えみくり情報

日常と日記
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お芝居が見たい

2020-05-09 | 芝居
あまりにも12人の優しい日本人のライブが楽しかったので、三谷の芝居のDVD、持ってる奴をあらためて見たりしています

三谷のお芝居はチケットが取れる限り見に行ってるんですが、今まで見た中で一番好きなのは「コンフィダント・絆」という芝居で、若き日のゴッホ、ゴーギャン、スーラ、シューニッケルの四人の画家たちが青春を楽しんで浪費して愛し合って憎みあう、なんか同人友達みたいな、若い頃の共同生活の日々を描いた作品です。
超天才なんだけど人間的にアレなゴッホを生瀬さんがやってて可愛くてね。彼はこどもじみていて社会生活不能者なのですがとにかく描くものは素晴らしいの。
でも売れないの。とにかく素晴らしいものを作るのに、売れない。

相棒ゴーギャンは彼に一身に依存されている気のいい人で、面倒見もいい。親友ゴッホのことを「この馬鹿迷惑ばっかかけやがってくそーー」、ってしょっちゅう怒るんだけどそんな馬鹿な親友の作るものはとてつもなく素晴らしくてどうしても見放せない。
内心ちょっと嫉妬もしてるんだけどそれ以上に才能にほれてしまっているの。売れないなんて世間がおかしいと思ってる。多分ゴーギャン自身も天才だからあせらないの。寺脇さんがやってる。頼もしくて器のでかいゴーギャン。

そしてスーラが中井貴一さん。
彼は独自の描画手法を編み出して人気が少しずつ出始めている作家。自分の描く絵に自信はあるし実際売れてるけど、でも内心やっぱり天才のゴッホにかなわないことわかってて、自分は単に売込みが上手いだけでは、と不安に思ってる。
とても貴族的で賢くて、そして悲しいくらいずるい。うまいのよ、うまいの中井さん。

そして最後にシュフネッケル 。
彼がとにかく素晴らしいのです。相島一之さんがやっている。
彼だけが他の三人に比べてとてつもなく凡人なのです。
凡人だけど底抜けに気がよくて、優しくて、家賃や足りない生活費も彼が喜んで出してる。なんでかって彼は絵を描くことが好きで、絵の上手いほかの三人のこと大好きなの。彼らと一緒に絵を描いて、共同生活できることが嬉しくてたまらないのね

彼だけは凡人過ぎて自分と他の三人との差が「本当には」わかってない。
ただただ、素晴らしい三人の友達のことを尊敬していて大好きなのね

そこに一人のディーバが絡みます。母性の塊みたいな絵のモデル。堀内敬子さんが綺麗で可愛かった。歌が上手すぎるよ。
カノジョは冷静に四人の画家たちを見ている。

楽しく前向きな若い芸術家たちの四人の生活、最後にばらばらになってしまうまでの燃えるような青春の日々が涙出るくらい美しかった。



これDVDになってるのかしら。思い出して、今更もう一度見たくて見たくて見たくて見たくてたまりません。たまらなくなってしまった

今検索したらDVDになってる!!
嬉しい、買います…!!と思ったんだけどなんかパルコの公式の販売ページが消えてる
がーーーん


中古ならamazonで買えるみたい。こういうソフトは公式で買うべきなのはわかってるんだけど、すみません。ポチってしまいました








12人の優しい日本人

2020-05-06 | 芝居
もうすぐ始まる

すごくドキドキするんだけど、アーカイブとして5月一杯残すことになったと公式発表されました。だからまあライブで見なくてもあとからいつでも見られると安心です
二分前
待機者が4800人越えました

では楽しんできます

前半終わりました
15;28

いつのまにか15000人以上が見ている
すっばらしく面白かった。後半待ちきれない
これお金取れるよマジで。

もしかしたら演劇界に光差すかも、と思ったけどこれはものすごくちゃんとした緻密で面白い脚本の会話劇だから成り立つのかな

では18:00の後半までバナナジュースでも買いに行ったりして備えます

後半はこちらから

今カーテンコール終わりました

すすすすす素晴らしかった…やっぱり2号は相島さんにつきる
生瀬さんのも見たけど、生瀬さんはどこかリア充の匂いが隠せないのね。
相島さんのヒステリックさと哀しみがものすごくてね、もう泣けるし最後の「無罪」ってつぶやくところがああ、…この人解放されたんだ、って強く思うのです。

