On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

FOR FIVE活動--名古屋編

2013-07-16 02:07:43 | 2012-2013FOR FIVE


「おれの消費カロリーが画面右下に出ていると思います。
おれと同じくらい、みているお客さんも消費しているはず。
おいしいもんたくさん食べていってください!」

酒井さんの地元にて、おすすめされたとおり
ライブ前の腹ごしらえと、消費カロリー補うようなライブ後の〆め。

新幹線からキレイに富士山を拝み、お昼頃に名古屋へ到着。



向かうは熱田神宮、その前に「あつた蓬莱軒」へ予約に立ち寄り。
読み通り、2時間くらいの待ちだったので名前を残し、お参りへ。

草薙神剣を祀って1900年!のお祭りのはずが
あまり盛り上がっていなかったような・・・



時間はたっぷりあったので、ぐるーっとゆっくり廻りました。

ここの御水で目を清めると、良くなるとか。
さらにあの石に水を打って当たれば、願いが叶うとか。
こんなにたくさん、神様が力を貸してくださる場所があったのね。



東日本大震災前に訪れて、そのときに買った旅行御守。
地震で、置いておいたところから下にあったマグカップに落ちて
一度はまるごと水に浸ってしまっていたのだけど、それを宮司さんにお返ししました。



日本地図があしらわれた御守が水に浸っていたのが、あの震災の縮図のようで
見たときにはなんともいえない気持ちになったんだ。いろんな願いをこめて奉納。

おみくじは控えめな結果に。



のんびり歩いても、さすがに2時間はかからず…
ちょっと早めにお店へ。今回は神宮に近いほうのお店です。
訪れたのは2月、きっと年末年始から大混雑しているんだろうな~



おまちかねのひつまぶし!



お参り後だし、お天気もいいし、飲んじゃえ!



相変わらずの、ぜいたくな御味でした。

ライブ後は、名古屋駅まで戻って、山本屋にて味噌煮込みうどん。
新幹線までの時間にもこれだけご当地ものが食べられる余裕がある
中近距離遠征はいいねえ…



熱々をいただく。



いいライブに、私たちに、5人に、乾杯!

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FOR FIVE in 名古屋 30/45

2013-07-15 23:10:47 | 2012-2013FOR FIVE

色々前後しつつもこんなに前のことを蒸し返すかのように、
あれこれ書き起こしているのは現実逃避のあらわれなり。
頭も部屋も掃除してからテスト勉強に挑むかのような気分です、年間通じてですが。

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2013.2.10 名古屋国際会議場 センチュリーホール

ちいさな旅をして、ライブを観る。
「のぞみで、ちょっと隣駅まで」と、楽しみ隊わくわく度が上がっている分、
笑いあり涙ありの時間は、いつもにまして心のドア全開。

◆STEP!

この頃でしょうか、♪STEP!と腿上げではなく、ジェンカ風というか
ちょこんとした簡易版stepになっていったのは。長身組が先駆者だったような。
バラバラだったのが、のちに全員変更して揃いましたね。
この日、北山さんがくるりと隊列離れた瞬間があって、ご本人あちゃ!となっていました。

◆2階席一番奥まで・・・

伸び上がってくる、「♪We sing for you」。いい鳴りで、ぞくぞく。
ああ、ライブにきた!と感じるこの瞬間。このためにがんばってきた!みたいな瞬間。
5人の気迫に負けじと、拍手と歓声返し。
毎回同じこと書いていますが、だってライブでここが一番好きなのさ。


◆ごあいさつ

「なんもかんも忘れて騒いでいってください、酒井雄二です」
という言葉が、なんともしんどいタイミングが続いていたので、ありがたくて(笑)
ありがとう!そうします!と、こんな感じで、手を合わせんばかりでした。


◆ボコーダータイム

「あ!オープニングのカウントダウン&アップはこれか!」と今更ながら気付く。
あれはでも北山さんの声なのかなあ。いまいち自信はないのですが。

なんでも北山さんにボコーダーでしゃべらせてみようのコーナーは
「いらんものはコメ兵に売ろう」をサカイさんのリクエストで。
愛知ご当地CMより。

同時に6つの音色を出せるという話から
「僕たちいらなくなりますね」とヤスが言い放ち、北山さん失笑。


◆チケット代に含まれないコーナー

この日、やけにぐだぐだだったのがまた面白すぎて。
「五人でやることをふたりでやるから無理あります」
「料金に含まれておりません」
「トイレに行っていい時間です」


◆記憶の違いは、仲良し度?

