えみち刑事(でか)の事件簿

日々のことを綴る日記
最愛の家族「ルナ」
との思い出が詰まった大切な日記です

このブログは・・・

愛犬ボストン・テリアのルナ (2007.2.8-2018.12.19) との思い出が詰まった大切なブログです。 もうルナは私のそばにいないけど これからもブログは続けていきます。

『名探偵の呪縛』 東野圭吾

2007-06-06 09:10:31 | 東野圭吾さん
作者が図書館へ行きそこでへんな村へ迷い込む
しかも作者は名探偵天下一ということになっていて
そこで起きる事件を解決していくというお話でした

前に読んだ『名探偵の掟』と同じ名探偵天下一さんが出てきますが
今回は大河原警部との小説の裏事情を愚痴り合うシーンはなく
作者が天下一になっていてそれはそれで面白かったです
どうして作者が天下一になったかというのもラストにわかります

現在『パラレルワールド・ラブストーリー』を読んでます
そろそろまた新しい本を探しに本屋さんへ行かなくちゃ

『同級生』 東野圭吾

2007-05-28 06:13:01 | 東野圭吾さん

学校もののミステリーでした
序章で身体の弱い妹の話がでてきたかと思ったら
同級生の死が出てきて物語が始まります
謎の同級生水村緋絽子のこと病弱な妹のことが
気になって仕方なかったです・・・本当に東野さんは天才だなぁ☆

私なりの途中までのあらすじです↓

主人公は生まれつき心臓が奇形な妹をもつ
高校3年生で野球部キャプテンの西村荘一
野球部のマネージャーをしている宮前由希子が交通事故死する
同級生の水村緋絽子から宮前由希子は妊娠していたと聞かされて
西村は自分が宮前由希子の子供の父親で真剣に交際していたと
野球部のエース川合一正とマネージャーの楢崎薫に告白する
その後宮前由希子は産婦人科に行くところを生活指導の御崎藤江に
みつかり追いかけられて道路に飛び出して交通事故に遭ったらしい噂が流れる
由希子のことを本気で好きだったわけではなかったが
由希子が自分を好きだということを知っていてつい出来心で結ばれたことを
負い目に感じた西村は愛する恋人を奪われた人を演じて
御崎藤江の授業中クラスメイトのいる前で由希子の子供の父親だと告白し
由希子を追いかけて交通事故死させたことを認めさせようとするが御崎は認めない
しばらくして御崎藤江は教室で絞殺死体となって発見され
容疑者の1人となった西村は疑いをはらすため川合と薫を相談相手にして
自分なりに推理を働かせて事件の真相究明に全力投球する

溝口刑事と西村のやりとりが個人的には好きでした

本屋さんで東野さんの本2冊購入しちゃいました!
今日からまた読み始めます♪♪♪


『殺人の門』 東野圭吾

2007-05-10 08:36:42 | 東野圭吾さん
この小説いろんな意味で重かったです・・・
分厚くて本が重たかったのもあるし話を読んでいると
気持ちが重くなってしまうというのもあったし

読む前にKに恐い話だとかmixi友だちのopeさんに
読んでいて不快になるみたいなことを聞いていてました

私もかなり不快な気持ちで読み続けました
途中で読むのを止めたいと思ったのは初めてです

私の簡単なあらすじです

幼い頃は歯科医の父をもちお金持ちの家庭の田島和幸は
豆腐店を営みごく普通の家庭の倉持修と小学校で出会い仲良くなる
和幸の裕福な生活の裏には父と家政婦の不倫等があった
祖母が急死し世間から嫁が姑を毒殺したのではないかと
噂が流れて父親の歯科医院は患者が減り始める
和幸はこのことをきっかけに殺人に興味を覚える
結局両親は離婚して和幸は父親の元に残ることを決意する
そこから階段を急降下するように和幸は破滅の人生を歩む
そこにはいつも倉持修がいた
倉持を何度も殺したいと思う和幸だったが
いつも殺す手前で殺意が失せてしまう・・・


主人公があまりにもまんまと倉持修の思い通りになって
不幸になっていく姿が情けないやら腹が立つやらで
気持ちよく読むことなんて出来ませんでした
和幸が自分の昔話をしているような書き方に
最終的に和幸と倉持にはどんな人生が待っているのか
気になって最後まで読むことが出来ました