ほぼセリフだけのこの芝居のとてつもなさ。ああ、見てよかった。
ライブで見られてよかった。としとったサンシャインボーイズに伊藤君がいないのだけが悲しかっただけ。素晴らしくて素晴らしかったです
近藤さん、あんたすごいよ。ありがとう。サンシャインボーイズのメンバーじゃないのにほぼ座員の近藤さん、ちんげさん。大好きよ


ミュージカル「チェス」見てきました

2020-01-26 | 芝居

チェス。えみこと二人で観に行って来ました。
初演は1986年です。以降何度も何度も世界中で上演されている有名なミュージカルです。
冷戦時代のアメリカとロシアのチェスのプレイヤーの代表選手が、国やら自分の過去やらめんどくさい恋愛やらを背負ってあれこれ悩んだりする話。
音楽はあのスウェーデンのABBAの全曲書下ろし
どのナンバーも気持ちいい


私のめあてはサマンサ・バークスです
レミゼのエポニーヌで世界的歌姫になりました
今回のヒロインです
このフローレンス役は2008年度版ではあのアナ雪のイディナ・メンゼルが演ってるんですよね。
とにかく今回のこの役もきゅんっとなるほど可哀想でいじらしかったーー
今も昔も男は勝手やな!!とため息が出る

幕間に、偶然観劇友達三人と会ったんだけど
「こんなに凄いメンバー呼んで凄いセット組んで凄いオケ入れてるのにチケットがあまり売れてないのよ。宣伝がへたすぎるねん」
みんなとっても悔しがってた。
今回、このあとのエリザベートのチケットとの抱き合わせ売りもしてるみたいです。エリザはチケがなかなか取れないので、こんなんでも飛びつく人いるでしょうね。

抱き合わせ商法とは
大抵の場合は、多くの人が入手したいと考えるような購買率の高さが期待できる(人気商品)と、人気がなく売れ行きが芳しくない商品(不人気商品)をセットにして販売する例を指す。


けどチェスも素晴らしいのよ。
不人気とか言われると悲しくなってしまうわ



それはさておきサマンサ・バークスといえばもちろん代表作はエポニーヌです。
エポニーヌといえば、マリユスへの片思いと、それからコゼットへの嫉妬ですね。マリユスのどこがえーねんってのはまあ置いといてね。

クラシカロイド二期19話でベートーヴェン先輩との絆な相手であるモーツァルトへの嫉妬にさいなまれるシューくんの可愛さいじらしさ惨めさ切なさに身悶えたものですが、このシューくんがすごくエポでね、もううるうるしたものですわ。

先輩をかばって死ぬ間際になら先輩はシューくんにチューしてくれるかしら、とか思ったりね。くーー

ミュージカルのあとはおぢろうちゃんやてっちゃんたちと新年初の飲み会でした
久しぶりに沢山沢山飲みました。
ビールにスプマンテにワインで今ちょっと酔っ払いです
楽しかった。


今からイキウメ

2019-11-23 | 芝居

イキウメの舞台に行ってきます
それにしてもなんでこんなカンパニー名にしたんだろう。あえて調べていません。
上のピンクのモーツァルトはシャムちゃんです。

劇団新感線けむりの軍団見てきた

2019-10-18 | 芝居

里中守先生と一緒に二人でうふうふと見てきました。

開演前にへーこちゃんとえみこ(このふたりは観劇にあまり興味を示さないのだなんでだ。けどやさしいのでチケットがだぶって取れたときなどは付き合ってもらえる)と計4人でイタリアン。たらふく食べたのに終演後既に腹が減ってるのはなぜだ。
食べ盛りでもないのに

