青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

ドラマ鑑賞記録「カムカムエヴリバディ」1976-1983★★★☆☆

2022年02月11日 | てれび
『カムカムエヴリバディ』
月~金曜8時・NHK
作:藤本有紀
出演:深津絵里 オダギリジョー

 68話
子供の頃、母と聴いていた英語講座のラジオを娘に勧めるるい。
母との思い出が持つ痛みは小さくなってきた。
自分も家族を持って子供を産んで、変わったのだろうか。
「テキスト!こんなのあったんや」と喜ぶところとか、
聞き取った英語をテキストにカタカナで書き込むひなた、安子と同じ。

今日の英会話

Every day I get up early, turn on the radio at 6:45 a.m.
わたしは毎日早起きして6時45分から
and listen to the English conversation program.
ラジオの『英語会話』を聴いてるんです
That's why I am sleepy.
だから眠いんです
Have you ever listende to it?
先生は聴いたことあるんですか?
Don't you think that's diligent?
わたし すごくないですか?

想像の中ではペラペラしゃべれるのにね…。
しかし現実では店に突然やってきたビリーに「How are you?」すら出てこない。
対してさよちゃんはビリーと楽しそうに会話している。

How much? いくら?
Sixty yen, each. ひとつ60円
Oh! No, no, no, no. My treat. だめだめ 僕がごちそうする
Are you sure? ほんとにいいの?
Yes, of course. もちろん
Thank you. ありがとう

Rui finally understood why Hinata was eager to learn English.
ひなたが英語を勉強したいと言い出した訳を、るいはようやく理解しました。


 69話
テキストの名前を「ひなた」と「ビリー」に直しているひなた。
モチベーションがあるって大きいと思うんだけどね…。
もうちょっと頻繁に会えると実践できていいのにねぇ。
日曜日の休みが曲者でしたね。
土曜のドリフ、日曜のサザエさん、漫画雑誌など、小学生には誘惑がいっぱい。
気持ちはわかる。

こうして結局、毎朝「英語会話」を聴くひなたの習慣は定着しないまま途絶えてしまいました。

そしてひなたに最大の試練が!
ビリーも・・・忍者好きならちょっとくらい日本語覚えてきなさいよ。

Closed today? 今日は休み?
I'm here to buy some... Uh, the sweets. いつかのあのお菓子を買いに来たんだけど
Where's your mom? お母さんはいないの?
Never mind. Bye. いいよ さよなら

これに対して何も出てこないひなた。
悲しい。
この日のために一生懸命勉強していたのに。
でもいつくるかわからない日のためにやる気を持続するのは難しいよね。
気持ちはわかる。

それぞれの想いで地球儀のアメリカを見つめる大月家が印象的。
るいは母と、母を連れていってしまった進駐軍さんを。
ジョーはかつて抱いていた渡米の夢を。
ひなたは純粋な憧れの地として。


 70話
自分のふがいなさをどうしようもなくて、
親に当たってしまうのもすごくわかるー。
しかし家を飛び出したひなたは電車であの河原に行ったの?
だとしたらるいはよく居場所わかったな。
素直に謝れるひなたはえらいし、
「子供にもいろいろある」って理解して、
「聞いてもええ?」って聞いてくれるるいも優しい。
でも「初恋やったんや」の返しはちょっと見当外れだったような...?
ひなたの涙は失恋のためではなく、自分の不甲斐なさへの悔しさだからね。

夏になり、るいが出産
お母ちゃんが大変なのにモモケンに悶えるひなたもかわいい。

That night, Rui gave birth to a baby boy.
その夜るいは男の子を出産しました。


 71話
いきなり「おしん」からの始まり。1983年か。
ジョーは時代劇好きというかテレビ好きなのね。
そしていきなり大きくなって登場の弟・桃太郎。

一恵も小夜子も大きくなって、進路を考えている。
一恵が一子、というかベリーと同じ道を歩もうとしているのが面白い。
一恵の短大進学を「遊んで留年するに決まってる」と大反対する一子。
ホント、どの口が言うてんねん。
小夜ちゃんに恋してるっぽい桃太郎はこの先も描かれるかな。


 72話
かなり感じ悪く登場した男の子。演じる本郷奏多くんは宮城県出身です。
しかし安子、るいに続きここでも店番中の出会い。
ということはこれが運命の出会い?

この日の「おしん」はあの有名ないかだで奉公に行くシーンですね。

「このまま家族で幸せに暮らしたい」というひなたの望みは
かつての安子が抱いた望みと同じなのね。
子供の頃に泣いた「何をやっても続かない」という悩みが今もひなたを苦しめている。
…でもそこに光明が?

Hinata had found what she wanted to be... or she so thought.
ひなたは目標を見つけた…かもしれません

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