On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

雨上がり

2024-09-27 23:00:15 | Takarazuka

水曜からの新人研修と合間をぬっての会議や調整事でばったばた。

大がかりな人事制度改定やシステムリプレイスの移行データ生成も
わけのわからない相談案件への回答やら宿題が積み重なったまま、
やってもやっても次が入ってくるから終わらず、納期踏み倒しているものもあり。
持ち帰ってやろうとしても寝落ちてしまう…早朝はっと起きて多少進めたり。
久しぶりに量的なストレスを感じており、疲労困憊の日々。
処理能力落ちているは回復に時間かかるは、50代になると無理がきかない…


そんな中、飛び込んできたニュース。

朝から研修で自分のスマホは通勤リュックに入れたままで、
やっとデスクに戻ってこれたら友人たちとのLINEに「ご結婚」と!

まさかのお相手に驚きつつ、でも身近に信頼し守ってくれる人が
いてくれてよかった、という一ファンながら肩の荷がおりたというか
ほっとした気持ちもありつつ。

でもね。お祝いだからこそ…

なんでこのタイミングでの発表なのー!という。

まもなく一年が経とうとしていて、ただでさえ注目を
浴びやすいこの時期。

色々な思いを抱えてきたに違いない彼女だからこそ、素直に祝福されてほしいというのは一ファンの勝手なのだけど。

記事やご本人たちのコメント、周囲の反応からして
入籍日時は発表されていないけど少し前だったようにも思うし、
それなら何も攻撃されるのが目にみえる、煽るようなこの日でなくてもよくないか...と
さらにぐったりした気持ちになってしまった。
もちろん、色々な事情があってのこの日の発表であろうことは
理解するつもりだけど。
けど、けど…と非常にストレスに感じたのが残念。



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20周目へ

2024-09-23 23:55:00 | Diary

おかげさまで、20周目に入りました。

一年早いけど、かんしゃくもちくんにお祝いしてもらおう



折しもゴスのYouTubeチャンネルでは30周年アニバーサリーに先駆けて
周年記念ライブの模様がなんと無料で!!
24時間限定ですが観られます。

円盤を持っているけれど、最近全く観ていなかった各周年ツアー、
ライブとその頃の自分を思い返して胸熱。
やっぱりG10が原点です。
ライブでは観ていないけど(笑)
会場で観たんじゃないかと思うくらい、
夜な夜な副音声込みで深夜まで何度も観ていたものです。

あの頃、彼らも私も若かった

G10は出逢う前、出逢ったばかりでライブが真骨頂を実感して夢中になり、

G15は春夏、秋冬と新たな取組の彼らに舌を巻きつつ
周年通してお祭り気分で各地遠征によく出かけ、

G20はマニアとしても熟してきつつあった頃、
伝説とはこそばゆいながらも、10年経っても
まだときめきは終わらず、次々と出てくる彼らの引き出しを尊敬し、

G25は全国完走を願ったものの、コロナ禍の厳しい時期に直面して…
幸いスタート直後の2公演を観ることができたけど
ツアーは残念ながら中止に。
…でもそれは今思えば、まだ手探りで彼らの健康にも影響のあること、英断だったと思います。

別のやり方に切り替えてくれた「おうちからハーモニー」を
楽しみに家で心置きなく笑い、乗り切ったあの頃。

どんなときも、なんとか歌を届けてくれる。
歌だけではなくて、勇気や安心も。

あらためて、昨年のこの日にそろそろ終わりを決めようと
2025年のこの日としたのだけど、
やっぱりゴスの満30年はこのブログでも
見届けなくては、じゃない?
なんて今は思っています。

11月に発売されるEPアルバムは、5人の作詩作曲とのこと。
タイトルは「Pearl」。
パール…30周年…パール婚…!!
とそんな連想をしつつ、彼らと私たちの記念になるのかな、と
ワクワクお待ちしておりまーす!!

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今日いち-2024年9月15日

2024-09-15 17:19:16 | Gospellers
最近ではコンポで聴く機会も減って
処分しようと久しぶりに電源を入れたら
MDが入りっぱなし。
何百回となく聴いた、出逢ったあの頃の彼ら
このクリスマスライブ、最高なの。
G30を迎える今聴いても💚

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今日いち-2024年9月7日

2024-09-07 19:23:17 | Diary
いまさらながら大相撲ファンクラブに入会して届いた番付😁
いよいよ明日から場所が始まる!
久しぶりに国技館に観戦に行けるので楽しみだー!

