コチラは、数カ月前に神様に導かれた不思議な情報です。
以前もブログで簡単に取り上げましたが、もう一度、コミックの詳細を加えて書きます。
トランプの未来が予言されていた、シンプソンズのアニメのように何とも不可解な予知コミック(漫画)です。
1990年、S F やダーク・ファンタジーやエロチカ要素の雑誌ヘビーメタル・マガジンに特別掲載された“The Wall”というコミックです。その話にトランプが登場します。コミックの内容が様々なことを暗示しています。
The Wallを描いたグラフィック・イラストレーターのピーター・クーパー氏は米国系ユダヤ人です。イラストレーター兼、政治アクティビストなので、政治色の強いイラストや漫画の作品を手掛けています。雑誌ニューヨーカーやMADマガジンなどのイラストも手がけました。予知能力を備得た方なのか、スピリチャルな作品です。
偶然にも、私は2000年頃、彼の“変身”というコミック作品をネットで見つけて読んだことがありました。フランツ・カフカが好きで、カフカの作品について調べていた時、クーパー氏が描いた“変身”を見つけました。とても印象的なイラストに惹きつけられました。
The Wallの内容は鳥肌が立ちます😱
⇩ ⇩ ⇩
The Wallの大まかなあらすじ:
独裁的ナショナリストのトランプがNYの富裕層と低所得者(貧困層)との間に壁を作り分断するという話から始まります。途中、仲間の豪富と派閥が起き、民を味方につけ反撃します。最後は、政治的権力の頂点に立ち、自身の信奉者たちと記念の“像”を建てることを提案する、という内容のコミックです。
The Wallの詳細なあらすじ:
アメリカが経済的に荒廃していく中、NYに住む政治的リーダーのトランプが、富裕層と低所得者との間に壁を建てます。トランプと共同事業のタッグを組んで大儲けする人物として大富豪のハリー・ヘルムズリー(Harry Helmsley)が登場します。エンパイア・ステート・ビルのオーナーであり、米国最大の不動産王であった、今は亡き実在した人物です。
壁の建設に反対する者には罰金を支払わせる他、暴力を行使してでも逮捕しました。
富裕層と低所得者の間に壁が築かれたことにより、富裕層から低所得者を遠ざけることに成功します。低所得者の人々の間で、カオス(混乱)と憎悪が生み出され、暴動が増えて行きました。
そして、米国での社会的格差も拡大し 経済が更に低迷していきます。
トランプは、低所得者を“Bad People”と呼び、金持ちを“Beautiful People”と呼びました。壁の一部にチェックポイントの門があり、一部のチェックポイントには、足元に人間用のネズミ捕りが仕掛けられました。金持ちの壁側はパーティーが延々と続き、壁の反対側は貧困のため人々が亡くなって行きました。
そうしているうちに、トランプとヘルムズリーの間で確執が起こり敵対しあいます。ヘルムズリーは、トランプがズルをして1番にのし上がる陰謀を企てていることに危険を感じ、トランプを始末しようと殺し屋を送ります。
しかし、被害を受けたのはトランプの部下のみで、トランプ本人は危険をすり抜け、地下トンネルを通って 壁の反対側である低所得者サイドへと侵入します。
トランプはヘルムズリーに報復するため、“We can be #1 again.”(もう一度1番になるぞ!)と 有名人マイク・タイソンを少しばかりの賄賂で買収します。トランプはタイソンの名声・人気を利用し、低所得者の人々を自分の味方につけることに成功します。“ガーディアン・デーモン”(悪霊の護り)という組織を結成し、彼らにトランプ・ハット(帽子)を着装させます。人々から益々人気を得てトップの座にのし上がります。
トランプは低所得者たちに演説します。“誰のせいで君たちは貧しいのだ!?誰のせいだ!?(Whose fault!? Whose fault!?)”と連呼します。ヘルムズリーが金持ちであることを妬ませ、壁の反対側に住む富裕層に対する嫉妬と憎しみを益々煽ります。