「ムラカミにほめられたことがあります、黒バンはハモるなー、って」
「ハモりすぎて気持ちわるい、と言われたような」

◆バラードつらいからアップテンポな曲で

「俺、ベースボーカルやりたい」と酒井さんが手を挙げて始まったものの
「あれ、ここなんだっけ」と止まりそうに。
互いの指差しでカバーしつつ、なんとか歌いきった。
いれかわりたちかわりの芸達者ぶりにくわえ、黒ぽんのベースを聴けるなんて!
ほんと貴重だ。

◆今日のお祝い品

「えびせん詰め合わせ」「ラスクもちょっと入ってる」

ご当地品、これはきっと楽屋差し入れにあったに違いない


◆欠席裁判



「あの衣装であの動きだと漫才コンビにしか見えないよな」
やすきよね(笑)


◆金色の三人

・「トリーズ」
ヤスと北山さんと黒ぽんが組んだグループだっけ?
北山さんがいたことを、ヤスは忘れていたような発言があった気が…
定期演奏会でトリだったから、という理由でついた名前。
「どれも黒沢さんがつけたんでしょうね」「際たるものがゴスペラーズ」

・「この三人は組んだことないから、なんとかトリオで今やろう」
会場からはシャチホコ!の声があがるも「昨日やっちゃった」

・ということで、武将に。
「尾張三傑って言ったら日本三傑と同じ!」と興奮気味に話すてっちゃんは
「おれ信長」と即取り。
家康→北山さん「天ぷら食って死んじゃう」「都市伝説で老衰らしいけどね」
秀吉→ヤス「さるだ!」と早速にニホンザル的な動きを。



・三傑→ケツ→タモリ倶楽部的なご愛嬌も。

・どんな感じで。
「・・・歌いながらその(武将の)つもりで」
「昔の曲って言ってもそこまで遡れない」
「なりきる」
「おれは一晩で城つくればいいんだな」
「内堀うめるぞ」

始まったのはいつもの「ダイアナ」です。
歴史話できゃっきゃきゃっきゃしてて、見てて面白かった。

・挙句に介錯(爆笑)
「光秀・・・!」もはや、曲になんにも関係ない。
北山さんあとで「生まれて初めて介錯した」そりゃそうだろうよ。

跪くかと思いきや正座だったり、ヤスザルは斜めに舞台つっきって跪き(爆笑)

・一喝
漫才コンビも着替えて再登場。
「三河武士として言わせてもらうと、!」
「設定の話で盛り上がるとこまでならまだしも、歌まで雑!」


◆この日の私的ベスト3

「終わらない世界」
「真夏の夜の夢」
「永遠に」

大好きな曲を、心ゆくまで空気のように吸い込んだ感じ。
エネルギーになるわー。力がわきました。


◆セントバーナード

・・・と、メモにあったのはおそらく酒井さんのことだろう。

◆純くん

・・・と、メモにあったのはおそらくヤスのことだろう。


◆アンコールでの挨拶

トップバッター、酒井さん。
「おれの消費カロリーが画面右下に出ていると思います。
相当なもんです!
おれと同じくらい、みているお客さんも消費しているはず。
おいしいもんたくさん食べていってください!」

ゆらり、北山さん。

「わかりにくい話、します」
北山さんのきりっ、とした空気に、酒井さん「!」顔あげる。

と、おもむろに始まったのは<ミドリムシ>について。
ミドリムシは疲れてくると2つがひとつにくっついて、お互いの弱った部分を
助けあって、老廃物を出して元気になるとまた2つの核に分かれるんですね。
(と、指でOKみたいに○を2つ作りながら)そのくっついたひとつに接している部分が
ライブで、僕らにとって、この空間はまさにそれと同じ。
僕らは来てくれた皆さんから元気をもらって、また歌えるし皆さんも元気になって
いただけていれば、という主旨のご挨拶。

わかりにくいと前置きされたときほど、わかりやすいと思うのは何故だろう(笑)
会場全体から「おお~」という感嘆。

ちなみに、後日TV番組で観たのですが、ミドリムシって1gに1億万匹いるんですって。
光合成する植物なのに、動く動物でもあるという…
ゴスマニアがミドリムシで、その周辺と感動分かちあってCD買ったら
売れすぎだなとよくわからないヒット祈願をしてしまった。