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今日いち-2024年9月1日

2024-09-01 11:35:32 | Gospellers
酒井的梨店、刈谷梨(豊水)
瑞々しく、甘くジューシーな大玉さん

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定例会

2024-07-29 23:55:00 | Diary
新卒で入った会社の後輩たちと、忘年会ぶりで、暑気払い。

膝を骨折した後輩A、一年経つしそろそろ抜釘?
と連絡してみたら、連休の頃にすでに手術していたそうで
「来週こどもたちが帰省で不在です!!(=飲みましょう)」と
あれよあれよと予定が決まって、Yも一緒に会えた。
 
この3人だと池袋集合になり、今回もAが予約しておいてくれたお店。

会議が延びてしまってダッシュでお店に向かい、案内された先が
まさかの屋根裏だった(笑)
Yも少し遅れてきたので、ひとり待っていたA。

はしごからぬっと顔を出した私と目があったときのAの顔忘れない(笑)

 


四畳半ほどの屋根裏、天井低!円卓!座布団!

しかも、はしごで上がる!!!!!




「ちょっと、Aとmihoさんとか、ケガしがちな人は無理でしょ!!!」と
せまくて急なはしごに四苦八苦しながらYがいつものようにつっこみ入れてて
笑いが止まらない夜だったよ。

とにかく先にリュックとかバッグはおろしたりあげたりして、身一つで
昇り降りしないと危ない。
ほどよく酔えない、という緊張感も生む(笑)

いやー・・・なんで他の席空いているのにここなんでしょうね?と
Aも苦笑していて、記憶に残るよ。

お食事はとても美味しくて、女子会満喫。

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母の入院

2024-07-09 23:55:00 | Diary
鎌倉に行ったときに胸が痛いと言っていた母。

昨年の健康診断の結果から近所の内科にかかっていたのだけど
そこで相談したら、すぐに紹介状を書いてもらって
とんとん拍子に入院して検査することになった。

暑い中歩かせてしまったから...なんて思っていたのだけど
もっと大がかりな状態で、心筋梗塞一歩手前だった。
胸が痛いというときにのんびりしてちゃいけないんだ…ごめん。

腕からカテーテルを通したところ、かなり血管が細くなっているところがあり
そのままステントを入れるには難しく、再度足の付け根から入れることに。
当初月曜検査、火曜退院のはずだったのが、火曜に再度カテーテル、
水曜は様子見の木曜退院になった。

4人部屋ながら適度に仕切られていて、スペースは確保されているものの
やっぱり同室の方のあれこれは気になるね。
1日だからいいか、とあまりこだわらずに選択していたけど
長めになるんだったら個室にすればよかったという母をなだめる。


こちらは最初の検査のあとの食事。
腕からカテーテルを通したので、なるべく動かず食べられるように
すべてが串刺し。そして見た目以上に味がないそうです
なるほど、こういう工夫があるのか…


仕事もだんだん輪をかけて忙しくなって、本当に回らなくなってきていて。
750人の会社でさらに内定者や採用関連で対応している人数で考えれば1000人超えるところを
3人で対応しているのもおかしいのだけど。
間接部門を絞るだけ絞ってきた前経営者がやっと退任してくれたから早く採用しよう。
世の中が変わってやるべきことたくさん。本当に今まで抑圧されていたんだなとしみじみ。
そんなに新しいことやらないから最低限で回っていただけなのよね。
言われたことだけやってろという風土からそんなに簡単に風土は変わらないと思うけど、
いい事業をしているのだから、もっとよくなるこのチャンスを活かしたい。

家族を優先して、という現社長の言葉にありがたく、休みやリモートで対応させてもらったけど
母に何か、今の普通の暮らしから変化があったら、仕事というものを本格的に考えねばと
会社の新たな動きにここぞ頑張りたいのと相反していく気持ちもある。

なんてことを考えながら、作り置き用に野菜などを買物してバスに乗ったら
逆走してしまい、とぼとぼと荷物をかついで遠回りして歩いて帰る。

お世話になっているKさんのお宅で見せてもらった
病院が刊行している糖質オフや、カロリーをおさえた食事の本を参考に。
うちも食べ方や作り方で身体の負担を減らす努力をしないとな…
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鎌倉へ

2024-06-22 23:55:00 | Diary
小学生の頃は休みといえば鎌倉によく遠足に連れていってもらっていて、
北鎌倉からてくてくと山道ハイキングコース、建長寺の半蔵坊、烏天狗が好きで
そこでよくお弁当食べていたなー。

久しぶりに鎌倉の日影茶屋のお弁当が食べたいね、と母と出かけた週末。
めちゃめちゃいいお天気すぎて暑い。6月なのに真夏なみ。
このまま日本は一年のうち半分くらい夏になるんじゃないかと遠い目。
それこそ小学生のころに授業で習った地球温暖化を、温暖なんてものではない
レベルで体感しているのが今なんだ...