けむりの軍団
もうひたすらに太ったじじいの古田新太がかっこいい。
裏切ったりだましたり悪い奴がいい奴だったり、絶対味方になるだろうと思った奴がならなかったり。
だましだまされ。面白かったです
あらちんもなるしーもさすがに老けたなあ。
それでもとってもかっこいいんだけどね
おれたちの橋本じゅん様は今回出てなかったけど俺たちの高田聖子ちゃんが出てたのでよし。清野菜名ちゃんがうまかった。あれだけ動けてセリフもしっかりしてる若い娘さんは珍しい。素晴らしかったです。
早乙女太一君はさすがとしか言いようが無し。

コンビニでオムライス買ってきた。
いいんだもう。太っても

愛と哀しみのシャーロックホームズ

2019-10-04 | 芝居

おぢろうの里中さんと見てきました

 

めっちゃ面白かった

もう三谷は見ないでいようと酸っぱい葡萄してたんだけど(チケット取れなさ過ぎて切れた)これは里中さんが取ってくれたので行けました

 

佐藤二朗さんに萌える日が来るとは思わんかった

シャーロックはよくある歪んだ天真爛漫形。ACみが強くて可愛くて好きな人は好きだろうなって

ただ三谷さんの世界ではおなじみの

「空気読めなくてやることなすこと悪気なく失敗してそれでも愛らしい」

キャラクターが今回は迫田孝也さんが演じるレストレード警部の独壇場だったんですよね

間合いよくてうまいしカツゼツよくてボケがきちんと決まって、最高に笑えたんですよ

可愛い、を全部持ってったです。歪みがない分わかりやすい。

そして佐藤二朗さんのワトソンがとにかく良かったのです。今まで見た佐藤二朗とは別人のような気がするくらい。

彼は本来こういうしずかな突っ込みタイプなのではないかと思います。ほんとに根っから信頼できるいい人って役がはまるはまる。

僅かな闇もあるのです。それを晴らす役目なのがシャーロックなのですね。そしてそんな闇があっても結局どうしても「いいひと」。シャーロックですら好きにならずにはいられない気のいい優しいいいひとなんです。

これぞ俺たちのワトソンだ!!

素敵なコンビでした。愛と哀しみとはうまくつけたものだと思いました

しかしこの二人はだれがやっても萌えるバディなんだなー。まさか佐藤二朗さんで…こんなに…萌える、とは

 

あとマイクロフトもハドソン夫人もそして依頼者ヴァイオレットも全員が愛らしくて、みんなうまい。

内容としてはいろんな謎。謎、謎をシャーロックがすねながらふてくされながらも解いていく。楽しいです。

ひとつ。スコーンの焼きたてをオーブンからとり出してすぐにつまみ食いできないことなんかは、作ったことがある人でなくてもわかるので、ここは謎ときとしては弱かったかな。

そんなもん素手で盗んで丸呑みできる人はいません。面白かったけどね。

スコーンは当時まだイギリスでは「スコットランドから来たよくわからない食べ物」であるって設定もベタなほどにわかりやすく説明するくだりもあったし。これには「へーーーー」でした。もう超昔からイギリスには普通に存在しているものだと思ってた。


 

それにしても迫田孝也さんはイイですね。真田丸で知った人ですが、ほんとにうまいし可愛い。発音が綺麗です。はきはきした気のいいそのくせこずるいお馬鹿ってほんとに笑えます。素晴らしかった。

コメディもっとでてほしい。間合いが最高でした。


ブラツケン・ムーア~荒野の亡霊~見てきた

2019-08-31 | 芝居
半端無く美しい岡田将生くんをまた見に行って来ましたお
見るたびに上手くなっていきます。顔だけやないねんでー

1937年、イギリス・ヨークシャー州。裕福な炭鉱主のハロルド・プリチャード(益岡 徹)の元に、ある日エイブリー一家が訪ねてくる。かつては家族同士で仲良くしていたのだが、10年前にハロルドの一人息子・エドガー(当時12才)が、ブラッケン・ムーアという荒野の廃抗に落ちて亡くなった事故をきっかけに疎遠になっていた。それ以来、エドガーの母親・エリザベス(木村多江)は家の中でふさぎ込んでおり、彼女を励ますためにエイブリー一家はプリチャード家に数日、滞在する予定だった。エリザベスはエドガーの親友であったエイブリーの一人息子、テレンス(岡田将生)と再会すると、亡き息子への思いを溢れんばかりに話し出した。
しかしその日から毎晩、うなされたテレンスの恐ろしい叫び声が、屋敷中にこだまするようになる。テレンスはエドガーの霊が憑依し、何かを伝えようとささやいてくると言う。やがてエドガーの霊に憑りつかれたテレンスは、事故現場であるブラッケン・ムーアに向かう。そして事故当時の知られざる真実が、少しずつ明らかになっていく――。

