まさかのコロナ

兄から珍しく電話あり

今年のお盆のお経上げは昨年同様お坊さんの自宅訪問はナシで
と言う連絡だった

兄と電話するのはいつぶりだったか？
たぶん昨年のこの時期以来だった気もする

そして、皆元気にしてた？と聴くと

「実は先月コロナにかかって」
もう青天の霹靂か！ってくらい驚いた

最初は兄嫁に熱の症状が出た

保健所に電話してすぐにPCR検査をしたら陽性
兄も陽性、成人してる子たちは全員陰性で自宅待機になった

兄夫婦はそれぞれ別々にコロナ陽性患者専用の隔離施設(ホテル)へ宿泊

兄嫁の症状は軽くてすぐ熱も引いたから
正味4日ホテル隔離後帰宅できた
(詳しく聞かなかったけど４日間収容後、落ち着いたから自宅での療養になったと思う

逆に兄は熱は微熱程度だったけど1週間ホテルで隔離生活
味覚障害、ダルさ、息切れ、喘息を発症

スマホは元々いじらない人で、TVもあったけど観る気が起きない
ただベッドで横になってたと

毎日のルーティンは食事(お弁当)、飲み物を指定された時間、場所に
取りに行く時だけ部屋から出る数分間歩くこと
でも時間指定があったからか誰とも会わなかったそうだ

1番辛かったのは味覚障害
何を飲んでも食べても不味いなんて表現を超える
口に入れた瞬間吐き出すほど気持ち悪い食感
水も水じゃない感じ
(語彙力不足もあるが表現できないそうだ)
少ししか食べれ無くて横になっているだけだったからか
体力も落ち、体重も50キロ切ったとか！
元の体重知らないけど、男性で49キロ以下なんて大丈夫か？
病気だとしても1週間でそんなに落ちるのか？
投薬も無くて1週間がすごく長く感じられたと

帰宅が許されたけど自宅までの道のりに途方にくれた
どうやって帰ろう…
何しろ居住地の自治体には隔離施設が無くて
指定された隔離施設(ホテル)は電車だったら1時間以上かかる所だったから

久しぶりの外、体力無くてふらふらで
ゆっくりと休み休み各駅停車で普段の倍以上かけて帰宅した
(兄の家族は兄以外車の免許が無いから迎えにきてもらうことはできなかった
タクシー使ったら何万もかかるし…と身体よりお金のことを考えてしまったようだ)

帰宅後は少しずつ味覚障害もなくなってきたが
会社から退院したならすぐ出勤して欲しいと連絡がきた
マイカー通勤だが、運転していても息切れしてたまに喘息も起きた

治ってもう1ヶ月経ったが、完全復活までにはもう少しかかりそうだと言っていた

兄も私もどこか他人事に感じていたかもしれない
マスクはもちろん外出は控えてたし手洗いうがいは当然していた
だけどまさかのまさか自分の身内がコロナにかかるなんて！

連日報道される陽性患者数、
兄夫婦のように症状的には軽い人が多いかもしれないが、
やはりコロナの伝染力は凄いと改めて怖くなった

兄夫婦の住んでる所の自治体はワクチン接種はまだまだ遅れている
かたや、私の住んでる所の自治体からは64歳以下に接種券が送られてきた
ワクチンの副反応が不安だけどコロナにかかるよりは良いかと思い予約しようと思っている