鎌倉駅すぐに前はお店があったように思うけど、すでになく、一瞬諦めかけて
歩いていたら、ばったり小町通りのお店にて買うことができました。
WEBで調べてもなかなかちゃんとした情報がつかめない...

鶴岡八幡宮に参拝。

 


七夕のぼんぼりが風にそよぐのは見た目に心地よいのだけど、ひたすら暑い。



無病息災、自祓所なるものを見つけて、祈願。
自分だけではなく、sちゃんのこと、母のこと、叔父のこと、
いろんな心配と祈りを人形に念を込めて移した。









本殿参拝後、境内をぐるっと回って、幼稚園の脇にある休憩所にて。
ちょうどベンチに座れたので、亀や鯉が泳ぐ池の前でお待ちかねのお弁当タイム。
いやー、清々しい。



日影茶屋のお弁当は、シンプルで美しくて美味しい。
そして、外で、良い景色を眺めながらのんびり食べるのも気持ちがいいよね。



その後は、今度は海のほうに向かって散歩。
雪ノ下教会の紫陽花、シーズンのはずなんだけど、こんなにカンカン照りで…
でも綺麗な紫、やっぱり紫陽花は紫か青が好きです。



腹ごなしの散歩とはいえ、日影がなく買ったばかりの強力な日傘が活躍。
帽子も持ってくればよかったー



海までいって、ちょっとだけ砂浜におりて、遠くのヨットを眺めてすぐ折り返し。





駅近くまで戻ってきたとき、母が胸が痛いと一旦休む。
この暑さ、無理だったのかも…
日頃元気だと、年齢的なことをうっかりしてしまう。



ふたたび小町通りにある喫茶店で涼む。
お目当てのモンブランのケーキはなかったけど(確かに季節が違う)
このために腹ごなしで歩いてきたので
母はシフォン、私はレアチーズ。
アイスオレの冷たさが、喉からしみわたっていく。



日に当たってそれだけで疲れてしまうけど、鎌倉の雰囲気を満喫。
よく歩いたから、ぐっすり寝よう。
 
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一年ぶりの再会

2024-06-15 23:55:00 | Diary
少し長めの一時帰国の間、今年もはるばる遊びに来てくれた!
ちょうど一年前に会ったときからOちゃん、Iちゃん大きくなっていて育ち盛り~

金曜日の午後、昨年と同じように武蔵小杉で待ち合わせ。
改札で、久しぶり~のハグを。3人の元気そうな、変わらぬ笑顔にほっこり。

我が家のリビング、「去年と一緒だ!」というOちゃんの言葉に
そうなんだー全然変わってないでしょ?実は20年配置変わってないんだ…(笑)

ささやかながら、夕食にお招きしたものの地味でごめん!
それでも美味しい美味しいとたくさん食べてくれて嬉しかったよ

相変わらずフレンドリーでわんぱくな面がありつつも、クレバーでやさしい兄のOちゃん。
Iちゃんもすっかりおしゃまな女の子、たくさんおしゃべりできるようになっていてびっくり。
一年の成長ぶりがまぶしい。




うちの母も通常営業で、「明日、味の素の工場見学行くんだ」と言ったところからの
味の素で働いていた母の中学の同級生の思い出話に。
目を白黒させながら、Oちゃんがいい感じに付き合ってくれて、その感じがおかしかった。
私も何度か聞いたことのあるその60年以上前の話、今ならすごい大問題になっていると思う。


昨年遊びにきてくれたとき、Oちゃんのリクエストでカップヌードルミュージアムの
チキンラーメンファクトリーに行ったのが、私としてもすごく楽しかったので
今回も何か一緒に体験できたらいいなと探して、2歳以上なら一緒に体験できる
味の素のクノールカップスープのコースを予約しておいた。

とてもいいお天気に恵まれて、暑いけど気持ちいいね!
 
ちょっとビートルズ風なこの写真、お気にいり



川崎に工場がある味の素、大師線に乗り換えて鈴木町で初めて降りたのだけど、
この「鈴木町」って味の素だけのためにあると後にガイドさんから教えてもらって
これまた初めて知った。
創業者のお名前にちなんでいるそうで、道路はさんだ向かいのマンションは違う町名。
駅まるごと、味の素の敷地内にあるんだって。ドーム7つ分の敷地、広すぎる...