北山さんに感心していたら、次の黒ぽん。
「今日のお客様は優しいです。
あたしをミドリムシ扱いってどういうことよ!と怒ってもいいのに」

ううん、イヤな気持ちにならなかったよ♪

ヤスもミドリムシにちなんで?「アメーバな気持ちです」

またさらに秀逸だったのは、てっちゃん。
いっさいミドリムシには触れず。
「今回のツアーには岐阜が入ってなかったから、信長になりつつ
長良川のほとりのあそこでまたやりたいな、と思っていました」
あのおふざけで、そんなに真面目なことを・・・。

「このアンコールは今日来れなかった人、これまで参加してくれた人たちからの
アンコールでもあると思います」

ぐっとくるねえ。
「NEVER STOP」、と止まらない・転がり続ける想いが込められ、
さらにそれが「永遠に」続くように。

本当に、いつまでも5人の声を聴き続けられますように。
ライブの終わりはいつも、そう思います。


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かんしゃくもちくんに会った

2013-01-16 22:28:47 | 2012-2013FOR FIVE

年明けからツアーグッズに仲間入りした「かんしゃくもちくんバスボール」。
対象年齢:6才以上。

バスボールの中から出てくるチャームが3Dではないことを、Sちゃんが残念がっていたのですが
バスボール自体はちゃんと3Dだった。
そのフォルムからのこの商品への登板だっただろうしね(笑)




いざ、湯船へジャーーーンプ!
結構あっさり投げ込んじゃった、チャーム見たさに。




さすがかんしゃくもちくん、激しくブクブク。
シュワシュワしているなかから、コックピットのような丸いもの。
オズの魔法使いの、ブリキの人形におけるハートみたいだ。




そして出てきたのが、こちら。



ちゃんとビニール袋に密封されていて、濡れないようになっている。よしよし。

我が家に来たのはまさに湯船につかるかんしゃくもちくんでした。

チャームのつくり自体は…
缶バッジ的素材で期待していたので、ペらっとしたビニール素材にうん、まあそうだよね、って感じです。
















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FOR FIVE in 横浜 18/45

2013-01-15 00:49:01 | 2012-2013FOR FIVE


地元公演は格別の思いをもって毎度お迎えします。
新春、彼らにとっても一発目となる公演、嬉しかったなあ。

2013年1月8日、神奈川県民ホール。
年始ライブ初め、とても熱く力の入ったいいステージでした。

自分の空回り寸前のテンションに、
5人のある意味力んだオープニングで、もう北山さん風にいえば
ジェット気流でふっとんでいったかのようなね。
3時間弱が本当にあっという間でした。


☆オープニング

ゼロカウントはなしだった…記憶違い!
そしてわかっていたはずなのに、オレンジのライトでシルエットが
照らされるのをなんだか忘れていて、思わず歓声。


☆マイケル先生ご来場

席が近かったので、なんとなくドキドキ。
めいっぱい踊っているけど、なんかこけそうになったりするのにハラハラ。
彼らのステップに、歓喜する会場はきっと◎だけど、
先生はもう一段上を彼らに求めていそうだなー(笑)


☆鳥肌

2ヶ月弱ぶりのライブで、気持ちがふわふわしているもので
「We sing for you~♪」と歌われた瞬間にささーっと、ぞくぞくしてしまい。
今年もよろしくお願いします、と思わず頭を下げるという。


☆昨日まで正月気分

皆さんは早い人なら4日から、多くの人は7日から仕事始めだったと
思いますが、我々は昨日まで正月気分でして、と始まったMC。

てっちゃんが「…幕の内があけて我々も…」とさらーっと言っていたのを
客席のざわつき&ステージ上の他4人が「ん?」という表情で。
北山さんが「おまえら流すなよ、という視線をばしばし感じたので」と
てっちゃんに教えてあげてました。
「オレ、今幕の内って言ったな?!」とご本人も無意識ながら確かに
「松の内」とは言っていない感覚あった模様。


☆新春歌謡ショー

そんなてっちゃんが言い放った、俺らのショータイム名。
初めてゴスのライブに来る人もいるかもしれないけど、そんなに
煽ったりしないからという話の流れだったりしたか…
おもむろに「新春歌謡ショー」って言ったんだよなあ(笑)

