大河第一回見ました
すっごい面白い…
主人公栄一側はわくわくする明るい楽しい面白さ
子役の男の子が無邪気で可愛いし、身もふたもない言い方をしますがそれなりの分限の一家ゆえに、最初から多少のチートがあるのであまりひどい扱いはされないだろうという安心感みが強い
同じ脚本家の「あさがきた」もそうだったんだけど主人公がお金持ちの家で育っている、というのはそれだけで安心できるのですね。
経済的に余裕がある分、出てくる大人たちに一定以上の教養と道徳心がある。
両親が賢く優しい。
そういう人たちに育てられている太陽みたいに明るい子供、という安心感。ひねくれようのないまっすぐな人物。
おしゃべりで活動的、そしてすごーーーく賢い!! 難しいこと謎なことを考える力がある思いやりもある。
多少の挫折は跳ね飛ばしそう。主人公タイプとしてぴったりです。
一方、W主人公ともいえる徳川慶喜側がなんかもう歴史の表側なんだけどぞくぞくする陰の面白さです。長く長く続いた徳川の最期の将軍になるはずのなんかもう賢すぎる子供。
美しい子供でしたね。上に立つものとして大切に育てられているはずなのですが、なんと冷たい目をしているのでしょう、この子役もうーーまーーーいーーー!! 絢爛豪華な舞台なんだけど目がとても抜け目なく鋭くて寂しいのです
これから歴史のえげつない転換期に巻き込まれていくんだというはらはらがたまらない。
あさがきた、で言うところの主人公あさのお姉さんの「はつ」役でしょうか。流されまくる人生を歩む側です。
こちらが面白ければ面白いほど主人公側も面白くなるのです。
キャストは今のところすべて完璧だと思います
あとね、あと、玉木宏の存在感よ。
あーーあんなに汚いメイクと汚いぼろを身にまとってるのにあの佇まいと美しさはなんだろうね。
私はこのころの幕末歴史にとても弱いので彼が演じる高島秋帆ってひとを全く知らないんだけど、今回殺されるかと思ったら予告ですっきり美しくなって出てきてるのでわーー、となりました
調べてびっくり。オランダ語にもちゃんと意味があったわ!!
素敵。彼は今の関西大学の元になる学校を作った人でもあるんですね
掴みがとても面白かったのでとりあえず帯録することにしました
来週も楽しみです