『むかし僕が死んだ家』 東野圭吾

2007-04-23 10:01:36 | 東野圭吾さん

東野圭吾さんの本にまた戻ってきました
やっぱり東野さんの作品はいいです!!
先が読みたくてうずうずしてしまう感じが好きです
この本そんなに厚くないのですぐに読んでしまいました

昔の恋人沙也加に同窓会で久し振りに会う
しばらくしてお願いがあると彼女から連絡があり2人で会う事に
彼女は小学校以前の記憶が全くなくその記憶を取り戻すため
父親が残した謎の鍵と地図をたよりに昔の自分のを探しに行くのに
同行して欲しいと言う・・・少し考えたが結局彼女を過去を探しに
2人で父親が密かに通っていた別荘へ向かうそこで待ち受けていた
謎の連続と悲しい真実・・・

タイトルと関連付けて全然違う結末を予想していました
本当に悲しい家族の話でした


『名探偵の掟』 東野圭吾

2007-03-29 09:48:08 | 東野圭吾さん

名探偵天下一大五郎の短編集ということ
いつもと雰囲気がちょっと違うので「ん?」と思ったら
東野さんの遊び心が詰まったコメディタッチなミステリーでした

物語では脇役の大河原警部を中心に話が進んでいきます
主役の天下一探偵をたてる為にわざとめちゃくちゃな推理を
披露するには先に本物の犯人を推理しておかなくてはいけないと
わざとダメ警部役をこなしている苦労話があったりして面白いです

天下一さんと大河原警部のやりとりは
横溝先生の金田一耕介のお話に出てくる金田一さんと
警部さんのやりとりと同じでつい笑ってしまいました

話の途中に作者の目を盗んで登場人物たちが
小説の世界から抜け出して作者のトリックの矛盾に対しての
愚痴を言い合ったりしてて思わず笑いを堪えてしまいました

このシリーズもう一冊あって『名探偵の呪縛』という長編小説があるというので
かなり読みたくてうずうずなんですが・・・ブックオフで見つけるまで我慢します


『放課後』 東野圭吾

2007-03-17 00:13:57 | 東野圭吾さん

やっぱり東野さんはいいですねぇ♪スラスラと読んでしまいました
と言っても月曜日から金曜日の通勤電車までかかりましたけど・・・何か?

私立清華女子高等学校で数学を担当する前原は3度も命を奪われかけていた
ある日の放課後、顧問をしているアーチェリー部へ久し振りに行く
部活終了後更衣室へ行くと中から心棒で戸が固定されている
たまたま一緒にいた部員杉田恵子と部屋の中へ無理矢理突入
生活指導の村橋が死んでいた・・・ここから前原の犯人探しの日々が始まる

トリックと言うか作戦と言うか巧妙な犯人の手口には驚かされるばかりでした
私が小説の半分くらいから予想していた犯人とは全然違っていたし
犯人の動機も衝撃的でした・・・こんなことありえる???
そしてラストに思いがけない・・・ネタバレになるからここまでぇ!!


『私が彼を殺した』 東野圭吾

2007-02-20 08:44:08 | 東野圭吾さん

主な登場人物が加賀さんを入れて7人でとってもシンプルです
穂高誠・神林美和子・神林貴弘・駿河直之・雪笹香織・浪岡準子

この中の3人神林貴弘と駿河直之と雪笹香織を
主人公して物語が進行していきます
登場人物はシンプルなんですが最終的にすごーくややこしい話になります

誰が彼を殺したのかということを加賀さんがピースを1つずつみつけて
事件を解決へと導きます
最後に加賀さんが
「犯人はあなたです」って言うところで話が終わります

『どちらかが彼女を殺した』と同じ結末ですね
犯人の名前を書かないこの手のタイプは困りますよ・・・私は馬鹿だから
袋綴じの解説・・・切り取って読もうかな


『悪意』 東野圭吾

2007-02-11 13:25:35 | 東野圭吾さん
人気作家日高の殺人事件を友人の児童作家野々口が
手記としてつづったものから物語がはじまります
野々口は担当の刑事の加賀さんと同じ学校で教鞭をとっていて知り合い
野々口の手記と加賀の記録という感じで実際のやりとりではなくて
すべて紙の上に書かれた感じで進んでいきます
犯人は物語の4分の1くらいの所で分かってしまいますが
動機がわからないところから加賀の執念の追跡で事件の
本当の解決を迎えることができるというものですやっぱり東野さんはすごいですよ
今回加賀さんが何故教師を退職することになったのかということも判明します