ブラッケン・ムーアはいかにもイギリス戯曲でとても暗くじめじめしているんだけど、それでもとても面白かったです。
一人息子を事故で亡くしてしまった夫妻がかわいそうでかわいそうで。
暗い田舎のお屋敷で死人のような生活を十年以上も続けている夫婦。
彼らをある意味救う役が岡田くんです。彼は異物であり天使です。

妻はどうなったか。そして夫は。
このふたりがすごく上手くて木村多江さんってこんなに演技のうまいひとだったんだと驚きました。か弱く、しかし目覚めてからのりんとして美しいこと。
そしてなんといっても旦那役の益岡徹さんです。天才のおじさんだと思います。

旦那さんは目覚めるのですが、それでもあえて自らの意思で目覚めず、暗い屋敷で生きていくのでしょう。
炭鉱会社の社長さんです。時代は第二次世界大戦の前。ヒトラーが台頭しだす頃です。裕福ではありますが、この先エネルギー革命が起こることは芝居の中でも時々匂わされています

このまま彼はじっと黙ってあの暗いくらい屋敷で過去を悔いながらも死んだように生きていくのかしら。息子の日記帳を胸に抱きながら。涙や悲しみは見せてはいけないと自らを戒めながら孤独に。

もう彼の「当時の責任ある大人の男」としての生き方に泣けてしょうがなかったです。彼はどこにもいけない。彼だけが救われない。なぜなら彼だけが古い時代の地位ある大人の男だからです。

岡田君とカーテンコールで何度も何度も握手していました。素晴らしい芝居でした。

芝居後観劇した七人でお茶しながらあれこれ話し合ってわかりにくかったこととか解釈とか語り合いました。これが楽しい。

もしかして死んだ息子はゲイだったのでは、と語り合いました。許されない時代ですよ。それで父さんはすごく息子にきつく当たってしまったのではと思います。せっかくの楽しいハイキング中、「女みたいな仕草はやめろ」と怒鳴り怒り狂ったお父さん。理由のわからぬお母さん。
もちろん芝居の中にはゲイという単語は出てきません。けど多分。
妻はそのときのことを思い出してついに旦那を責めます。あのこがかわいそうだったと。あのあと死んだのよと。
夫に従順で物静かな妻が初めて夫に激昂します。
息子が死んで十年たってやっと。

けど父としては時代的にそれは怒らずにはいられなかったのですね。
近いうちにゲイはユダヤ人と同様収容所に送られるような狂った時代がはじまります。

事故だったのかしら。それとも。
ホラーかミステリか、社会派っぽさもあります。もう一度最初から見たいです。

北加賀屋でアボカドもらったことと「半神」

2019-06-29 | 芝居
金曜夜、えみことよーこちゃんとおぢろうの里中さんと「半神」を観劇してきました。
萩尾先生のあの原作と、野田秀樹のアレを若い人たちがめっちゃ熱く演じていてとても良かったです。辛くて美しい話。
演者に母のお友達のお孫さんがいる。美人でスタイル抜群です。
声も良くとおるし動きも良くてよかった
終演後声かけようかなと思ったけど遠慮して差し入れだけ渡してきました


観劇後ビールのみのみ里中さんがアボカドをくれた。
前にも書いたけど、彼女んちの近所にアボカド専門店があるのです。


2とシールに付いています。つまり二日後が食べごろなのです。
明後日食べるのが楽しみです
シューベルトとアボカド

公演後はもちろん飲みです。みんなで見た芝居の感想などを言い合います。
これが楽しい。

シューくんとハイボール。あれグラスがシューくんのおともだちみたいよ。


47都道府県のハイボールが飲めるお店に行きました。
私は温州みかんハイボールです。和歌山は梅だったので里中さん(和歌山出身)を裏切って愛媛のみかんを選んでしまいました。おいしかった。みかん!

