
英語資格試験の2大巨塔は、実用英語検定とTOEIC L&Rです。実用英語検定の2017年の志願者数は3,660,146人、TOEICは2,481,000人。受験者数で、他の資格試験を引き離しています。
写真は、2018年3月26日に日経新聞に掲載された「大学入学共通テストで受験可能な英語の民間試験」です。このブログは大学入学を目指す人を想定してはいませんが、ご注目いただきたいのは、受験者数です。GTECの年間1百万人を引き離して、TOEICのの実用英語検定の受験者数が圧倒的に大きいです。
そして、社会人にとって、英語力を判定して、証明する英語検定試験、それはTOEICになります。
では、TOEICで求められる英語力とは、どのようなものでしょうか。それは、国際的なビジネスで活躍するのに求められる英語力です。特に、以下の3点が大きな特徴です。
1.ビジネスの現場で使われる英語の能力が問われる
状況理解、短い会話、ある程度長い会話、説明文といった、ビジネスで使われる英語を聞いて理解する能力を問われるのが、TOEIC L&Rのリスニングセクションです。
英語文法力、英語語彙力、英語文脈把握、ビジネス文書やメール、チャットといった、ビジネスで使われる英語を読んで理解する能力が問われるのが、TOEIC L&Rのリーディングセクションです。
そこでは、アカデミックな論文や論説文は出題されません。何ページにわたる長文も出題されません。大学受験の英語の問題では、2ページ以上の長文が2-3題、出題されるケースが多いと思います。TOEICでは1ページにも満たない長文をPart6,7で30以上、読むことになります。
2.絶対的なスピードが問われる
ビジネスのシーンでは、リスニング、リーディングとも、自然な流れでスピーディーに行うことが求められます。
リスニングは、実際のビジネスで、ゆっくり対応するということは、あまりできないと思います。スピードを遅くするには、聞き取れなかったことをもう一度言ってもらう(I am afraid I am not following you. Could you tell me that again ?)とか、言い換えてもらうことでしょうか。(I cannot get that. Could you explain to me in the different way ?)と求めて確認することができると思います。
しかし、それは、TOEICでは、できません。
リーディングは、時間をかけられれば、できる人が多いと思います。ゆっくり、辞書を引きながら、日本語訳をしながらであれば、読める人がほとんどと思います。また、TOEICの長文は、英検や大学受験のように、論説文や難しい文は出題されません。いずれも、ビジネスを行うにあたって、相手に伝えることを目的にした、とてもわかりやすい文です。したがって、ゆっくり読んでもわからないような長文は、出題されません。
そのかわりに、圧倒的なスピードが求められます。
日本語とかわらないようなスピードで、英語で仕事をする。日本語と同様に英語の文書を読む能力が問われるのです。ここが、TOEICの難しさであり、スピードを克服する者がTOEICを克服すると言っても、過言ではないでしょう。
3.正確性が問われる
同じくビジネス・コミュニケーションで用いられるのですから、会話、アナウンス、メッセージ、メール、レター、いずれも、正確な理解が問われます。例えば、「なんとなく来週の予定について話しているな。オフィスの工事があるな。」ではだめなのです。「新しい備品を納入するために、オフィスの3階で工事がある。営業部の人は、4階の会議室で仕事をしてください。その他の3階で働いている人は、どこで仕事をするか、上司に聞いてください。納入が終わっても、3階には終日、入ることができません。」と理解することが必要になるのです。それは、ビジネスに必要な伝達であり、正確に理解する必要があるのです。
また、TOEICは、正確に理解していないで「なんとなくわかったような気がする」ような聞き方をしていると間違えるような、ひっかけ問題がたくさん出題されます。なんとなくわかった、でなく、正確に理解していることを問われるのです。
この、正確性を確保する、そこがとても大切なのです。
ビジネスの現場で使われる英語の能力が問われる、絶対的なスピードが問われる、正確性が問われる。この3点をしっかりおさえることが、TOEIC攻略の肝であり、この3点をおさえる方法を、ブログで紹介していきます。