かわいいアジパンダの足跡を改札から辿っていくと到着するっていうのも、
ワクワクしていいよねえ。




受付から、記念撮影から、ガイドツアーから何から何までカスタマージャーニーが最高。
接するどの担当者の方もとても親切で、気持ちのいい会社だなあ…としみじみ感心してしまった。
こういう体験を小さい子から大人までできたら、会社のファンになっちゃう。

コーンクリームカップスープができるまでを、コーンレンジャーとして
ちびっこたちもただ見るだけじゃなくってアクティビティも充実していて楽しい。
びくともしない会社の壁をバンバン叩いていいって考えた人、天才だな…


コーン畑サラサラパウダーロード、ほんとにパウダーの中を歩いているみたいに
床のビジョンが動くの。
スープが15秒でとける秘密とか、スープデリのパスタ不良品を取り除くゲームとか
安全品質の取り組みや苦労ももわかりやすく。

最後は、お待ちかねの試食。
カップスープの美味しい作り方を教わったのだけど、ほんとに味が違う!
言われた(書かれた)通りに作るって大事なんだな…(しみじみ)
素材、商品の特徴を知り尽くし、研究し尽されたメーカーのプライドに敬意。

ちなみにお茶碗型のスープカップで、きっちり150mlでしっかり混ぜるのがコツ。
底が丸いカップというのが美味しいコツだったのか…普通のマグでこれまで飲んでいたよ。



朝ごはん、少しだけだったからしみるね~
美味しい、美味しいとご満悦のOちゃん。
「mihoさん、こんな楽しいところ連れてきてくれてありがとう~」なんて何度も言ってくれて、
喜んでもらえてうれしいのはこちらのほうだよ。




去年は小学生以上のアクティビティだったから、今年はIちゃんもつゆちゃんも一緒に
回ることができて、私もよい体験ができました!ありがとう!

無事にスープ素材博士認定証をいただきました。


川崎に移動して、趣味友人の集いランチ&コーヒータイム。
みんな会えるのを待っていたけれど、会えばいつでもいつも通りというか
すぐに弾む会話が楽しいね。
Iちゃんはおつかれでぐっすり。よく歩いたもんね。
それにしても、この女子会に混じっても流石のミスター社交力。
また趣味友人たちが、それぞれにOちゃんと話が合う何かを持っているのもすごいよな。



混雑のラゾーナを抜けていくときも、チームを感じるこの後ろ姿。
大好きな友人が築いている家族の絆をふとした瞬間に感じて、それもまたよきかな。



貴重な一時帰国の合間に、遠路ありがとうね。
いつでも、近い親戚のつもりで待っていますが、またアメリカにお邪魔したい。

お別れ時になると、まだまだ沢山話したいことあると実感。
それはまた、ふたりで会えるいつかを楽しみにね。
 
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劇団四季のオペラ座の怪人は凄い

2024-05-03 17:05:00 | Stage&Music
東宝版エリザベート初演の頃、ミュージカルをたくさん観るようになって
ずっと観たいと思いながらも観劇機会になかなか恵まれなかった「オペラ座の怪人」。

CDを聴きこみすぎて流れも楽曲も全部頭に入っているのに、観たことがないという…

数年後、京都劇場で劇団四季のチケットとれるかも!と意気揚々としたものの
一緒に行く予定だった友人がサッカーW杯のプラチナチケットが当選して、遠征しなかったんだよな。

そして時を経て、初めて観たのが2012年、ブロードウェイ。
ニューヨークで待ち合わせたつゆちゃんがチケットを取ってくれて大感激。

本場で観劇できるなんて!

と、こちらも意気揚々としていたのに見事に時差ボケにやられて
間は頭をユラユラさせていたものの、最後には号泣して劇場を後にしたのでした。

もう12年も前なの?
というくらい、鮮やかな記憶

時は巡り、車内吊りでみかけた劇団四季のKAAT公演。
確かその日が発売日で、電車に一緒に乗っていたNちゃんと
ゴールデンウィークの予定を確認してチケットを押さえたのが半年くらい前。

待ってましたーーーーー



日本語で観る怪人に胸熱でした。
一緒に歌える!

怪人の来し方を思えば、というところではあるのだけど赦しはできず、
クリスティーヌなりの決意とはいえ情けに胸が痛み、
ラウルをみればミュージカル三大ダメ男を思い出し、
でもね、とても見事なキャストの皆さんでした。聴き惚れた。
何よりやっぱりロイドウェバーの楽曲がどれも素敵。
生オケも贅沢…✨

観やすい後方センターブロックだったのもあいまって、
シャンデリアも数々のマジック演出も楽しめた。
最後の、あのマスカレードの猿のオルゴール。
あそこでいつもほろっとくる。


晴れやかな気持ちで、よいゴールデンウィーク初日!





