今更ながらご生前のフィルムにてしかとそのご尊顔にまみえ思わされました。
卒寿のお祝いの席でも矍鑠とされておられ、信じられない程の美しさと
自然と備わったそのご威厳は
本物のお姫さまであったことの証明でございましょう。
明治・大正・昭和・平成を
徳川家直系である事と天皇家の一員である事を
しかとご自覚されご気概を持って過ごされておられたと
新聞記事にて知りなんと清々しい人生であろうかと
感慨深く感じ入りました。
紀宮さまのご婚約をお喜びになり満足され天寿をまっとうされた事でしょう。
衷心よりご逝去を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。