子ども手当ての是非

１２年度も満額支給見送り＝「財源とセット」、官房長官が示唆－子ども手当(時事通信) - goo ニュース
　
民主党政権最大のばら撒きとたとえられるこの手当。
　
「お金がないのに」とか、
「金持ちにもやるのか」とか、
「現金じゃなくて現物とか施設とかを」とか．．．。
　
なんしか批判の声ばかりが聞こえてきます。
　
それまでも「児童手当」が支給されていましたが、
所得制限があった。
　
そこを「子どもに貧富は関係ない」として、
民主党が掲げた最大の政策で、
そこを期待して投票した人も多いと思います。
　
それがいざはじめようとすると批判の大合唱。
　
もともと「無駄を省いて手当てする」といっていたことが強調されすぎて、
結局赤字国債で支給する形になって、
子どもに借金を背負わしていると言う人まで出てくる始末。
　
これこそ、
マスコミに踊らされているような気がします。
　
当初から、
この手当の財源は「扶養控除・配偶者控除」の廃止によって生み出されてくるものとし、
そのことによって、
収入によって子どもがいることによる恩恵が変わっていたものを、
満遍なく給付されるとされていたはず。
　
そのことはあまり報道されていない。
　
それが始まったことによって損得勘定が始まって、
変な話になってきた。
　
当然収入の多い人ほど損をするし、
専業主婦が損することになるのははじめからわかっていたのに、
いまさら言い出すマスコミの姑息なやり方、
そしてそのことに踊らされる世間にあきれるばかりです。
　
福祉を満遍なくするには、
「控除から手当へ」が近道ではないかと私は思います。
　
マスコミはワイドショー的な視点で報道することをやめて、
公正な報道をやってもらいたいと思います。
　
当初のマニュフェストどおり、
「控除から手当へ」を早くしてもらいたいと思います。
　
ただ、
小中学校の給食費は全額公費でやってもらいたいですね。
　
大阪の中学校の給食率は７．８％ですから．．．。