その後、ヤスが「新春歌謡ショーですから、トークとかお話とか」と
言い始めて、酒井さんのその違いにつっこむという。
ヤスとしては、歌謡ショーならトークじゃなくてお話だな、と思い言い直したそう。


☆ツボだったこと

・「Let it go」にいく前のステージングかっこいいー。こういうの好き。
・「astro note」で座ったまま天井を見上げる皆さん。酒井さんのアゴ。
・「astro note」は照明も本当に幻想的で美しい。
・「Your Hero」にある意味マッチに見えて、ユタカさん色が強まった。
・「Your Hero」でコーラス4人横一列に並ぶのがいい。
・「Soul song juke」ポケットに手をつっこむてっちゃん、他4人の演技。
・「CLASH」は何がいけないんだろうという視線で見てはいけない。
・「2080」ラジオ体操年長組。


☆黒バン

ふたり以外のメンバーは、ヤマジ、オザキ、ゴロウさんでしたね。
歌い終えてプレゼントされた赤い箱の中身は鏡餅上・下をそれぞれ。

リードより、ハーモニーのセカンドやサード歌うときのほうが
声が大きくなっちゃうのが愛おしい。
しかし完成度が高い。拍手喝采。


☆よういちきたやまとゴールデンホンハー

紅白要素盛り込みつつ、なんかちょっと気が抜けた感じで(笑)
てっちゃんやりたい放題で、歌う持ち場離れて、ステージに
正座してから上体倒し、慌てた年少組が支えてやっとこさ起き上がる。
その後も北山さんの右足にしばらくすがりつく(爆笑)
寛一お宮かっ!

追って衣装替えして出てきた黒バンも、入る?と誘われて
酒井さん「白塗りして下ネタいえばいい?」「・・・」「新春だからやめとこうか~」
と時事ネタを。


☆やっぱり泣けた

「BRIDGE」で、気がつけばつーっと涙がこぼれた。

ライブでじっくりと歌詩、言葉と向き合うと、
彼らの、ぎゅっと口を真一文字にしているような意志と
でもとてつもなく深い懐をオープンにしてくれている思いが伝わってきて
何か手当されているような気持ちになるんだ。

さらに「終わらない世界2009」でも。
「明日の僕には叶わないけど」と一緒に手をあげているうちに泣けてくるという。
明るい歌だけど、これと、「愛の歌」はスイッチ入るね。

ちなみに、なりきりは誕生月で客席がランダムに分けられ
10~12月生まれのNちゃんと私は酒井先生についていきました。


☆最後の酒井さん挨拶

トップバッター、明けましておめでとうございます、と。
会場からぱらぱらと湧く声が小さかったからか、コール&レスポンスに。
「明けましておめでとうございます」を繰り返しているうちに
「明けまして!」と酒井さんがマイク向けると会場が「おめでとうございます!」

「最後は、自分がおめでとうございますと言われるカラクリでした!」


☆最後の北山さん挨拶

「先生、手短に!」
酒井秘書が背後からしびれを切らす(爆笑)

さらにヤスオカ先生は、極端に短く御礼と再会を誓って終わり、
会場どよめく(笑)
悪いのは北山先生ですから(笑)


☆大吉とか大厄とか。

年少組がひいたおみくじは大吉だったそうで、
残る三人はお参りしてもおみくじはまだひいていないそう。
大吉をひくように言われていたけど、その後ひいたかなあ。

年長組はあと一ヶ月で本厄抜ける、という話も。
そこへ酒井さんが本厄に入る…
後厄のほうがパワーあってコワイと聞くけどいかに!
すごいなあ、20周年の頃は、全員男の大厄を経ているのね。


☆セットリストは、沼津で聴いたのと変わらず。


「A HAPPY NEW YEAR」とか「氷の花」とかちょっと期待していたのだけど
スタンダードな構成で。
これから向かう北海道・東北でも同じのを届けるためかな。



 






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FOR FIVE in 沼津 5/45

2013-01-06 21:13:14 | 2012-2013FOR FIVE


ざざっとだけど、地元に来てくれる前のおさらいと思い出整理をかねて
昨年11/23に参戦した「FOR FIVE」ツアーMy初日の記録を遅ればせながら。

ライブに行く道中もお世話になり、
(※連休・祝祭日はちゃんと東京から乗るわ、今後)
ライブ前の、もはや行きつけと化したお鮨屋さんも0次会として楽しみ、
ライブも思う存分、楽しんできました。
終演後のビールが美味しかったこと!

