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映画評『500ページの夢の束』

2020-06-19 07:30:00 | 映画評



Amazon Primeで観て面白かった作品。

自閉症の女の子がスター・トレックの脚本コンテストに応募するのが話の軸になり、1つの冒険を軸に話が進みます。

面白かったポイントを3つ挙げると、

1)お姉さんの愛
この作品では、主人公のお姉さんの心の機微がすばらしいです。
ストーリーを追う楽しみもありますが、話が進むにつれて、お姉さんの気持ちが、変わって行きます。時には過去の辛かったことを思い出し、時には楽しかったことを思い出し、そして変わらぬ現実に直面して。
そして最後に気づいた、やっぱり自分は妹を愛しているということ。

お姉さんの辛い気持ち、やるせない気持ちがわかります。そして、最後はやはり妹に寄り添う。家族っていいな、姉妹っていいな、と心から思えます。

2)ダコタ・ファニングが好演
難しい自閉症の少女の役を、過剰にならず、しっかりと演じていて好感を持てます。
早口に正確に喋る口調、視線、ふと安心した時の表情。

素敵な女優さんだな、とあらためて思いました。

3)今あなたがいることの幸せ
この映画のメッセージを1つだけあげるとずると、これになると思います。

奇跡は起こらなくても、大きな改善はなくても、あなたがいてくれるだけで幸せ。

お子さんのいる人、兄弟のいる人、愛する人がいる人はみんな共感できるんじゃないかな、そう思える映画でした。



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『リリィ、はちみつ色の秘密』などのダコタ・ファニングが主演を務めたハートフルストーリー。自閉症の少女が、脚本コンテストに参加するためハリウッドに向かう。共演は『リトル・ミス・サンシャイン』などのトニ・コレット、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などのアリス・イヴら。『セッションズ』などのベン・リューインがメガホンを取った。

シネマトゥデイ (外部リンク)


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