嫌気性菌をベースに好気性菌
地球の誕生から46億年を経て、原始の海に生命体(嫌気性菌)が誕生し、繁殖していきました。
更に数十憶年の進化(繁殖)で嫌気性菌は、光のエネルギーを利用して光合成を営み、二酸化炭素から有機物を合成して酸素ガスを放出するまでに変異しました。
酸素ガスの誕生は、劇的に地球環境を激変させました。
酸素のない環境下で活動する嫌気性菌は、有機物を分解してエネルギーを獲得します。
・・・つまり発酵を行い、高等生物が出現する地球環境を作り出しました。
陸地の植物が光合成を担い、土壌中の微生物は、植物が光合成で作った有機物を分解して増殖しています。
分解産物を無機化として放出し、植物の生育を助ける脇役になっています。
微生物の働きが無ければ、物質の循環は起こらず、植物は生きていけません。
微生物は多種 / 多様性へと進化
嫌気性菌から進化を続け、やがて好気性菌が出現します。
進化の系統図(モネラ,プロティスタ,菌類)の微小生物、つまり細菌(カビ)類,微小藻類(植物),原生動物の単細胞生物へと進化していきました。
性質は大きく異なり、多種/多様です。
微生物や植物のエサ
微生物の食事
アメーバなどの原生動物は、細胞壁がありませんから、エサを包み込み丸飲み状態です。しかし微小網類,細菌,カビといった微生物は、植物と同様に細胞壁で覆われていて、細胞壁を通過できる物質は、小さなタンパク質分子程度までです。
微生物には、口がありません。
植物体を構成するリグニン,セルロース,ヘミセルロース,核酸等、強固に結合し合って、直ぐには吸収されません。
微生物は、消化酵素に似た高分子の分解酵素(タンパク質分子)を分泌して、ブドウ糖やアミノ酸などの低分子成分に分解して吸収されます。
細胞外に分泌された酵素(分泌された細胞外酵素は、生き続けて分解反応を営み、いずれ失活します)は、有機物をブドウ糖やアミノ酸などの、低分子成分に分解します。
有用菌群(光合成細菌,枯草菌,乳酸菌,酵母菌,バチルス菌等)に、ペプチド配合
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