明日からは加賀シリーズ「私が彼を殺した」を読みます
加賀シリーズで文庫本になっているのはこれで最後です・・・悲しいなぁ
早く「赤い指」もその他の単行本も文庫になってほしいです

昨日一緒にドライブに行ったKちゃんは東野圭吾を10年前くらいから愛読していて
エッセイ以外の文庫は全て読んでいるとのことなので先見の目があると思い
他に最近のいい感じの作家はいないかと尋ねてみました
『真保裕一』『恩田英朗』をすすめられました
東野さんの読むものがなくなったらあらすじなんかを参考にして
2人の作家さんの本を読んでみたいと思います


『どちらかが彼女を殺した』 東野圭吾

2007-02-05 16:22:33 | 東野圭吾さん
加賀恭一郎シリーズです☆かなりお気に入りです
前回の本を読み終わった時に何気なく本屋さんで手に取ったのが
たまたま加賀シリーズでした♪

愛知から東京へ出てきて1人暮らしをしていた園子が自宅マンションで死んでいた
園子が電話で実家に帰ると言っていたのに帰ってこないのを
不審に思った兄康正が東京の園子のマンションへ行き発見する
康正は園子の部屋を見てそれが自殺ではないことを感じて
自分で犯人を探し出し制裁をくわえる為に遺留品等を隠して
自殺だと刑事に思わせる偽装をし通報
現場に現れた刑事の中に加賀恭一郎がいた
園子の東京の唯一の友人弓場佳代子と園子の元彼の佃潤一が
捜査線上に浮かび上がってくる

読み終わっても結局犯人は?って感じでした
袋とじの解説書がついてましたが実は読んでいません
どうなんだろう・・・袋とじをあけるのがもったいない気がして・・・
開けて読んだから犯人が完全にわかるのかなぁ

この本を買ってすぐにmixiで仲良くなったopeさんに
加賀シリーズのことを聞いてみたら
『卒業』と『眠りの森』と『どちらかが彼女を殺した』と『悪意』と
『私が彼を殺した』と『嘘をもうひとつだけ』と『赤い指』がそうです
と教えてくれました

早速この本を読み終えて『悪意』と『私が彼を殺した』を買いました

『眠りの森』 東野圭吾

2007-01-25 16:20:39 | 東野圭吾さん
前回読んだ『卒業』に出てきた加賀恭一郎さんが刑事になって登場します
彼はどうやら卒業後は一度学校の教師の職についたようですが
理想をおいすぎた結果教師を止め刑事になっていました

バレエ団に強盗が入り踊り子の葉瑠子が殴り殺してしまう
バレエ団の人たちは正当防衛を主張する。。。
強盗に入った男は風間という男でこのバレエ団とは何の関係もなかった
特に盗むものがないような場所に風間はどうして強盗に入ったのか
加賀たちは真相を突き止めるためバレエ団の人たち事情を聞く
葉瑠子とルームシェアしている同じ踊り子の未緒に加賀は心を奪われる
さらなら悲劇がバレエ団に襲い掛かる・・・

この本を読んでさらに加賀さんステキだなぁって思いました
バレエって端から見ていると華やかなイメージですけど本当は
みんな苦労しているんだなぁって知りました

『卒業』 東野圭吾

2007-01-21 10:35:43 | 東野圭吾さん
国立T大の4年生 加賀恭一郎・相原沙都子・金井波香・
藤堂正彦・牧村祥子・若生勇・伊沢華江 7人は同じ高校の仲間だった
それぞれ剣道部の大会や就職活動や恋愛に忙しい日々を送っていたある日
牧村祥子がアパートの部屋で洗面器に片腕をつけて手首を切って死んでいた

発見したのは沙都子と波香で自殺をするような原因がみつからないと
沙都子と波香と加賀は警察とは別に自分たちで事件を解明しようとする
しかしそんななか新たな事件が起きてしまう・・・

少し前に読んだ
『嘘をもうひとつだけ』に出てきた
刑事加賀恭一郎さんの学生時代のお話でした

話の中で7人の中で何人かが茶道部で茶道部の顧問の先生の所に
年に1度7人で集まってお茶会らしきものをするのです
茶道で「雪月花之式」というものがあるのを初めて知りました
私はだいぶ前に友人と「裏千家の超入門編3ヶ月コース」を習いました
袱紗のたたみ方とかお茶の点て方とか習って楽しかったです
もう全部忘れちゃいましたけどね・・・