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めぐりあい

2024-04-28 14:10:00 | Diary
先日亡くなったKさんの奥様のお誕生日にお届けに、またかつて住んでいた町へ。
歩いていける山の上、変わらぬところはあるものの、開発も進んでまったく違う景色でもあり。
10才から30才まで、20年もここに住んでいたのがなんだか不思議。

その間にたくさんのご近所の方と出会い、お世話になってきたうちのおひとり、Tさん。

すれ違った人が連れていた真っ黒なレトリバーに、ふとTさんを思い出した。
Tさんの愛犬にそっくりだなあ、と思って。

お元気かな、と母と話しながら丘の上のバラ園にふらりと立ち寄って、
暑い日差しの中、日焼けしちゃうねと言いつつ
バラよりジャスミンの香りが強いなかであれこれ花々を写真に収めていたの。

男性が向こうから歩いてくる足元が写らないように待ってシャッターを切って。




iPhoneから目を上げた先に、
丸い黒いサングラスをしたおかっぱより少し長めのグレイヘアの細身の女性が
こちらに歩いてきて思わずまじまじと見てしまった。
ちょっと時が止まったような、自分の記憶をカチカチ合わせているような。

その人も口元があっ、と小さく動いてる。

やっぱりそうだ、Tさんだ!

思わず呼びかけて、走り寄って手を取り合って。

なんて奇遇なんだろう…!!

いまTさんお元気かなって話してたところなんです!母と!と、
もう涙ぐんじゃうほど嬉しくて。
少し離れたところにいた母もびっくりして寄ってきて。

私が写らないように待った足はTさんのご主人で。
ふたりで庭園でピクニックランチをとるために来たところだそう。

Tさんのお母様も3月に亡くなったばかりとのこと、
まだやれることがあったのではないかと悔やんでいることなど
Tさんもいつも気にかけてくれていた祖母も亡くなった昨年のことを伝えながら、
Tさんの気持ちが痛いほどよくわかる。

私たちが引っ越してから十数年ぶり、
私が新卒の頃、ひとり経理で泣きながら仕事していた頃、
色々と話を聞いてくれて、もしよかったらチャレンジしてみないかとお勤め先に紹介してくださって。
残念ながらご縁はなかったのだけど、そのときに社会の厳しさもしっかり認識することができて
まずは自分に力をつけねばとよい経験になった。

いまも憧れのキャリアウーマンで、チャーミングなTさん。
年を重ねて、私でも心に寄り添えることがあるかもしれないな、と。

落ち着いた頃にまたお茶しましょう、と連絡先を交換して別れた。

晴れた山手で会えた奇蹟✨
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バースデイ遠征

2024-04-25 23:55:00 | Diary

てっちゃんと同じ誕生日の母、ついに後期高齢者への仲間入りです。

推しのひとりであるのぞ様のコンサートがちょうど大阪であり、
チケットも運良く取れたので、お祝いの小旅行(遠征ともいう)へ。

…定期昇給月、考課もバッタバタなところに
新人研修も、会社の経営体制変更もあって、
よくぞ給与日の前日当日に休ませてもらえたよ。
やればできる、なんとかなるけどしんどかった…
同僚のご協力ありがたや。


きたよ〜きたよ〜

足の怪我もだいぶ良くなってきて、
というか、この旅行に照準あわせてリハビリしてきて
足取りも軽やかになってきました。

歩幅も大きくなってきてよかった。


今回は母と自分の荷物をあわせて、小型のスーツケースで
私がゴロゴロ引っ張っていきました。
担がなくていいのはやはりラクチン

到着したら、お昼は軽く済まそうと話していて、
早速新大阪駅構内で美味しそうなお弁当に出逢う。


焼き鳥につくねに、満面の笑み。
ちょうどフードコートのようになっている席があって、さっと食べられた。
ここのお弁当、コスパ最高だと思う。また食べたい。

今回は母の足元重視で、あまり歩かずに目的の場所に行けるよう、
大阪駅上のグランヴィアに泊まりました。
駅直結だし、明日の目的地MBSスカイシアターも近くて、
チェックイン・アウト前後も荷物を預けておける。
室内もとても快適で、眺めも良く、母も喜んでくれていたのでよかったよ。

どんよりと雨が降ってきましたが、
誕生日ディナーまで、阪急や阪神のデパートめぐり。
とても接客が心地よい店員さんがいらして、よい買い物ができました。

大阪らしい標語が阪神デパート入口に。
知らんけど、は愛すべき日本語のひとつ。



イタリア好きの母にはやはりイタリアンかな、と
ホテルからもほど近いヒルトンプラザにあるお店にディナーを予約していました。
土地勘のない中であれこれ迷ったけど、
テーブルにはシェフからのカードもあって、とても親切におもてなしいただきました。

まずはスパークリングで乾杯🥂
(飲み放題というのがまた最高だった)

美しいお料理に舌鼓。
たまにはこういうお店にご褒美に来て、インスパイアされたいよねと
非日常を楽しみつつ、この75年を振り返りつつ。











乳児の頃に大病した私、色々あるけど、自己肯定感が失われずに済んだのは
ひとえに母が厳しく温かく愛して育ててくれたおかげだと、しみじみ思います。

祖母が亡くなって、長年の3人のバランスが2人になって、
3人では出来なくなっていたことを楽しんだりして、
祖母からもらった時間を大事に、母に感謝還元していきたいな、と。


翌日は晴れて清々しく、いざ推し活。



柿落としシリーズ、とてもよい劇場!
観やすいし、座席が快適!



