農業用「微生物酵素」野菜作りと土作り、高品質に安定多収穫【ジオ バンク メソッド】で解説。

オリジナルで農業生産資材の「微生物酵素」を製造と販売をしています。高品質に安定多収穫を【ジオバンクメソッド】で解説。

農業用の微生物資材

2020年05月27日 | 土作りと野菜作り
嫌気性菌の活用

嫌気状態で発生する有害物質(硫化水素やメルカプタンなど)をエサに、光合成細菌は増殖していきます。

また腐敗で生み出された成分でも微生物(嫌気性菌)が無害化して、有用なものに変えたりするため、良質な土づくりや堆肥づくりには、有用微生物(好気性菌と嫌気性菌)の連携が欠かせないものです。

例えば、農作物の野菜を育てるのに「窒素肥料」は重要です。その反面、環境(地下水)汚染を深刻化させる、原因にもなっている現状があります。

そんな中、「光合成細菌」に着目して、研究成果が今話題になっています。

この研究成果により、将来は窒素肥料ではなく「空気」を肥料にすることが、期待されています。

「窒素」は、植物や動物のタンパク質の構成要素であり、植物を大きく生長させるはたらきがあります。

空気中の窒素を肥料成分として、変化させる能力をもつものが存在し、肥料成分に変えるために、微生物の酵素を使います。

作物自身が効率よく、酵素を作れるようになれば、空気中から窒素肥料を作れるようになると考えられています。

植物は光合成により酸素を作っていますが、中には光合成で作った酵素が、破壊されてしまうものもあって、効率があまり良くありません。

そこで注目されたのが「光合成細菌」です。光合成細菌は、田んぼなどに多く生息する嫌気性(酸素を嫌う)菌です。

 ※田畑の水溜まりや有機物が多い場所、明るい場所を好みます。

光合成細菌の栄養分は、イネの根腐れの原因となる硫化水素や悪臭の原因となるメルカプタンなど、農作物に有害な物質です。

光合成細菌が作り出す生成物は、植物や微生物などが栄養分とする、アミノ酸や核酸などです。

光合成細菌が作り出す核酸には、果実の色や収量を改善するはたらきがあると言われています。

光合成細菌の中には「窒素固定」の能力をもたないものと、光合成を行いながら酵素を働かせて、窒素固定ができるものがいます。

 化学肥料と有機質肥料

化学肥料と有機質肥料の違いは、化学肥料が炭素を持たずに、土壌のC/N比をストレートに下げることで、有機質肥料は、炭素を持っていることに重要な意味があります。

炭素があるといっても炭素率の低い有機質肥料(ほとんどC/N9以下)で、土づくりになりますので要注意です。

単に、物理性の向上で、品質 / 収穫が向上することは、単純な事でなく困難なものです。

◎有機質肥料の使い方次第では、化学肥料の過剰施肥でいわれている土壌と水質汚染に直結しかねないし、高栄養には土壌病原菌が先に喰いついて増殖し、減収も余儀なくさせられる恐れが多大です。

醗酵させ、アンモニア態窒素にせずアミノ態で植物に吸収させるようにする、有効微生物の塊をつくるところに価値があります。

サンパック(嫌気性菌)の魅力

堆肥づくりの手間をはぶき、生、未熟有機物(ワラ,モミガラ,作物残査,雑草等)を直接圃場にすき込んで土中分解を行います。

作物の収穫後に、土づくりが行える便利な資材です。

 ズット デルネ Proで、土づくり

有用(光合成細菌/乳酸菌/放線菌/納豆菌/酵母菌など)微生物を増殖させ、土着菌を元気に活力を活性します。

有用微生物群のズットデルネProは、栄養源(残渣 / 残肥など)の有機質資材に投入 / 潅水することで、土壌病や連作障害が軽くなり、1作目,2作目,3作目へと徐々に地力が甦ります。結果的に高タンパク質の高品質に多収穫すことが可能になり、コスト削減に貢献します。

 リズム3の酵素で、野菜作り

一般的に植物は、無機態チッソを旺盛に吸収される法則ですが、有機質資材を発酵させて、アミノ酸・核酸で吸わせる手段として、特殊肥料のリズム3があります。

アミノ酸は、窒素源です。
  核酸は、生物に共通の遺伝をつかさどる化学物質で、農業上DNA(デオキシリボ核酸)でなくRNA(リボ核酸)です。

「醗酵」の過程をとり、グレードの高い完熟有機質肥料になります。

「発酵」は、コウジ菌→納豆菌→乳酸菌→酵母菌→放線菌という順序で、微生物の力を借りて、有機材料を醗酵させていきます。

有機質肥料として肥料成分に加えて微生物の活用で、優れた肥料効果を高めています。

 参考文献

  1. 「空気を肥料とする」農業へ! 名大の研究が大きな一歩 AGRI JOURNAL
  2. 光合成細菌 現代農業用語集
  3. 牧  孝昭、『光合成細菌(主としてRhodobacter capsulatus)の農業,畜産,環境,水産への応用』
 ※ 今後の更なる研究成果に、大いに期待するところです。