LIVE×TRIP+BEER=∞、と常日頃思うエネルギー公式は、
今回もパワーアップした感あり。

------------------
25列32番のお席にて。

オープニングは、ボコーダーのようなカウントダウン。
ゼロになったと思ったら、カウントアップ。フォー、ファイブ。
サーチライトでリズムの一音ごとにオレンジにシルエット映し出されていたのが
かっこよかったなあ。
初見ならではの、ライブの始まりをドキドキと迎えられることの喜び。

ステージは中央に5段ほどの階段。
白いシャツ、白デニム、白スニーカー、空色のジャケットで登場です。
おおー、…そうきたか、という爽やか系で意表つかれた。
アルバムのイメージでもうちょいダークな感じかなーと思っていたからね。

この格好がそして、一瞬「アタック25」とか「アップダウンクイズ」とか
ロート製薬とかいろんなイメージがよぎったものの、ウルトラクイズか!
なんかそんなスタイルで。

胸元チーフはラズベリー色。
大きなドット柄、とオペラグラス調べにより宴会で話したら
何をそんなにクローズアップして見たんだと全員にひかれた気がするわ(笑)

もちろんオープニングは「STEP!」から。待ってました、フル踊り。
「It's Alright」へと続き、もしかしてアルバムの流れ通り?なんて思っていたら
「靴を履いたままで」へ!

この曲は、もちろん「♪we sing for you~」と歌われた瞬間にね。
これを聴くと、毎度ではあるけど「ありがとう、ありがとう」という気持ちで目頭熱くなる。
いつも励まされているよ、こちらこそ応援ありがとう!という。

あーーーーーライブに来れたーーーーー!ツアーばんざーい!

と、早くもテンションあがったところに、まさかの「Let it go」。
振りが激しくなりましたね。なにやら大変そう…という。(ちゃんと見たれ)

そして、はたと
「この曲…まさかクリスマスに歌う頃には、あのパルコバージョンで歌うんじゃ…!」
と自分が行けないライブのことを妄想して悲しい気持ちになるという
ほんとに杞憂なことをしていました。

「ミモザ」を歌いおえてご挨拶。

「満員御礼ありがとうございます」
マンインオンレイ、にビブラートかけてふざけるてっちゃん。
ふられてやってみる酒井さん。昭和的おどけっぷりハンパなし。
やっぱリーダーがうまいね的なヨイショをするところまでの勢いもハンパなし。

名前のついていないふたりのこんな関係性から、というヤスのモノローグから
「ひとり」だったのが意外だった。なんて言ってたのか次回はしっかり聴きたい。
黒ぽんのモノローグから、「真夏の夜の夢」。

階段が今回はステージングにかなり使われていて、立体的に見えます。
なので…ぜひ皆さんカッコよく座っていただきたい。

そしてまたまさかの「あたらしい世界」に泣きそうに。
すごく久しぶりにライブの初心を思い出した。
初ライブの苗場で、この曲が本編最後だったんだー。
歌い終えた彼らがひとりひとり舞台をはけていったときに、はっと我に返った
あの時の「いやだ、終わらないで」という気持ち。
曲の思い出です。

「ここらでFOR FIVE っぽいコーナーにいきましょうか」という黒ぽんの投げかけに
私を始め会場もきたきた!と湧いたわけですが、
「っぽいって、僕はまったくわかりませんでしたけど!」というヤス。

そんなやりとりの合間に、後ろに用意された機材に、北山さんがスタンバイ。
「これなに?」というメンバーの声に「…ボコーダーデス」

「…チョットセッテイガマチガッテマシタ」、と時差あるお答えに、ヤス曰く
「北山さんの設定がいつもとちょっと違っているのかと思いましたよ」
なんとなくありえそう(笑)

もちろん、「astro note」
思わず天井をみあげながら聴いてしまったほど、空間を包むように
響いてきた壮大さと、その響きをつらぬくような北山さんの声。
声が大きくてまっすぐで。拍手喝采。

そしてこの曲はいったいどんな風に歌うんだろうと思っていた
「Your Hero」。
ユタカさん、なんかド派手なことしちゃうんじゃないかとうがってしまい失礼。
まっすぐ歌う姿にほれぼれ。こんな風に聴きたかった。ぐさっと受け止めたよ。
そうだ、歌声一本で勝負してきたひとたちでした、と改めて。