たっぷり歌ってくれて、相変わらずのパワフルさ。
お茶目でキラキラ✨ポップスターに、冒頭からなんか泣けちゃうんだよなあ。
あれか、「君だけのヒーロー」って笑顔を向けられ歌われるからかな。

何がどう刺さるか、受け止めはそれぞれだけど
推しの力、支えてくれる力って偉大。

東京で私は観ていたのだけど、初めて観る母も場面場面で笑ったりほろりとしたり、
感情のままの出会いを堪能したようです。

男役(風)のコーナーはやっぱり原点というか、
そうそうこの歌、ってなる。
勝手にしやがれ、ジェンヌ歌いがち曲に認定。

グッズはいいわと言っていたものの、
お誕生日なのでTシャツをプレゼント。


帰りはまたデパートでお土産を物色。
食べたかったツマガリのクッキーや関西ならではのものを。

そして着いて食べたお弁当が美味しかったので、またそのお店で
つくねやしょうが串など。
気にいると何度でもずっと食べられるの、遺伝子だな…と思う。





新幹線で夕食を兼ねて車内宴会。
楽しくエネルギーをもらった2Daysをふりかえり。

ますます元気な一年を過ごせますようように!



















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まさかの

2024-03-10 21:15:00 | Diary
母が転んだ。
ちょっと張り切って前にぐいっと出たなと思った瞬間、
びたーんと両手をついて。
大きな銀杏の木の根本が盛り上がって、鋪道が少しがたついているところに
見事にはまって、斜めに倒れた感じ。
うわあ、痛そう…

無理に人を抜かそうとするからだよ、と思うのと
咄嗟にこちらも手が出なかったのと、
まったくもうーーーーー

とりあえず向かっていた郵便局の用事を済ませる間、その場で待っててもらい、
なんとか帰宅したものの、かなり痛そう。
自分が骨折したときには足をつけなかったから、折れてはないかもしれないけど
日曜でもやっている整形外科を探す。

市の問い合わせ電話で隣の区の整形外科を紹介してもらい、早い方がいいだろうとタクシーで向かう。

とりあえず、私の骨折回復を支えてくれたグッズ総動員。

「あなた思い」という名のリハビリシューズ、
添え木や包帯ぐるぐる巻きでリハビリシューズさえ履けないときの入院用室内履き、

全部持って行ったら、全部使った😂




看護師さんたちが準備がいいと感心してくれたけど経験者なだけです…。

幸い、両足捻挫で折れてはないそう。
もう真っ青に腫れ上がってて痛そうだ。
右足のほうがより体重がかかったようで重症。

折れていないので簡単なシーネと湿布と痛み止めの処方で、
不便だけど、しばらくは安静にするしかないね。

帰宅したらしたで今度はまた大変。
両足痛くて付けないから私が押すしかないものの
デスクの回転椅子を車椅子代わりにしてもうまく動かないし、大騒ぎ。

私は祖母の車椅子や支柱にだいぶ助けられていたなあ。
使わないに越したことはないけど、トイレに手すりは必要だな、と改めて家の中を見直さなきゃだ。


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ゴスマニア集い2024@横浜

2024-03-03 23:55:00 | Gospellers
禁断の企画に盛り上がりすぎた・・・
あの日あの時、ブログを通じて知り合った友人の皆様にいただいた
過去映像で何度も何度も繰り返し観ては頭抱えるくらいにときめいていた
「ラブストーリーは突然に」をまさか時を経てライブで聴ける日がこようとは。
久しぶりにメーターが振りきれた感、ありました。生きててよかった。

年長組の「碧い瞳のエリス」とか「ふたりの夏物語」とか、私は同世代ゆえ
ストライクな選曲で沸いたけれども、若手のマニアのみなさんはぽかーんと
したことでしょう・・・曲の合いの手、周囲は困惑していた(笑)
Only You♪と2回目はPrecious Love♪ですよ…と思いつつ。
杉山さんや西原さんに夢中になっていた小中学生の頃の曲、懐かしかった。

ゴスマニアだからこそのゆるゆるぐだぐだも、あると嬉しい時間。
セルフカバーカラオケ、画面ごとの歌い継ぎとか、本人たちも想定していない切れ目で
絶妙にわかりにくい選曲も、いいマネジャーさんがついてくれたなあと
愛あるゴスペラーズの魅せ方に感謝、感謝。

楽しかったねえ、とライブ後のビール&感想戦が戻ってきたことにも感謝、感謝。
 
 




 
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ReMEMBER(仮) @YOKOHAMA1st

2024-02-24 23:55:02 | Gospellers

北山さん、お誕生日おめでとうございます。同い年!

