アキさんの沖縄の歴史ブログについて、紹介させて頂きます。
歴史の話の中には、沖縄に根付いた各宗教の話が出てきます。
本日、読んでいて、なんとも興味深く感じたことがありました!
短くまとめるとこんなカンジです:
沖縄には、14世紀頃、真言宗・臨済宗が既に入っており布教されていた。
その後、浄土宗やキリスト教が入って来た。
(ちなみに、 正式な交易上の、目に見える形でキリスト教が日本に入って来たのは1549年なので、沖縄に伝来したのも同じく16世紀だと思われます。)
真言宗や臨済宗の修行や難解な教えに比べ、浄土宗の教えは念ずるだけで救われ、特別な修行をしなくても救われるという教えだったため、
民衆にとっては 受け入れやすく、浄土宗の信仰が浸透していった。
しかし、薩摩の指示により、17世紀、沖縄で、キリスト教と浄土宗が禁教になり、沖縄で、浄土宗は衰退していった。
詳しくは、コチラの過去ブログに書かれています。
いやぁ~ 新発見です。
私は、臨済宗についての知識は ほとんどないのですが、禅宗の先駆けだということは知っています。
真言宗(真言密教)は、ユダヤ教の教えのカラーが強く、浄土宗はキリスト教の教えそのもの ではないか?と考えました。
もちろん、真言宗がキリスト教由来という話もありますが、キリスト教もユダヤ教と同じ神を信じているので、ハッキリとした線引きは難しいです。
ただ、修行や教えを守れば救われる という特徴がユダヤ教的で、 念仏を唱えれば救われる (信じれば救われる=信仰義人)という特徴は キリスト教的です。
律法や修行を守れば救われる → ユダヤ教
イエスを信じれは救われる → キリスト教
私は、民族の移住や 渡来人を介して、紀元前(B.C. )と紀元後 (A.D.)に、ユダヤ教・キリスト教の両思想がアジアや日本に入って来た説を信じてます。
第4回講演会 「神道/仏教と古代ユダヤ教」
第4回講演会 2015.11.28ナザレ修道院 久保有政 講演レジメ 「神道/仏教と古代ユダヤ教」 日本神道、仏教の中には、古代ユダヤ教...
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