映画 2017-72 陽暉楼

ストレス解消ポイント：高知を舞台に、美しい女の対決。池上季実子と浅野温子の格闘シーンがすごい。それぞれ一所懸命に生きる生き様。不幸な時代に不幸に育っても、それぞれ懸命に生きようとする女たちの姿に元気をもらえます。女郎役の緒方拳も格好いい。時代は大正時代。ＮＨＫ朝ドラみたいな話だけでなく、遊郭だ女衒だといった世界もあったのです。☆３つ半。


鬼龍院花子の生涯」に続き、五社英雄が宮尾登美子の原作を映画化した文芸大作。池上季実子と浅野温子との、女同士の激しいぶつかり合いが話題を呼んだ。大正元年、太田勝造は呂鶴と駆け落ちし娘の桃若をもうけるが、呂鶴は追っ手に殺害されてしまう。勝造は桃若を連れて高知の遊郭「陽暉楼」を訪れる。二十年後、桃若は陽暉楼の売れっ子になっていた。勝造は大阪に珠子という女を囲っていたが、珠子は呂鶴に瓜二つの桃若に激しく嫉妬、陽暉楼に身を売ろうとするが女将に断られてしまう。allcinema ONLINE

映画 2017-71 わるいやつら

ストレス解消ポイント：わるい女たちによって、じわじわ破滅の道へ陥れられる恐怖によるカタルシス。１９８０年という時代を感じさせてくれるファッションと背景、こわい女たちの表情、変貌。ひとりの女性と会ったことで、急落する人生。怖い怖い。大女優たちの２７年前の演技を見るのも楽しいです。

わるいやつら
小心者の家具屋の妻：藤真利子
男勝りの京都の料亭女将：梶芽衣子
情念が熱い―元院長であった父親の愛人で和歌院長とも関係が有った看護婦長：宮下順子
男を利用して伸し上がってきた―天然の男殺し女流デザイナー：松坂慶子

松本清張原作のこわーい話。☆３つ半です。

映画 2017-70 バイオ ハザード

ストレス解消ポイント：研究室という密室で起こる恐怖によるカタルシス。そして、最強のヒロインを演じるミラ・ジョヴォヴィッチがかっこいい！謎解きもあるし、アクションもすごい。ゲームをベースにした映画だけど、大ヒットしただけのことがあります。映画の最後に、明らかに次作があるよ、という終わり方。次作も観たくなる映画です。☆４つ半。


近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた……。allcinema ONLINE

映画 2017-69 フィフス・エレメント

ストレス解消ポイント：最強の兵器　リールー役のミラ・ジョヴォヴィッチが、あまりにも美しい。宇宙語をしゃべたりして、かなりぶっ飛んだ役だけど、アクションもさることながら喜怒哀楽の表情が素晴らしい。コスチュームを担当しているのがゴルチエで、奇抜な未来なファッションが楽しめます。主役二人はオレンジ色をベースにしたファッション。あと、劇中ででてきた宇宙人歌手の歌。静かに始まり、情熱的に終わるこの歌のシーンが大好きです。最高に楽しませてくれてストレス解消になるこの映画は☆☆☆☆☆です。

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2214年、巨大なエネルギー体が地球に接近しつつあった。コーベン・ダラスの運転するタクシーに突っ込んでくる赤い髪の少女。コーベンは彼女リールーを神父の元へ届けるが、そこでリールーこそ地球存亡のカギを握ると知らされる。一方、地球の危機を救うための4つの石が、惑星フロストン・パラダイスでコンサートを行う異星の歌姫ディーヴァに託されている事が判明。特殊部隊の精鋭でもあったコーベンはリールーを連れていく事になるが、敵の手がすぐそこまで伸びていた。allcinema ONLINE

映画 2016-68 アメリカン ハッスル

ストレス解消ポイント：主役の妻役をしているジェニファー　ローレンスがまじにぶっ飛んでいてすごい。いかれた女性の役なのですが、表情、セリフ回し、どれをとっても本物では？と思えるくらい、いかれている。あとは、ラストの方で流れるデビッド　ボウイのジン　ジニー。この映画におかしいくらいあっています。実話をモチーフにしているというのも興味深いこの作品は、☆☆☆☆。

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1970年代後半のアメリカを揺るがした政治家などの収賄スキャンダル、アブスキャム事件を題材にしたサスペンスドラマ。自由と引き換えに、FBIが仕掛ける悪徳政治家検挙を狙ったおとり捜査に協力させられる詐欺師たちの姿を、スリリングに映し出していく。メガホンを取るのは、『世界にひとつのプレイブック』などのデヴィッド・O・ラッセル。『ザ・ファイター』などのクリスチャン・ベイルを筆頭に、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンスら、実力派スターが結集してクセのある登場人物たちを熱演する。シネマトゥデイ