ジオ バンク メソッド

2020年05月24日 | 土作りと野菜作り
植物や生産者をサポート

生産者農家向けに、「高品質に多収穫」をサポート

夢のある,豊かな,潤いある、健康生活を目指します。

消費者向けに「安全,安心,美味しい野菜」を低価格で

元気野菜,機能性野菜で、健康寿命に社会貢献します。

土や作物を微生物が元気に
 
 
有機物の腐植化

植物体の組成と分解に関連微生物は、動物体は酵母菌が主で、植物体では細菌 / 糸状菌の種類です。

例えば、動物の主成分であるタンパク質は、タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)によって、分解されてアミノ酸になります。脂肪は、リパーゼによって分解され、脂肪酸とグリセリンになります。

植物では、主成分の炭水化物の一種のセルローズは、セルラーゼによって分解されて、ブドウ糖になります。

このようにして、生成されたアミノ酸 / 脂肪酸 / グリセリン / ブドウ糖などは、微生物が直ちに菌体に取込み、さまざまな代謝系で有機物の骨格を形成している炭素を、炭酸ガスに変えて自然界に放出します。

ここで放出された炭酸ガスは、再び植物の光合成に消費され、植物の成長を育むと同時に、大気中に酸素を放出させて、物質循環に寄与しています。

窒素化合物に由来するアミノ酸は、その分解酵素によって生成されたアンモニアの一部が、微生物の菌対外に放出されます。

その大部分のアンモニアは、硝酸態及びアミノ酸化合物として、土壌中にそのまま還元されて高等植物の窒素供給源となって、極めて重要な役割を担っていおります。

土壌微生物が大量に生息している土壌を特に、「肥沃土」として称しているのはこのためです。



微生物の生成物を有効活用

土壌微生物の代謝機能や誘導調整に、大きな役割をケイ酸塩の存在により、腐食物質生成(酵素)の安定的物質(酸化)で、相互作用により腐植となります。

生理活性物質

生理活性物質:ビタミン類

肥沃な土壌における生成ビタミン

チアミン / リボフラビン / ビオチン / B12 / B4 / ニコチン酸など

成長促進:ホルモン類

オーキシン / ジベレリン / サイトカイニン / エチレンなど

抗生物質
ストレプトマイシン / グロビスポリン / オーレオマイシン / ペニシリン / テラマイシンなど

微生物群の拮抗と共生

植物の生長に複雑な共生と拮抗の関係は、生成物や理化学的条件など、刻々と変化する環境変化に微生物は敏感に反応します。

※ご注意ください。

例えば、ケイ酸の流出 / 無機イオン物質 / 悪質の水 / 有機物の極度な連続投棄や不足 / 好気的状況下など、腐植化反応を阻害するような条件が限界を超えると、「相の転移」を生じます。

「相の転移」で物質は、分解 / 拡散 / 低分子化 / ガス化の方向へ、生成物も変化し雑菌(腐敗菌 / 病原菌)と共生することになります。

微生物や植物由来の資材を紹介

  1. 優良堆肥作り(嫌気性菌をベースに)
  2. 土作り(残渣 / 残肥を分解)(土壌病 / 連作対策)
  3. 病害虫(防除 / 駆除)
  4. 苗作り(健苗 / 育成)
  5. 根作り(発根 / 活着促進)
  6. 株作り(軟弱体質 改善/ 徒長抑制)
  7. 葉作り(老化葉軽減 / 休眠防止)
  8. 実作り(玉伸び / 成り疲れ防止)

酵素で、微生物や植物が活力を活性

2020年05月21日 | 土作りと野菜作り
植物の生育促進 

■微生物由来の酵素とペプチドの配合で、強靭な根を促し土壌環境作りで発根/活着、及び老化根の賦活を促します。

■光合成細菌が分泌するアミノ酸には、プロリンが多く含まれています。

■植物の花芽形成や着果時にウラシル・シトシンが、作物(花数が多くなり)の収穫量や糖含量の増加にもつながります。

■赤茶色のカロテノイド色素は、着色やツヤを良くする効果があります。

酵素の働き

【 発根促進・土壌の改善
【 日照不足、冷害の生育不良に
【 花芽誘導/促進に
【 果実の色・糖度・収量が改善
【 卵質・肉質の改善
【 連作障害・土壌病害がなくなる
【 水稲の秋落を防ぐ・蓮根の品質アップ
【 魚介の養殖に効果
【 水圏の生物相が豊かになる
【 果樹の鮮度保持
【 悪臭物質の除去に 

1)使 用 例
 未熟堆肥の発酵分解(堆肥1トンに対して30リットルのズット デルネ Proを10倍に希釈)散布して切り返し、その後放置してください。

2)使 用 例
 日照不足においての生育維持に(葉面散布、根圏へ灌水)ズット デルネ Proは、葉の葉緑素が強化される為雨季の日光不足を補い葉の構造を強くしべと病などの病原菌に対する抵抗を増す事が可能です。

