しがない公務員の大阪通信

大阪在住、在職の公務員が大阪の過去、今、そして未来を考えます。

某最高顧問が初めて登場したころ

2016-08-16 | 公務員に求めるもの
東京都の小池百合子都知事が、
明日あの方を顧問に招き入れるそうです。

その方が、
物のたとえに、
新潟県を出しているようで、
どうも、
大阪府市の改革はあまりよくなかったように思っているようです。

じゃあ、
大阪市に初めて来た時には、
どんな改革をしていただいたのか、
おせっかいながら振り返りましょう。

初めて登場したのが平成17年2月、
「大阪市福利厚生等改革委員会」の委員として、
当時の大平助役の招きにより参加されています。

そこから大ナタを振るったわけですが...。

その前に、
某最高顧問が来るまでに大阪市が行ったことをまとめると...、
・職員互助組合の職員掛金と市役所負担金の割合を原則1:0に(どのみち税金じゃ...というツッコミはなしで)
・健康保険料の職員掛金と市役所負担金の割合を1:1に(同上)
・ヤミ年金の廃止(まぁ当たり前ですけどね)
・一般職員の制服(スーツっぽいもの)の廃止
・所属の懇親会経費の廃止(これによって懇親会自身も開催した所属も)
・交通局や水道局の業務手当、主任手当などの廃止(これにより、しんどい仕事をしても楽な仕事と同じ給料に)
・係長級の管理職手当の廃止(その代り超過勤務手当の天井も廃止)
となっておりました。

それが、
某最高顧問が来たことにより、
さらに...、
・職員研修の見直し(職階別研修のスリム化、希望型研修の充実)
・市有地の適正使用(食堂等の減免の見直し、新設駐車場の有料化(利用者割引なし))
・監理団体等の見直し
・退職者再就職先の公表
・被服等の入札を公募型指名競争入札に
・健保一部負担金上限の引き上げ(1万円→2.5万円、これはいまだに厚遇と言う例の維新の議員さんがいます)
・健保と共済組合の合併
・健保保養所の廃止(これは時代の流れですよね)
・交通局喫食補助の廃止
・交通局事業所の食堂廃止の提案
 →「民間バスや鉄道事業者ではほとんど見られないので全廃すべき」と言われていましたが...。
・区役所売店等の整理
・労使交渉の情報公開
・市会議員への市営交通の無料乗車証の廃止
などがあげられます。

(その他もろもろはここに載ってます。)

これらは、
東京都でどこまでやっているかはわからないが、
当時これだけの大ナタを振るったのであれば威張れるものなんじゃないでしょうか。

それを隠して東京に潜り込んで、
よそにはないことを東京でやったと威張られると、
何とも言えない気持ちになります。

東京都交通局を見ると、
職員寮や食堂があるようで、
ここを切りこむことは十分できると思われます。

ぜひとも信念を貫いてやってみてほしいですね。

と、
意地悪なことを言ってみたりしますが、
なんにしろ適切になればいいわけで、
独りよがりなことを言わないようにしてもらいたいものです。

ちなみに、
高槻市バスにも食堂があるそうです。

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