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日常と日記
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暑い日々 東京03とキングダム

2023-07-29 | 日常
昨日は東京03の単独を観てきました

私はとってもうっとおしい角田さんが大好きなので今回も
いつもと同じくらいうざったい彼をいっぱい見られて幸せでした
めちゃくちゃ笑ったわ
コントの合間のフィルム映画もちゃんと本編に繋がってて非常によく出来た
数幕の喜劇芝居を見せられてあーもー幸せったらありゃしない
私はお芝居が好きでときどき劇場に足を運ぶんだけど
東京03のコントはどんな演劇にも負けないくらい見ごたえありますね
全員滑舌がよくて聞きとりやすく間合いもとても気持ちいいです
それがときどきおぼつかない劇団もあるので。東京03はもう神の域
とはいえちきぢきネタ飛んだりしてる。うまくごまかす。そこも好き

東京03といえば某しまだとのアレが未だにトラウマのように残滓がちみちみと刺激するのですが、ほんとにあの人情と発狂にゆらぐヤクザみたいな奴にこんな素晴らしいユニットが潰されなくてよかったです
まー才能ある人たちだから結局は忖度や圧力なんかもぶっちぎって今の位置にいたとは思いますがね

でそのあとバスクチーズケーキとコーヒーのんでまったりした後仕事帰りの友人たちと合流し
タイ料理を食べに行き

すごく美味しい店だったのでまた行きたい

おしぼりが分厚くて匂いが違うそしてその匂いも邪魔にならない立派なものでした
エビ剥いて食べたりするからね

そして昨日初日のキングダムの3を見てきたざんす!!

とてもとーーーっても面白かったし画面の迫力に一瞬も気が抜けなかった中
一つ二つ不満がある

吉沢亮君演じる政ことのちの始皇帝。かれがなぜ中華全土を支配しようと思ったか、その哀しい非情な過去を回想で語るシーン。
そしてその心意気に王騎将軍が心打たれ、(というふりをしているだけという説も)隠れてそれを聴いていた信ことこの物語の主人公、彼も心打たれ「よっしゃ絶対こいつを中華の王にしてやるけん」とこぶし握りしめ、、、
はええんですけどね
原作に比べて政の悲惨さが全然足りない

趙国でもうえげつないほどの虐待を受け、実の母親からも憎まれて
世の中に俺たった一人、と体と心の激しい痛みにのたうっているうちに
感情や感覚の一部をなくしてしまったという設定
その趙から命からがら秦国に脱出するんですがその際見返りなき手助けをして結局は追手により一人ずつ惨殺されてしまう影の商人たちに約束した
「月のように光り輝き人民を導く中華の王に俺はなる」

それはいいんだ

ここは政がどれだけどれだけ趙で人質として酷い扱いを受けてきたかを描かないと、ダメじゃん。

どん底から這い上がった王は古今東西、貴方様だけなのです

を何回か決め台詞にしているのに!!

原作ではそれがちゃんと描かれてるんだけど
敵地に捨てられた小さい何の罪もない子供がめちゃくちゃに虐待されて(それは実の母親にも)…るシーンが
映画ではジャイアンとかいじめっこにちょっとぼかすか殴られてるもうどう見ても大人の吉沢亮君なんですよ悲惨さ全然足りない

めちゃくちゃ殴られたり蹴られたりして抵抗もできないでいる割には
マイキーもとい政君ってば
めちゃめちゃ美しいの。汚い格好なんだけど光り輝く美形だから
ちょっとした汚れは化粧みたいなもんなんだすわ
顔に傷もないしな

命からがら逃げだしてるはずなのにわりとそれがのんびり、に見えたりして
追手が見えた途端慌てて付け焼刃のように応酬したって、
いやのんきにハイキングみたいにお弁当食べたりとか雑草畑みたいなところ
うえうえ言いながら「おれはーー父からも母からも捨てられた男なのに
皇帝なんかになれるものかー」みたいに自分の幻影と戦ったりしてたやん

そんなんやってるから追いつかれてみんな殺されるんやんーー

とかいろいろ突っ込みたくなるシーンがちょろちょろありました

けどまあ総じて後半の合戦シーンは楽しかったーわくわくするほど。
そして
私が楽しみにしていたリーボックな

小栗旬かーーーい。
今回一瞬だけ出てきたけど得体のしれない爽やかさとか隠しきれない知性とかそこがかえって不気味なのよ、みたいな感じではなく、へらりへらへらしたぬらりひょんみたいな演技イメージで来られてしまいました
確かに
確かに李牧は、いわばラスボスですよそれなりのキャストでないと駄目なのはわかります
小栗旬はネーム的にはピタリなのでしょう

そこに橋本環奈ちゃんがいたからもう銀魂ですかと
もーーーー漫画みたいだった

はっ
キングダム、漫画やん。…ならこれでいいのか
あと最後に出てきた吉川晃司様すごく怖かったわ
素晴らしい演技でした
次の映画まで待ちきれない