ふと、自分の誕生日より感慨深くなるのは
ここまで元気に歌い続けてくれて本当にありがとう、と
生命の力に想いをはせてしてしまうからだな。

あの日、ニュースを聞いて、血の気が引くとはこのこと、と、
4人で守り歌い続けるライブを観たときの「いない」という胸の痛みと、
(乗り切ろうと力を合わせたパフォーマンスはもちろん素晴らしかった)
復帰の笑顔に、それ以上に嬉しそうな4人の笑顔を見た安堵と、
感情ジェットコースターだったあの頃を、
ありがたいことに日常はすっかり忘れていられるけど、こういう節目にはやはり思い出すね。


さて、満を持して(ヤスに背中を押されまくって)
ソロデビューを果たした北山さんのライブで感じたことなどを。

2024年2月12日 billboard LIVE YOKOHAMA
1st 15:00~16:10




サービスエリアの席に着き、舞台上のピアノやマイクを眺めながら、
白ワインとチーズの盛り合わせで乾杯し、
開演を待つ間、naoちゃんのそわそわ感がどんどん増していく。

なんてったって、近い。



ご近所ながら初めてお邪魔したこちらの会場、
どこから登場するんだろうね、なんて話しているうちに
客電が落ち、拍手と歓声がわく中、そこからかー!と下手客席後方から北山さん登場。
はにかみ笑顔はいつものまま。

ホールライブではなく、この近さのライブハウスで会えると、それだけで嬉しい。

マイクをとるのかと思いきや、なんとピアノの前に座った北山さん。
やや下手寄りの我らの目の前でピアノに指を滑らせる。

…いつかのソロライブでもオープニングから歌わずトロンボーンだったことを思い出す…
と、同時に30周年め、ふりかえるようにFRANZYの「探る」CMを思い出す…

あのときもピアノと対話するような北山さんに射抜かれたものです。
(私が知ったのはオンタイムではないけれど)

心がざわつく、彼が奏でる音を固唾を呑んで見守るような時間。これはなんていう曲かしら。
重たい響きのタッチ、柔らかそうでいて硬質で、ざらつきも生むというか、
北山さんの音=いまこの時の心情のままのようで、それだけでも近さを感じるというかね。

…全裸でピアノだったら、ほんとにあるがままの音なんでしょうね……

・・・そんなどうでもよいことを北山さんの横顔、肩甲骨から脇にかけての腕の動きをぼんやり眺めつつ思う。


弾き終えて、あらためてのご挨拶。
衣装は、綿素材?のベージュのジャケット、くすみグリーンのTシャツに、黒のワイドパンツ。
合わせていたのはエナメルの靴だったかな?

北山さんちのホームパーティにお邪魔した感じで、というコンセプトだそうで
急にホストがピアノ弾き始めるようなパーティあるでしょ?と言われてもよくわからないけど、
まずこのソロライブは3部構成になっているとのこと。

ビルボードクラシックスをきっかけに、改めてクラシックと向き合う、ということで第一部はピアノソロ。

展覧会のゴスペラーズ、というコンセプトを思い出したけど、
ピアノを奏でる北山さんが展示されていて、それを心の中は自由に、
思い思いに眺めたり聴いたりする感じね。

後のMCでこのピアノ初めて弾いたけど、弾かせてくれるピアノだった、
と言っていたな。
リハのときにもう一番上手く弾けちゃった、なんてこことも。
さすが銘品、STEINWAY&SONS。

そして、呼び込まれた旅の友、柴田さん。
9年切ってないというサラサラの長い黒髪。
特別なことはしていない、とそんな美しさをキープしているのは
パンテーンとかLUXとか一般にもおなじみメーカーのシャンプーやトリートメントだそうで。

あ、でも旅に出たらホテル備え付けのシャンプーではなくちゃんと
一泊用のコンビニで売っているようなのを使っているよ、なんていう
気さくなトークでゆるゆると第二部
に入る。


ゴスペラーズの曲名が入った抽選箱から引いた曲を歌うコーナー。

やや緩やかな選曲ばかりだったところに、てつやが二日前に観に来て(東京公演ね)
グルーブの鬼のような柴田を捕まえてきてそんなまったりした曲ばかりで
どういうことだと箱のなかにぽんぽんっと二曲追加したらしい。

俺、やっぱり持ってるんだな、と引いたのがその一曲で「FIVE KEYS」。
(おおう、てつや鬼!てつや最高!もう一曲入れたの何!)