「Soul Song Juke」…いかがなものかと思いますが
ユタカさんにもってかれすぎてしまって、上の空で聴いてしまった。

アカペラで、と「星屑の街」。
セルゲイでの印象が強すぎて、これも最後の曲というイメージ。

前回ツアーから、インターミッションを全員ではけて全員で着替えてくるのではなく
ステージに2:3で残って後半へつなげていくスタイルが定着しつつあるのかな。

今回残るは、黒ぽんと酒井さん。

「…ふたりとりのこされましたねぇ」と口火をきった酒井さんに、
「なんかきっとお祝いしてくれるんだよ!」とそわそわぽよぽよする黒ぽん。

「(酒井さんを指差して)誕生日?」「なんでよ!」というボケとツッコミ、
なんかこの朴訥コンビらしいというか(笑)

だってもう「あれだ!」とうれしそうに言う黒ぽんに、客席からも
つっこみたくなるもんね(笑)

「なに、なんか思いついたの?って顔しているけど」
「20周年だ!」
 
「え、まさかオレがSCSに入部して早々に拾われた、
クロサワ、サカイ、ヤマダ、○○、ゴロウさんの五人で黒沢バンド、略して黒バンの?」
「3年くらいしか稼動してなくて17年やってないのに?」

どうやら、お祝い縛りははずれていなかった、というのと
なるほど、そのつなぎで歌うのか~という感心と。


ベース酒井さん、そしてリード黒ぽんで始まったものの、
途中ぴたっと止まって、セカンドもサードもやるめまぐるしさ(爆笑)
ふたりアカペラチャレンジング!
忙しくて笑えちゃうんだけど、その忙しさと一所懸命さがめちゃめちゃ愛おしい。

チケット代に含まれない余興的位置づけなこと、と酒井さんは言ってたけど
全力でありがとう。当時に思いをはせられる貴重企画!


歌い終えたところに3人が上手から入ってきて、f と書かれた赤い不二家らしき
リボンつきケーキ箱を「おめでとう」と各一箱プレゼントされ、黒バン退場。
ケーキはリーダーの手作りらしいよ(笑)

今、黒沢と酒井が一緒のバンドだったとやったけど、
この3人(村・安・北)ではやっていないんだよな、とてっちゃん。
「なのでいまやります」に会場湧く。

僕は3ヶ月くらいしかSCSじゃないしという北山さんのことばからも
いかにゴスペラーズというグループが部内で特別だったかを知る。

この時点で3人は衣装替えして出てきているんですが。

うおおお、全員ラブマシンか!

と速攻つっこんだ、金色サテンジャケットに、黒シャツ、黒パンツ。
サイドに金色ライン入り。
や、確かにダークな感じでと思っていたけどまさかの黒×金。
ジャケットにしてもパンツにしてもなんかもうちょっと似合う型があると
思うんですが、どうなんだろうか。
そして、年末に届いた会報に「今回のツアーのイメージカラー、シャンパン色」と
あって、なんかぎゃふんとなった感じ。随分色の濃いシャンパンですね、みたいな。

そんな中、てっちゃんが「おれリーダーやります」即決。
そして即指示、「安岡、グループ名考えろ」

リーダー名冠して村上てつやとなんとかかんとかがいい、というてっちゃん。
衣装もゴールデンだから、クラシックな感じでゴールデン○○ズがいいと思う、
というヤス。

「北山さんも、考えてください」に、「ええっと…」と言いよどんだ北山さん、
本気のためいきつかないでくださいよ!とヤスに肩つつかれる。

会場に決めてもらうのはどうか、と行ったのはヤスだったかてっちゃんだったか、
で、すぐに飛んだ声が「沼津ー!」

きた、ゴールデンヌマヅ。

ヤス、ひっくりかえって笑ってました。「それ100点の答えだよ!」
ということで即決。
これ、毎回ツアーのご当地ネタもとりいれたりしながらの人気コーナーになりそうね。
こちらはクラシックに「ダイアナ」を。

ふたりも着替えて出てきて、「入る?」と誘われ、
「ヌマズ1・2はもう決まっているから」、の北山さんのことばに
「やーよ、一番下なのは!」と酒井さん。


ニューアルバムからアカペラといえばこの曲。
バリさん呼びいれて、「Love me! Love me!」

軽快なアカペラナンバー、こういうの大好きです。
試聴のときは北山さんの発音に撃ち抜かれたのよ。
いれかわりたちかわりで僕を選びなよ、選ぶよって言われるの、
悪い気しないよね(笑)

終わるや否やの「パスワード」がきた!
Loveつながりといえば確かに…
しかしなんだかこのあたりで消化しきれない感じに(笑)

福ちゃんのかき乱されるようなギターリフ、おおおーきたー!
段上にハットを斜めにかぶったジャクソン黒沢。
FOR FIVEっぽいコーナー戻ってきた!