それから、トランプは、ガーディアン・デーモンの協力を得て、ヘルムズリー打倒計画を実行します。ヘルムズリーが自宅でポルノを観ている時、ガーディアン・デーモンが電圧施設に行き電源を切断します。そのため、富裕層地区の全てが停電に見舞われます。暗くなったその隙に、ガーディアン・デーモンは壁の一部を破壊し、富裕層サイドに踏み入れます。店のガラスが割られ、破壊と盗難と放火が町中で繰り広げられ、暴動は日没まで続きます。奇跡的にも、トランプの所有物や建物は全く被害を受けません。
ガーディアン・デーモンは、ヘルムズリーらを捕らえ吊し上げます。
トランプは政敵たちを残らず蹴散らし 頂点に立ちます。
そして、モニュメント(像)の計画書を手にしながら、ガーディアン・デーモンたちに記念の像を造らせます。像の名は
“New People’s Monument”(新民の像)です。
ストーリーの最後には、 少年が壁に来て、“Dump Trump”(トランプをボイコットせよ)と落書きをします。
<不思議・不可解な点>
・未来を読んだかのように、トランプが壁を作る話であること。
奇妙なことに、このコミックは1990年に書かれています。当時は、まだ、トランプが不動産業やカジノ業に専念しており、何度も破産を繰り返しており、政治とはかけ離れた生活を送っていた時代です(ちなみに、幾度のトランプの破産を救った人物兼、トランプが尊敬してやまない人物はロスチャイルドです。)政治に関与したのは2016年~です、それも州議員や市長の経験なく、いきなり大統領に立候補しました。
・ストーリーのように、実際、トランプの扇動により米国で人種間の敵対、格差と暴動が増えてしまったこと。
・帽子といえば、トランプの信奉者がかぶっているMAGA hutと重なります。以前、説明しましたがMAGAはチャ一チ オブサタンの最高階の位です。
・ストーリーの後半に、像を建てる話が出てきますが、黙示録の預言には、反キリストが獣の“像”を拝ませる預言がピンと来ます。反キリストに従わず、像を拝まない人々・彼を拝まない人々、要するに獣の印を受けない者を迫害し殺します。
・ガーディアン・デーモン=守護 悪霊(堕天使)という意味です。堕天使の長はルシファー(サタン)であり、反キリストはルシファーから力を受けます。
・ストーリーにマイク・タイソンが登場します。 現実でも、タイソンはトランプを支持します。
・コミックでは、トランプは、“We can be #1 again.”と言うセリフを使います。実際、トランプが口にしていた “Make America Great Again”のセリフと同じ意味です。
・コミックでは、トランプが“大統領”だとは表現されていませんが、政治的リーダーとしてトップの座に就きます。
・コミックでは、狡猾さで邪魔者には濡れ衣を着せ、自身の犯罪やスキャンダルを揉み消しながら上手く渡っていきます。現実でも、大勢の人間を利用した後に首にしています。訴えられては、あらゆる問題をすり抜けています。
トランプは 3,500という数の訴訟問題(訴えたり訴えられたり)に関与しています。この数、人間ワザではありません💦
・2016年の選挙立候補前までは、トランプは民主党を応援しており中絶・ゲイ・トランスジェンダーにも賛成でした。クリントン夫婦に資金援助もしていました。しかし、2016年、共和党として立候補した時、ヒラリーと壮絶な泥沼バトルを繰り広げます。トランプは長年クリスチャンだったと嘘をつき、中絶・ゲイ・トランスジェンダーに反対します。カメレオンのように発言をコロコロ変えました。
性関係を持った8人の女性がトランプに中絶を強要されたと訴えています。中には、離婚した夫人たちも、トランプに中絶を強要された話をしています。しかし、トランプは、夫人たちが中絶をしようとしたのを止めた、とインタビューで語っています。
民主党にいた頃はプロ・チョイス主義でしたが、共和党で立候補するのが決まった時、プロ・ライフでデビューしたようです。中絶賛成から中絶反対にコロッと変えました(-_-メ)
コミックのストーリーでも、トランプは富裕層と低所得者をその時々で利用しています。初めは、富裕層側に住み、壁を作り低所得者を虐待します。しかし、ヘルムズリーからの身の危険を感じ、低所得層側に逃げ込みます。その後、低所得者を味方につけ力を盛り返し、ヘルムズリーを吊し上げトップの座に就きます。
実際、裏ではビルゲイツに税金から莫大なワクチン支援をしながら、ワクチン反対者の前では曖昧な事を言っています。