そして柴田さんがすごい。
いま楽譜ダウンロードするからちょっと待って、って初見で?!
ポケットから取り出したiPhoneから、ピアノの譜面台に置かれていたiPadに
同期しているのを観ながら、アーティストも色々使いこなせないといけない時代だな…なんて
アナログ全開なことを思いつつ。

どうやって歌おう、と少し考えた北山さんも自分のパートを歌います、とこれまた貴重。
そんな低いところから「右手ーっ!」高音行くんだというのが見えた。
柴田さんのピアノがこれまた音が華やかでシャープ!かっこいい!

そして、横浜は特別だった!
あまり引っ張ると嫌かな、と呟いて呼び込んだゲストはなんとリトグリのかれんちゃん!

抽選せず「Silent Blue」を彼女がリクエスト。
「(私も)キタマニなので、ここにいる皆さんも北山さんの高音聴きたいかな、と思って」

ベースつながりで仲良くなったとか、おもちとおかきも撫でてもらった家リハの
ほわほわエピソードからの、さすが聴かせるかれんちゃんもすごい。
やっぱり上手いな...と思うのは、正確かつ伸びやかな声もさることながら、
感と気配が絶妙なんだな。

そしてまさかの桑田さん「白い恋人達」、スウェーデンのシンガーソングライター
Benjamin Ingrosのなんて曲だったっけ…揉めたカップルの歌、と紹介された曲を
デュエットで。

北山さんも終始うれしそうに頬に微笑みが浮かんでいるし、
出会いは中学生だった彼女も今や25歳、感慨深いでしょうね。

なかなか自分では選ばない曲をリクエストしてくれてありがとう、という
北山さんと同じく、いろんな世界観を魅せてもらえて楽しかったです。

そして、第3部。

おもむろに紹介された、

北山陽一が歌い
柴田敏孝が奏でる
安岡優の世界

「ゴスマニア的に言うと“年少組の世界”ですよ」



悲しいせつない甘い、それが2分半のなかに…と紹介されるのを聞いて、
このコメントはきっと「エンドロール」だろうなと期待して待つ。
曲ができた背景を説明している北山さんにあわせるように柔らかく
奏でる柴田さんのピアノも心地よく。

川の雫

いつもてっちゃんで聴くその2番が北山さんで聴くと、熱い。
歌い手により温度感も変わるね。

それにしてもこの世界観大好き。
静かに熱い、そんな生き方、命の重み、激しさを、
歌声の緩急、それに呼吸するように合うピアノが凄かった。

大きな自然の力、宇宙の中のポツンとひとかけら、やはり北山ワールド。
そのなかで生きる儚くも、前をみつめる感じが北山さんなんだな。

そして「Remember」
生まれた子供を祝いたい、トシのことも祝いたい、一緒に曲を作りながら
そんな思いをヤスに伝えたところ、「3日前に生まれて…」と言いかけたら
「わかった。皆までいうな」と制したそうで。プロ、かっこいいな。

この曲が初めて披露されたときのライブを思い出しながら
その寿ぎを聴く。
聴いて衝撃を受けたつゆちゃんが、詩を忘れたくなくて終演してすぐに
テーブルにあったペーパーナフキンにその場でペンを走らせた、というのが
忘れられなくて。

柴田さんの間奏がまた凄かった。
川の激流に揉まれるような、その長さ、激しさ。
そして気づけば嵐が去ったような穏やかさ。
森を抜けた穏やかな川のせせらぎのような明るさが見えるように締めくくられる
その間奏は、毎回異なるそうで。

表現力の豊かさに脱帽でした。

北山さんも2番を歌うまでマイクをずっとおろしていてね。
その音色に聴き入っていました。

そして同級生と作った、と紹介された「月光」。
悲しみやせつなさを込めたその曲、ヤスが昇華させているな…と
もう20年以上も前の若さでこれを書き上げたのか、とあらためて
その内面や紡ぎだす言葉の才能にこちらも脱帽。

「・・・これから皆さんの記憶を捏造します」

という一言で、時間押したなとわかる(笑)

「アンコールありがとう!」という発声に、惜しみなく拍手喝采。
そのつもりだったので問題なしです。

まったりしそうな感極まる北山さんに、何するー?何やるー?と茶化して
引き締める柴田さん、さすが阿吽の呼吸。

そしてなんとなんと、「今日が終わる前に」
しかもマイクオフー!

まさか北山さんのリードで聴ける日がくるとは思わなかった。
大事な人を思う、柔らかくて、いい曲だよなあ。

久しぶりにソロを聴いて、北山さんの進化、深化を目の当たりにした
とてもよい時間でした。

50歳でも目の潤み度合いは変わらないけど、
いくつになっても、きっと挑戦を続けていくであろう姿に刺激をもらった。
ありがとうー!!健康第一でね!!



 

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