旧約聖書に出てくる伝説の都市であるソドムとゴモラは、神の怒りに触れ滅んだ町として有名です。ヨルダンにあるトルエルハマム(Tall el-Hammam)で、ソドムに関する聖書の記述と一致する史跡が発見されています。アブラハムの時代に栄華を極めていたトルエルハマムの都市は、確かにソドムである可能性を示唆するには十分すぎるほどの一致があります。
以下は、ソドムとゴモラの滅ぼされるに至ったあらすじ。
>>政治が乱れ、堕落の一途をたどるソドムとゴモラの民に怒った神が、罰を下そうと決断する。しかし、この審判をあらかじめ聞いた預言者アブラハムは、神に「せめてソドムに正しい人が10人いれば滅ぼさないでほしい」と懇願。神はアブラハムの願いを聞き入れ、男性に扮した2人の天使をアブラハムの甥であるロトの家に遣わす。ロトはすぐさま彼らが天使であることに気づき、自宅に招いてもてなした。だが、噂を聞きつけた町中の男どもはこれを歓迎しなかった。ロトの家を包囲し「その客人を俺たちによこせ」と強要。ロトは天使を守るためにこれを拒否したが、抵抗するもソドムの民は収まらない。代わりに処女である娘たちを差し出せということになった。
これを見た神は激昂し、天から炎と硫黄の雨を降らせソドムの町をすべて焼き尽くした。
神は善人であったロトの家族には 振り返らず逃げるように伝え、アブラハムの願いをかなえたが、「途中、決して振り返ってはならない」との忠告を破り振り返ってしまったロトの妻は塩の柱となった。
その後、神の怒りにふれたこの土地は、草木一本生えない塩の大地となってしまったという。この町は背徳と同性愛の象徴として語り継がれているが、考古学者らによるとこの中に出てくる"神の怒り"は巨大地震、小惑星の衝突など諸説ある。
太陽が地上に昇ったとき、ロトはツォアルに着いた。 主はソドムとゴモラの上に天から、主のもとから硫黄の火を降らせ、これらの町と低地一帯を、町の全住民、地の草木もろとも滅ぼした。
ロトの妻は後ろを振り向いたので、塩の柱になった。
アブラハムは、その朝早く起きて、さきに主と対面した場所へ行き、 ソドムとゴモラ、および低地一帯を見下ろすと、炉の煙のように地面から煙が立ち上っていた。
こうして、ロトの住んでいた低地の町々は滅ぼされたが、神はアブラハムを御心に留め、ロトを破滅のただ中から救い出された。 創世記19:23-29
Shocking Discovery in SODOM & GOMORRAH (R$E)
Incredible discovery in the ruined cities of Sodom & Gomorrah. Look...
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過去記事に、カナンの土地には種々の巨人族(ネフィリムなどのハイブリッド)が占領していたことを書きました。そして、ソドムとゴモラも含まれています。
カナン人の領土は、シドンから南下してゲラルを経てガザまでを含み、更に、ソドム、ゴモラ、アドマ、ツェボイムを経てラシャまでを含んだ。 これらが、氏族、言語、地域、民族ごとにまとめたハムの子孫である。創世記10:19
次回、これに関したことで、本日、神から導かれた新たな発見について書きます。