このコミックはトランプの七変化ぶりを先読みしています。
2019年、トランプは、“米国は石油利権と天然ガス生産の利益を得て、世界でNo.1の国になった!”と絶賛しています。
ところが、2021年9月、トランプは“米国は残り3年で終了する。”と終了宣言しています。
国を盛り返すため、2024年、再度選挙に出馬する”と宣言しています あ~怖い😱💦
・コミックの最後では、少年が壁に“Dump Trump”(トランプを捨てろ)と落書きしますが、TRUMPのUという字を見て下さい。角が生えたように描かれています。
聖書には、反キリストのことが“小さな角”と表現されています。Trumpという名は楽器のTrumpetに由来しており、楽器のHorn(ホルン)の類に入ります。Hornは “角”という意味も持ち合わせています。
・ヘルムズリーとの確執が深刻になり訴訟が起きたのは1995年のことです。The Wallは、5年前の1990年に出版されました。
現実、トランプとヘルムズリーの爭いは以下のようでした。
初めの頃、トランプは同業者の不動産王であるヘルムスリーに熱をあげていました。しかし、1995年5月、エンパイア・ステート・ビルを運営する会社からトランプが金を脅し取ろうと第三者と共謀したとして、ヘルムズリーの企業2社が訴訟を起こしました。
この告発は、トランプが2月に起こした訴訟に対抗したもので、マンハッタンの州最高裁判所に提出されました。エンパイア・ステート・ビルの状態について「無責任で根拠のない行動で貶めた」と、トランプと共同被告に1億ドルの損害賠償を求めましたが、共謀の主張を裏付ける証拠が揃いませんでした。
トランプは、エンパイア・ステート・ビルにはネズミが生息しており、重要な修理や管理が行われていないと、3カ月前、ヘルムズリーの2社に対し訴訟を起こしていました。それに対してヘルムズリーは5月の訴訟で、このような発言はトランプがヘルムズリーの物件から多くの資金を引き出すための策略であると非難しました。
共謀者ですが、調べたところ、NYで不動産ビジネスをしていたヤクザ?と思われる日本人の娘にwin-winということで、トランプがもちかけた話でした。トランプにそそのかされた日本人が大損をしています。
その後、トランプはヘルムズリーの妻を“魔女”、“意地悪クイーン”という名で呼び、ヘルムズリー夫妻との激しい確執合戦がゴシップ・ネタで長期間取り上げられました。当時からトランプの弁護士であったジュリアーニが、ヘルムズリー夫人が税を誤魔化していると訴え、夫人は牢に送られました。
ヘルムズリーが死去、その後、夫人が死去したことにより、話題が終焉します。
ジュリアーニは、長年のトランプの弁護士でしたが、トランプの弁護で虚偽発言(“false and misleading” statements)を繰り返したとして、判事のサイラス・バンスから、弁護士ライセンスを剥奪されています。ジュリアーニ自身は、トランプから長炎、給与が払われておらず経済的にピンチに陥っています。
現在、ジュリアーニは破産寸前で窮地に立たされ、散々な状況です。
任期中に60人以上の高官が職務を首にされたり辞任していますが、犠牲者は他にも大勢います。
(以下はトランプとヘルムズリーとの間で起きた泥沼闘争:英語記事)
このThe Wall という作品も、まるで、シンプソンズのアニメのように、あまりにも現実と一致します。
予知夢を信じますか? 予知夢はすべての人が見るわけではなく一定の人だけが見ます。
まだ現実に起きていないことが夢に現れるというのは、科学的には説明されていませんが、予知夢を見る人は存在し、その正確性にも一目が置かれています。
クーパー氏は、トランプが台頭することの予言的な警告を、天から授かったのだと 私は考えます。
ちなみに、ピーター・クーパーは、The Wall を描くにあたり、トランプから情報を得て書いたのではありません。
彼は、政治的にインディペンデントの党を推しており、昔からアンチ・トランプです。
そして、“隔ての壁”を壊したイエス・キリストに対し、偽メシアである反キリスト・トランプは躍起になって憎悪の“壁”を作りました。
私はこれに、反キリストがイエスのなされた事に対抗するという、霊的な意味合いを読み取りました。
楽しみです