焼き餃子美味しくていくらでも食べられそうでした😋 

ところで北加賀屋。なんか若い人たちが芝居小屋とかいい感じのワークショップとかの町にしていくみたいです。素敵なカフェとかもありました
ここがいつか東京の下北沢みたいになればいいな😊 
うちからも近いし。


帰り、えみこに「シューベルトのますを聞く音楽会」に誘ってもらいました。
真夏ですが絶対に行きます。嬉しいです

あ、三大交響曲のコンサート、チケットとれました。
けど三階席だーーーーーーーーーー
寝放題許可来たーーーってことですか。はい。

入梅と台風とアメトーーク

2019-06-26 | 芝居
金曜夜若い役者たちの舞台をちょっと変わった箱に見に行く予定で
(指定席ではない。入り口で予約していたチケットとドリンク券を買う)
楽しみにしていたんだけど
梅雨が台風に代わる可能性もあるとか。

ただでさえG20サミットとかあっていろいろ大阪大変なのにーー

天気予報では、金曜はもう暴風雨圏から外れてるとか言ってるけど
今回は私が「行こう😘 」と芝居友達誘った上に芝居にあまり興味のない相方えみこまで誘ってしまったからえらい目に合わしたら申し訳ないです


宮迫さんは、「間接的ではありますが」特殊詐欺の被害にあわれた方に申し訳ないことをしたと思います、って言えばよかったのに。そっちのほうを見て話すべきではなかったかしら。確かに直接被害者に酷いことしたわけではないですよ。だからそんなときこそ間接的に、を使うべきではないかしら


世間を騒がせたことや会社のほうばかり見ている。そっちばかり見て言い訳してるからみんな余計に腹立つのではないかしら。
アメトーーク大好きだったのでやるせないです
あの人たちの中に好きな芸人さんが一人もいなかったので、それだけはよかった。

ローソンにあったおにぎり買ってみた。大阪味って。



ソースで炒めたご飯に紅しょうがとか入ってた
味が濃いので私は苦手だけど、好きな人ならたまらんでしょうねえ😶 

イキウメ「獣の柱」

2019-06-15 | 芝居

見てきました。相変わらずイキウメのちらしはかっこいい。毎回毎回ほんとに美しい
誰が作ってるのかしら。

あーーーーー
あーーーーー

今回も素晴らしい。あーまだ頭の中が整理できない。

一言で言えば、天から得体の知れない隕石が落ちてきて、それを見てしまった人はこの世のものとは思えぬ多幸感に包まれて、もう何か食べることも排泄することも、考えることも忘れてただただ幸せになってしまう
人間ではなくなってしまう感じです
それで餓死してしまったり事故にあったりで死んでしまうのです


隕石を使って悪いことをする人も出てきます
そのうち隕石だけでなく、ついには東京タワーくらいの柱が世界中に次々と落ちるのです
落ちる場所は人口密度の高いところです。
逃げる人々。けれど一斉に逃げてそこの人口密度が高くなると柱が降ってくる。ばらばらに動かねばならないのに人はやっぱり群れて動く。そして柱が落ちてくる。
柱に潰されるもの、柱に見とれて幸せに死んでいくもの。


これは粛清なのか。
粛清されるものとされないものの違いって?
安楽死と何が違うのか。幸せに死んでいくのは確かだけれど、それを良しとしないものがあがく。あがいた先には何があるの。

ノアの箱舟や終末のラッパなどの聖書からの逸話がいろいろ出てきます。芝居の最中考えることだらけです。



私達はどちらにはいるのかしら。
多分私は幸せの柱に見とれてしまってわけもわからず死んでいくタイプだと思う
情報弱者だし。共同体で助け合い一から何か作り出し死ぬほど努力して働いて生きていくのってもう今更出来ないし。