『予知夢』 東野圭吾

2007-01-18 11:52:18 | 東野圭吾さん

『探偵ガリレオ』の続編ということで続けて読みました
天才物理助教授湯川学シリーズです

今回も5話の短編集で湯川が科学的なトリックを見事に見破り
草薙たち警察の読みとは違う犯人の思惑をピタリと推理してあててしまう☆

湯川さんのモデルは「佐野四郎」さんなんだそうですが
前回とあわせて10話読んでみて私は
米村でんじろう先生を想像しちゃいました
でももしドラマ化されるなら湯川さん役を藤木直人さんでお願いしたいです

月曜日から久し振りに東野さんの長編を読み始めました
また読み終わったら記事にしたいと思います


『探偵ガリレオ』 東野圭吾

2007-01-15 12:03:34 | 東野圭吾さん
去年から読んでいましたが読んでいる途中で会社が年末年始のお休みに入り
通勤しないことから読まない日が続きたまに時間があるとお風呂で読んだりしてました
この本は全5話の短編集だったのですが、間が空きすぎて前の内容がスッカリ抜けてしまい
もう一度章の最初から読むなんてこともありなかなか先に進まずにいました
(読み終わったのは先週でしたがなかなか記事にできませんでした)

どのお話にも難事件に頭を悩ませている警視庁捜査一課の草薙刑事と
その難事件を解決へ導いてくれる帝都大学理工学部物理学科の助教授湯川学が登場する

事件は警察の推理を混乱させる科学的な偽装工作が出てきて
湯川が草薙の話を聞いて実際に現場に足を運び遺留品を見て
周りの人間関係や犯人の行動や動機を推理して
研究室に戻り実験して事件を解明し草薙や読者をあっと言わます
謎の解きの湯川の説明のところは読んでも科学の知識があまり無いので
あまりわよくわからないこともありますが・・・

1話完結のドラマ化にしてもらって謎解きの実験風景を見たいなと思います

『嘘をもうひとつだけ』 東野圭吾

2007-01-04 14:47:12 | 東野圭吾さん

昨年すでに読み終わっていましたが記事にするタイミングがなくずるずると・・・
何も知らずに買ったこの小説でした。東野圭吾さんを全制覇しているopeさんに
短編集(全5話)だと教えてもらって1日1話ペースでゆっくり読んでいきました

私が感じた印象は古畑任三郎の若い頃バージョンといったところです
犯人の目星をつけた刑事(加賀恭一郎)が犯人(または犯人を庇う人等)と対決するもの
加賀さんは犯人だと思った人と他愛もない会話をしていき嘘をついていることを
見抜いてアリバイを崩していくんです。見事です。かっこいいです。
加賀恭一郎さんは他の小説でも登場するようです(opeさん談)
一番最初に登場したのは「卒業」という小説でまだ大学生だった頃の
加賀さんが事件を解決するらしいです

元旦に実家の近くのブックオフで「卒業」購入できたので会社が始まったらまた
東野さんの世界へどっぷり浸かろうと思ってます

明日から会社です。三連休も6日は休みますが
集計作業がたんまり残っているので20日締めまでのスケジュールを考えると
とても通常の時間だけでは間に合わないので7.8日と出勤する予定です
今年のお正月はあっと言う間に過ぎてしまった印象です
でもとても天気のいい(2日はパラッとふりましたけど・・・)年末年始でした
今年はとてもいい一年になるんじゃないかなって思います


『分身』 東野圭吾

2006-12-26 17:38:39 | 東野圭吾さん
主人公が2人出てきて交互に話が展開していくので
あまりおりこうさんが足りない私はなかなか登場人物の名前を覚えられず
読んでいる途中で何度も前のページで名前を探すことが多く
なかなか読み進めることが出来ませんでした・・・
内容は充分面白かったんです単純に私の脳みそに問題があったようです


☆☆☆簡単に途中までのあらすじを・・・☆☆☆

鞠子は北海道に住む18歳の女の子
いつの頃からか母親に愛されていない自分は両親に似ていない
と思い始める・・・高校生の時に家が火事になり母親が焼死
大学生になり母親の親戚の家へ居候するがそこで母親の残していた
東京の地図や昔の写真をみつける・・・鞠子は両親の過去をさぐろうと決意する
双葉は東京に住む20歳の女の子、父親のいない私生児で看護師の母親と
2人暮らしをしていたがアマチュアバンドのボーカルをやっていた双葉に
テレビのオーディション番組の出演が決まり母親に強く反対されるも
内緒でテレビに出演してしまう・・・そして事件が起こる