流星のきずな☆彡

2009.8月からの〜雑記~最近はボャッキー気味

2013-11-16 11:48:52 | 父 母
母と施設の車で担当の介護士さん付きで
12日に父の墓参りに行った

体調が良かった時は同じフロアーの人達と
施設の行事の時に(お花見や初詣)出かけたことはあったようだけど
私とは初めての遠出

熱かった今年の夏
当初7月に予定していたのだけど
母の体調も悪かったので延期
…正直8月のお盆の頃父が連れて行くのでは…?と思っていた

秋になると食欲も戻りはじめたが体重は30Kgを切った

足や腕をさすると服の上からなのに骨を直に触っているようだ
皮膚も薄くちょっとのことでも床擦れのように剥けてしまう

腕の硬縮もあり、両腕で胸を抱いているような…
その状態をみると自分の身体を守っているようにも見える

3人の親を看取った友人いわく
「食べなくなることもそうだけど、それは、そろそろ旅立ちの準備に入ったんだと思う」と

うん。そうかもしれないね。

ずっと私が熱望していた父の墓参り
諸々のタイミングを調整してやっと実現☆

この日は朝から冷え込み、今年一番の寒さになるなんて予報だったけど
墓地に着いたら日光浴にはぴったりのポカポカ陽気\(^o^)/

近所に住む叔父も来てくれて話も弾んだ

普段は目を閉じている母だけど
この時は車に乗る前から目を開け、シャンとして車椅子に乗っていた
(緊張していたのかも)

移動中も思い出巡りのドライブコースだったので
景色は大分変わっていたけど
「ここにはアレがあったね~とかあのお店でご飯食べたね~」とか言うと微笑むようにしていた

施設にお寿司の出前を取って一緒に食べようと思っていたら
外出は体力も気力も使うから普段から食べ慣れている通常食で
とナースからの指示

そうか…そうだよね…残念
お寿司も食べれるときにもっと差し入れとかで持って行けばよかったと後悔した

ドライブ(片道約20分)墓地には小一時間いただろうか
帰宅したら昼食の時間を30分過ぎた13時ちょうどだった

他の職員さんからも様子を聴かれ、皆さんに感謝をして
食事後お部屋に戻り
お昼寝する母に「今日は楽しかったね。また行こうね」と声をかけたら

「しねばいいんだろう?」ととても小さな声でつぶやいた

えっ?今何て???と聴き返そうとおもったけど
確かに「死」と言ったようだ

もう会話もほとんど無いのに、話したとしても支離滅裂な単語を口にするだけなのに

もしや、墓地に行ったことが理解できている?
まだ自分は生きているのに縁起でもないと怒ってる?
よってたかって行きたくも無い墓に連れて行かれたと思ってる?

今回の墓参りは私の自己満足だったのかな?と思った

母の残された時間は私には解らないけど
お別れまでの時間は私の自己満足かもしれないけど
「母と過ごした時間」=母との想い出として残しておきたいと思ったんだよね

元気だった頃にやっておきたかったことは数多く後悔という形で残っているけど
願ってももう叶わないことだから
それなら今ならできること…
お別れの時にアレやっておけば良かったのにという後悔は少しでも少ない方が良いに決まっている

父には「お母さんをまだ連れて行かないでね」と言ってきたけど
今年の冬…どうだろうか

母が痛い・辛いという思いだけはしませんように
日々穏やかに暮らしていってもらいたいだけです
コメント
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