潅水は液肥とズット デルネ Proの混合も効果的
※強酸性(殺菌作用)の液肥との混合は避けてください。

3)使 用 例
 稲作の硫化水素害防止に水田稲作の土壌改良、根腐れ防止、ガス沸き防止使用量は未熟有機物の量などにより差がありますが10aあたり5〜20リットルを水口から流し込み1作当たり3〜6回施用散布なら同量を100倍に薄めて噴霧されています。

4)使 用 例
 水質ろ過、浄化に使用目的としてため池の浄化、淡水/海水用/熱帯魚/観賞魚の水質浄化調整剤(ろ過バクテリア)が一般的です。

水 替 え 時
 水量に対して0.1%(1/1000)の量を添加
 水槽100リットル→100ccため池1トン→1リットル

水 質 維 持
 水量に対して0.01%(1/10000)の量を添加(1日1回)
 水槽100リットル→10ccため池1トン→100cc

ヤフーショッピングサイト

農業用 微生物 農法

2020年05月20日 | 土作りと野菜作り




ジオ バンク メソッド土づくり微生物

無機から有機物を合成細菌が出現

二酸化炭素の炭素から化学反応で「有機物」が合成される

海底に有機物「アミノ酸や核酸」が堆積

有機物を「嫌気性細菌」が分解(発酵)

嫌気性細菌が光エネルギーを営み、「酸素ガス」放出

鉄と酸素ガスと結合、有毒金属と硫黄が結合し沈殿




ジオ バンク メソッド野菜作り微生物

生息環境の改善で、真核生物の誕生

隆起と共に陸に上がった「微生物」

「生物」の爆発的な進化が、陸地へ進出になる

陸地では「植物」が、光合成の主役

今も、海では「微生物」が主役、陸地では脇役に徹する

多種多様に進化した「微生物」は、植物の成長を支える




生体内の化学組成

アミノ酸でタンパク質を作り「抗体・酵素・ホルモン」生成

生体内の酵素(触媒)の働きで、生理活性に相互作用

リン酸は「核酸・ATP・細胞膜」の主成分

核酸の成分は、「DNA・RNA」生命活動のエネルギー源

ま と め

農業ビジネスは、「高タンパク質の多収穫」で稼ぐ

タンパク質は、生物細胞の主要構成物質として、また物質代謝をつかさどる酵素タ
ンパクとして、生命現象に最も密接な関係を持っています。

作物が持てるチカラを最大限に発揮させる「ジオ バンク メソッド」で、「こだわりの
土づくり」から「こだわり野菜作り」をサポートしています。

消費者のニーズでもある、安全,安心,美味しい,高タンパク質に高品質、日持ちのいい健康野菜で、また生産者と共に、夢のある,豊かな,潤いある,社会(健康寿命)生活の貢献に努めてまいります。

農業用 生産資材 9-9 ストアー

2020年05月18日 | 土作りと野菜作り
土づくり から 野菜作り


微生物由来の酵素
微生物資材の利用目的

土壌中のリン酸の有効活用で、作物(植物)の品質が良くなる。

◆微生物由来の生理活性物質の生成

1)ビタミン類の生成

2)成長ホルモンの生成

3)抗生物質の生成

◆腐植化の役割

1)無機養分の放出

2)団粒の形成

3)イオン交換容量の増加

4)緩衝力の増大/改善

5)キレート化合物の有効化を高める


植物体内のリン酸が効く

DNA(デオキシリボ核酸)遺伝情報伝達物質

RNA(リボ核酸)タンパク質合成装置

リン脂質 生体膜の構成成分

ATP(アデノシン三燐酸)高エネルギーリン酸化合物

糖燐酸エステル 低エネルギーリン酸化合物

無機燐酸 代謝調節機能とリン酸貯蔵物質

フィチン酸 親から子への財産

含燐補酵素 酵素作用に寄与する

※多種多量の有用微生物群による、生理活性物質の生成は、農産物(植物)の生育や品質 / 生産量に大きな影響力があります。

植物由来の酵素

酵素資材の利用目的

植物体内で働く酵素は、化学反応に重要な役割をして、タンパク質で構成され触媒とも呼ばれ、生命エネルギーの活動に重要な役割を果たしています。

酵素には、2つの大きな利点

1)比較的低い温度(30~40程度)で化学反応を進みやすくする。

2)基質特異性と呼ばれる複雑な化学反応を間違えずに、適合する物質だけに作用する仕組みになっています。

酵素には

植物の葉緑体には、光合成に関する酵素があったり、核にはDNA合成に関する酵素もあったりもします。
動物と植物に共通するミトコンドリアには、呼吸に関する酵素もあります。
植物タンパク質には、特定のアミノ酸を連結(結合)する酵素分割に由来する、20種類もの異なる必須アミノ酸がある。

植物タンパク質は、植物の葉や根からも吸収されませんが、アミノ酸に分解されることで直接、葉や根から吸収されます。

※多種多量の酵素(触媒)の働きは、生命活動に必要なタンパク質 / 核酸の豊富な生成は、農産物(植物)の生育や品質 / 生産量に大きな影響力があります。