮やかです。大きさはTUAREGの方が大きいですね。

ヴィンテージコレクションはデルタの中ではスタンダードアイテムという位置付けですが、今年の2月に廃業してまったし、もう生産されないことを考えるとヴィンテージコレクションもある意味現存分だけのリミテッドアイテムですね…

ちなみ、今回買ったお店にはMAPUCHE(マプチェ)のボールペンと、Papuasi(パプアジー)の万年筆もありました。
デルタと言えばやはり万年筆なのでパプアジーも惹かれました。
……が、そもそも私には万年筆を使う文化がなく、無理に使ったらペン先を痛めるでしょうということと、単純に価格が倍に跳ね上がり手が出ないという理由でデルタに限らずボールペンを選んでます。

今回行ったお店は、デルタが廃業したために、在庫はあるけど店頭には並べていないとのことでした。
なので店頭にウォーターマンやペリカン、パーカー等を並べているようなお店でデルタを置いていないときは、店員さんに言えば在庫がある分は出してくれるかもしれません。

なかなかお高かったですがいい買い物でした(-ω-)

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