トランプに関して、また予言的な小説が存在します。さすが反キリスト、不可解な話ばかりです。
神様はあらゆる情報や小説を通してトランプが反キリストであるという警告を送って下さっているということです。
シンクレア・ルイス(1885-1951)という小説家をご存知ですか?
米国社会の偽善性・俗物性などを風刺した社会風刺的な作品や短編小説を書きました。アメリカ社会を皮肉も入れながら見事に風刺しています。
作品に「エルマー・ガントリー」(1927年)などがあり、『Main Street (邦題: 本町通り)』でピューリッツァー賞(1926年辞退)、1930年米国人として初のノーベル文学賞を受賞した優れた作家です。
「エルマー・ガントリー」は映画化されました。主演はバート・ランカスター。
昔のハリウッド映画の俳優はマルチな実力派がいます。コチラ私の好きなシーンです。
Elmer Gantry - On My Way To Canaan's Land
A clip from the movie Elmer Gantry starring Burt Lancaster.
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さて、シンクレア・ルイスの作品の中に、トランプの出現が予告されているような小説があります。
1935年に書かれたIt Can't Happen Hereという小説です。
日本語に未だ翻訳されてない作品なので、邦題がありませんが、直訳すると、“まさかココでは起こりえない?”という意味です。
何が起こるの?といえば……
小説の内容からすると、アメリカでのファシズム独裁者の台頭です。ヒトラーが権力を手に入れたカリスマ的な手法と同様に、米国に独裁者が台頭し、まさかのまさかで、米国にファシズム体制が敷かれて行くというディストピア政治が始まる内容の小説です。
権力に貪欲なカリスマ政治家が、
米国の繁栄(prosperity)と偉大(greatness)な復活をかけた語り口により、愛国熱心な国民の心を魅了します。そして、大統領に選ばれます。
しかし、手のひらを返したように、軍隊を使って国民を弾圧し強制収容所にぶち込み、恐怖で震撼させます。
以下、日本人によるレビューを紹介します。
〉〉アメリカ合衆国の宿痾か?
Reviewed in Japan on February 16, 2017
80年前に書かれた近未来小説でファシズムに怯えるアメリカ合衆国を描いているが、近年再版されて再度警告を発している。大恐慌を経験した1937年(昭和12年)のアメリカでカリスマ議員ウィンドリップがルーズベルトの3選を阻んで大統領となったという設定だ。そのスローガンが ”Make America a proud, rich land again!” だというし、国務長官に自分の秘書を、財務長官に銀行頭取を、軍事長官に出版編集長を、など なんだか正夢をみているようなお膳立てが続く。全体主義を非難し国民に富を、という民衆の期待は外れMinute Men(民兵)が組織されてこれが労働運動、共産主義、女性の権利、ユダヤ人、黒人を目の敵にして全国に恐怖の嵐が吹きすさぶ。住民は声を殺して暮すか カナダを目指して逃げ出す人もでて、政府はメキシコを目の敵にするしっちゃかめっちゃかが展開するなかで終いに大統領が軍に寝首を掻かれるというえらい展開が待っていた。市井の出来事を丁寧に追って行く長丁場で退屈する場面もあるが全体を覆う恐ろしさがいや増す仕掛けだろう。フィリップ・ロス氏の「プロット・アゲンスト・アメリカ」(集英社)で同じような米国の悪夢を読み、そこからこの大昔の作品に出会った。
IT CAN'T HAPPEN HERE CAN IT?
PARALLELS DRAWN BETWEEN SINCLAIR LEWIS' 1935 CAUTIONARY NOVEL "IT CAN...
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〈小説と現実が重なる奇妙な点〉
・独裁者のスローガンが ”Make America a proud, rich land again!” ですが、トランプの”Make America strong again, great again!” を思い出しませんか?
・著者であるシンクレア・ルイスは、“米国にファシズムが台頭する時は、米国旗を身にまとい十字架を掲げて来る”というセリフを残しています。
米国旗と十字架……ピンと来ませんか?😲
Qフォロワーなど右派愛国の米国福音派信者達を思い出しました!ブッシュjrやトランプをヒーローのように扱う度の過ぎた愛国主義者たちです。もはやキリストの教えではなく、トランプ愛国狂です。この中に、KKkやホワイトナショナリストのような人種差別主義者も含まれています。
・小説の独裁者がメキシコを目の敵にするというのは、トランプがメキシコとの間に壁を作りメキシコを罵倒していた事実と一致します。
政治の嘘にさらされ続けるとどうなるのか――トランプ、ガス燈、もう一つの事実 - 日比嘉高研究室
政治の嘘に人々が慣れてしまうとどうなるのか。「オルタナティブ・ファクト」「ガスライティング」など、ここのところ注目されている言葉とともに考え...
日比嘉高研究室
実況中継 トランプのアメリカ征服 言霊USA2017 著者: 町山智浩
預言にある“バビロンの君”(反キリスト)はトランプです。また、偽預言者や偽教師などが大勢いる背教の中心国は、現代のバビロンである米国です。
アメリカ人で政治の茶番争いに深入りせず善良に生きている人たちに神様の護りがある事を心から祈ります。出来るなら、今のうちにアメリカから出た方が良いと思います。
The 1935 novel that predicted the rise of Donald Trump
Sinclair Lewis’s It Can’t Happen Here features an antihero who whips u...
the Guardian
確かに、トランプはヒトラーのように動詞なしで熱弁してます。
手法が似てて 怖いんだけど(@_@;)🤮👽😱
Hitler, tweets and Trump: What do they have in common?
The internet and social media would have fascinated the dictator, who ...
The Independent
Who Says It Can't Happen Here? – BillMoyers.com
Donald Trump’s candidacy and now, presidency, have resurrected a publi...
BillMoyers.com
Sinclair Lewis Predicted Trump—And Us
In his 1935 novel, It Can’t Happen Here, the Nobel prize winning autho...
The Daily Beast
It really can happen here: The novel that foreshadowed Donald Trump
Amid the 80th anniversary of Sinclair Lewis
Salon
People Are Saying This Book Predicted Donald Trump's Victory
And here's what TIME said about it in 1935
Time
Fascism and imagination: reading _It Can’t Happen Here_ in 2018
Over the past few weeks I reread Sinclair Lewis’ 1935 novel, It Can’t ...
Bryan Alexander