どっちが幸せなんだろうか。
農業をしてコロニーを作って逞しく良い人として生きていく人もいれば、レミゼのテナルディエ夫妻みたいな恐ろしい人たちも出てきます。
こちらは、汚くてもなんでも生きていくタイプとして描かれています。
「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや。」
って会話を男がするくらいだから悪い人なんだけど学はあるってことなのでしょうか。とても残酷で怖い


けど生きていたらああいう恐ろしい悪い賢い人たちや何かと戦わなきゃならない。それでも生きていくほうがいいのかな。



とにかくめちゃくちゃ面白い。イキウメを教えてくれて誘ってくれたおぢの里中さんありがとう。秋の公演も行くわ!!

そして秋はこれも行くわ。チケット取れますように!!


死と乙女!!  シューベルトーーーーーーーーー



明日はオペラだ。居眠りしないように今夜はしっかり眠らなきゃ。



ハムレット

2019-06-08 | 芝居


私はこの岡田将生くんの美しいハムレットを見に行ったのです
なのに狂人を装うハムレットはわざと汚いメイクしてボロまとって、そのまんまほぼ最後まで。
最後汚いメイクは落とすのですが、オフィーリアのお兄様レアティーズ(好き)との決闘シーン、
そこでやっと綺麗な顔になるのです。
なのに。
演出で決闘シーンがフェンシングになっているのでその顔すらも面で隠して…ぅおい!!



きききききれいな岡田君を見せてよ!!と芝居の大半ずーーーっと思ってました。
生で見る岡田君はほんとに顔は正面からも横も整いきっていて、高身長足の長さしなやかでほっそりしているけどしっかりとある筋肉等姿かたちも何もかも美しくて、
くるくるの巻き毛もちょうどよくて(薄くもなく爆発もしないひたすらちょうどいい)何度見ても驚愕します
今まで彼の舞台はウーマンインブラックっていう古典と、戦場のボーイズラブ大人計画の悪乗りを見ていてそのいずれでも岡田君だけは信じられないくらいぴかぴかの美男子でした。

今回念願のハムレットだったのにーーーー



今回のハムちゃん。
演出でしょうがやたらとホレイショとのボーイズラブでした。
あまりの仲睦まじさに、オフィーリアが気の毒になるほどでしたが
逞しいレアティーズお兄様がすごーーく妹のオフィちゃんを愛おしんでるので
「あー兄妹でなければなー」って思いましたとさ。


だって岡田君もう生身の人間とは一線、画してますよ。あれはもう。どんな女が相手でも霞みます。

それでもあのオフィーリアのお墓のシーンでは今回も「ハムの奴め。お兄様にグーで殴られればいいのに」と思いましたことよ。

岡田将生くんのハムレット

2019-06-07 | 芝居
ハムレット観劇してきます
多分今まで見たどのハムレットより美しいであろう、岡田将生くんの舞台のチケットが取れましたのでね。

クラシカロイドのベートーヴェン先輩もしょっちゅうぶつぶつめんどくさいよくわかんないこと呟いていて、苦悩するポーズとか傲慢で人の言うこと聞かないとか立ち居振る舞いとか眉間の皺とか、あとすごく美しいところとかとにかくすごくハムレットっぽいと放映時からずっと思ってました


ベートーヴェン先輩はシェークスピアのテンペストに縁があると思ってたんですが(ピアノソナタ第17番ニ短調作品31-2「テンペスト」)、
このタイトル由来が音楽史上最悪の捏造男アントン・シンドラーが遺したものらしくどこまで信じていいのか苦しいところ。
でも先輩がシェークスピアを読んでないわけがないのできっと着想得たりしてると思いたいです

シューベルトはシェークスピアで三つ歌曲を作ってるそうです。
有名なのは「きけきけ雲雀を」
youtubeにもありました。でも歌バージョンはないのね


モーツァルトはないそうですね。当時の超流行作家同士なのにコラボしないとは。
モーツァルトのシェークスピア歌劇とか絶対に面白くて楽しかったと思うのにーー

この三人について詳しくいろいろ書いてくれているとある方のブログがあって、更新は完全に止まってるんだけどブクマして大事に読ませていただいてるので消さないで欲しいなと心から思っています。こぼれ話とかすごく面白いのです。ブログ自体がどんどん減っていく。たくさん読むのが好きなので廃れないで欲しいですの。交流とかはツイでいいけど旅行記とかこの手の資料的記事とかはしっかりたくさん読みたいのです