写真は、2018年3月26日に日経新聞に掲載された「大学入学共通テストで受験可能な英語の民間試験」です。このブログは大学入学を目指す人を想定してはいませんが、ご注目いただきたいのは、受験者数です。GTECの年間1百万人を引き離して、TOEICのの実用英語検定の受験者数が圧倒的に大きいです。
そして、社会人にとって、英語力を判定して、証明する英語検定試験、それはTOEICになります。
では、TOEICで求められる英語力とは、どのようなものでしょうか。それは、国際的なビジネスで活躍するのに求められる英語力です。特に、以下の3点が大きな特徴です。
1.ビジネスの現場で使われる英語の能力が問われる
状況理解、短い会話、ある程度長い会話、説明文といった、ビジネスで使われる英語を聞いて理解する能力を問われるのが、TOEIC L&Rのリスニングセクションです。
英語文法力、英語語彙力、英語文脈把握、ビジネス文書やメール、チャットといった、ビジネスで使われる英語を読んで理解する能力が問われるのが、TOEIC L&Rのリーディングセクションです。
そこでは、アカデミックな論文や論説文は出題されません。何ページにわたる長文も出題されません。大学受験の英語の問題では、2ページ以上の長文が2-3題、出題されるケースが多いと思います。TOEICでは1ページにも満たない長文をPart6,7で30以上、読むことになります。
2.絶対的なスピードが問われる
ビジネスのシーンでは、リスニング、リーディングとも、自然な流れでスピーディーに行うことが求められます。
リスニングは、実際のビジネスで、ゆっくり対応するということは、あまりできないと思います。スピードを遅くするには、聞き取れなかったことをもう一度言ってもらう(I am afraid I am not following you. Could you tell me that again ?)とか、言い換えてもらうことでしょうか。(I cannot get that. Could you explain to me in the different way ?)と求めて確認することができると思います。
しかし、それは、TOEICでは、できません。
リーディングは、時間をかけられれば、できる人が多いと思います。ゆっくり、辞書を引きながら、日本語訳をしながらであれば、読める人がほとんどと思います。また、TOEICの長文は、英検や大学受験のように、論説文や難しい文は出題されません。いずれも、ビジネスを行うにあたって、相手に伝えることを目的にした、とてもわかりやすい文です。したがって、ゆっくり読んでもわからないような長文は、出題されません。
そのかわりに、圧倒的なスピードが求められます。
日本語とかわらないようなスピードで、英語で仕事をする。日本語と同様に英語の文書を読む能力が問われるのです。ここが、TOEICの難しさであり、スピードを克服する者がTOEICを克服すると言っても、過言ではないでしょう。
3.正確性が問われる
同じくビジネス・コミュニケーションで用いられるのですから、会話、アナウンス、メッセージ、メール、レター、いずれも、正確な理解が問われます。例えば、「なんとなく来週の予定について話しているな。オフィスの工事があるな。」ではだめなのです。「新しい備品を納入するために、オフィスの3階で工事がある。営業部の人は、4階の会議室で仕事をしてください。その他の3階で働いている人は、どこで仕事をするか、上司に聞いてください。納入が終わっても、3階には終日、入ることができません。」と理解することが必要になるのです。それは、ビジネスに必要な伝達であり、正確に理解する必要があるのです。
また、TOEICは、正確に理解していないで「なんとなくわかったような気がする」ような聞き方をしていると間違えるような、ひっかけ問題がたくさん出題されます。なんとなくわかった、でなく、正確に理解していることを問われるのです。
この、正確性を確保する、そこがとても大切なのです。
ビジネスの現場で使われる英語の能力が問われる、絶対的なスピードが問われる、正確性が問われる。この3点をしっかりおさえることが、TOEIC攻略の肝であり、この3点をおさえる方法を、ブログで紹介していきます。
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