今回の舞台はオフィーリアが黒木華ちゃんなんですよね。
華ちゃんは好きですが、今回に関してのみ言ってしまえばオフィーリアよりハムレットの方が美しいっす。
しかもハムのママが松雪泰子様ですからね。舞台はこの母子で光り輝くことでしょう。
観るのが楽しみですが、あかんかったらここで愚痴る。

フェルメール展行ってきた

2019-05-10 | 芝居
フェルメール展


ものすごく人が多くて六枚の絵を見るだけでへとへとになりました

黄色の令嬢がちびキャラになってて、思わずグッズを買いました


ミッフィーとフェルメールさん


しっかり鑑賞した後天王寺MIOの中二階(素晴らしい飲み屋街)でえみことたらふく食べて飲んで、
ビアンシュールで美味しいパンを買って帰りました

うちからはチンチン電車一本で天王寺へはいけるんだけど
路面電車天王寺駅の「電車が参ります」っつうアナウンスの声が、ものすごいイケボ。
石田彰さん+梶裕貴さん÷2かって感じのハイトーンの若い美青年ボイスで聞くたびにどきどきします

「予告殺人」とGOTの字幕が変な兼

2019-04-16 | 芝居


一言だけ。「予告殺人」

もうテレ朝はクリスティをドラマ化しないでー。死にそうになったわこっちが。


あと昨日書いたGOTの字幕が変な件。やっぱ問題になってましたね。

なんか世界同時放映でネタバレは絶対に許されないから、日本語字幕をなんか本国のスタッフが極秘でこっそり作って出したそうです
だからスタチャンの人たちは悪くないみたいです

つうか日本語ちゃんとネイティヴで、ちゃんと1話から字幕でチェックしてるオタクの方もいるだろうに
その人雇ってよーーー。もーーー。一話に何十億も制作費使ってるんだからそれくらいはしてくれても。ぶつぶつ

とにかくこのシーズンのラストまではこの変な字幕不可解な台詞の応酬で行くそうです。
がんばって慣れます。話はわからなくもないし。
あーあ、楽しみにしてたのに。とほほ。


そしてシューベルト、うにゅうにゅさせてます。がんばる。と思ってたら母の具合が悪いみたいで右往左往
今日は弟が病院に連れて行ったけど、明日もしんどそうなら私が付き添いたいと思います

明後日は自分の検査もある。いろいろ大変だけどがんばって生きよう。


ビッグバンセオリーシーズン10が終わってしまった

2019-03-24 | 芝居
シェルドンがついにエイミーに結婚申し込んでた
しかも唐突に

これ次のシーズンで種明かしなんだろうけど私一年も待てないわ。現地版見ようかしら


そしてシェルドンにちょっかい出すラモーナが憎くてたまりません
大嫌いな女だわ。マジ嫌い。とにかくひとのものに手出す女は糞です、って私すごくシェルドンとエイミーが好きなのね。
いつのまにかカップルで好きになってたみたいです。

二人が一時別れてたときは、どっちも互いに未練タラタラなのでそれはそれでニヤニヤ楽しかったし
エイミーがもてるのはエイミーがめちゃくちゃシェルドンのこと好きなのがわかってるから平気だったんだけど
シェルドンがもてるのはものすごく腹立つっていうか気持ち悪い。
シェルドンが小さい子供みたいだからそこに付けこまれるみたいで。
ぐいぐい乳押し付けるんじゃねーよと。大抵そういうタイプなんだよ。ちょっとずつ進めない女なんだよ、あつかましいんだよ

クイズで来た女も今回のラモーナも自信満々のチアリーダータイプ。エイミーと違って。
ペニーはその点チアリーダータイプのブロンドなのに好感度高いのは多分、ちゃんとシェルドンらオタク男子たちの子供っぽさをときどきキモがりつつも理解して愛してくれるからです。