この曲イントロでの黒ぽんのシャウトが、ギター?と感じるところがあって
もう本当に黒ぽん自身がよく鍛え上げられた楽器だと思わざるをえない。

「CLASH」、マイケル黒沢頑張った。踊った。
一瞬ドラえもんに見えるところがあるなんて言わない。
この曲の感じ、他4人が止めに入る感じが好きだー。


舞台からはけた黒ぽんがいないまま、続いて「2080」。
途中から戻ってくるんだけどね。
21世紀の80年代、キラキラ感がもうたまりません。
ライブ映えこのうえなし。この曲のライティングがすごくキレイだった。

それぞれのソロ曲を聴いていて本当に思うけど、ゴスって
ひとりひとりが声量あるんだよね。
全力で伝わってくるひとつの大事な要素に思う。

そして、てっちゃんが腰を振りながら、ひとり大きく手振りを加えて、
ひとり盛り上がった感のあるダンスをしていたのね。謎のダンス。

なんかそういう動きしたくなるのよくわかる!みたいなんだけど、
年末に紅白かレコ大をみていて、きゃりーぱみゅぱみゅが同じダンスしていた。
ネタ元はここ?!

黒沢、汗とまらないだろ、と。てっちゃんの気配り。
お水を飲みに行っている間、曲後のMCにて、てっちゃんが2080を、
ニーゼロハチゼロと紹介して、ほうと思っていたら、気になっている人も
いるだろうからとのことで何と言えばいいのかの話に。

作者酒井さん曰く、
「未来の年号なんです。だから、にせんはちじゅうでも、にーぜろはちぜろでも
トウェンティエイティでもトゥーサウザンドエイティでもいいんです」と。

なめらかな英語発音に会場からひゅーという声が飛んで、てっちゃんが反応。
「俺はニーゼロハチゼロでいかせてもらいます」
うん、それがいい(笑)

「BRIDGE」と「ゆくてに」。
「ゆくてに」を聴けて嬉しかったなあ。
まあるい、とか、ふうわり、みたいな気持ちになるよ。
手の中にひろがるいろんな思いを、酒井さんはやさしく包み込んでいました。

「終わらない世界2009」で久しぶりのfly to the sky!
G10DVDのせりあがってきた北山さんの笑顔と共にこれは私の始まりの曲(笑)

なりきりは「愛の歌」にて。
てっちゃんの指導でぐいぐい引っ張られて行く会場。
♪ラララ聴かせて、の「せ」と「て」に気持ちこめて、というのがなるほどという感じ。
「ラララ聴かせて」に続けて「この言葉 届けて」というフレーズを。

会場全体あったまった状態にて、お待ちかねの灼熱の後半戦。
「ギリギリSHOUT!!」と「1.2.3 for 5」
そうだよ、FOR FIVE ツアーにこんなにもぴったりの曲はないね!

盛り上がったところで一丁締め的に本編終了。
なんだか飲み込むのが大変なセットリストだなーという印象(笑)
これ演るのは本当に大変だろうと。

アンコールにこたえて、出てきた5人、ご挨拶。
もはや、全員が何をしゃべっていたか覚えていないですが、
「来て良かったなーという目をしてらっしゃるんで、僕もこんな目で
お返ししたいと思いまっす!」とオデコに手をあてて会場に目をむいた
酒井さんはさすがだと思った。なんていうかまっすぐいかない(笑)

アンコールは2曲、「NEVER STOP」と「永遠に」
大好きなアンプラグド。
そして終盤、黒ぽんはマイクオフ。

何度聴いても「遥か時を越え永遠にどんなに遠く離れてもいつまでも」
のところ、ぐっとこみあげるものがある。
これを、毎回聴けるのは自分としても切ないけど、喜びでもあるな。

マイクを通さないで会場に、1階の後ろのほうにいる自分にまで届く、響く
黒ぽんのリードには感動。
うるうると、拍手喝采でそのステージは終わったのでした。

珍しく?!下手カーテン際で後手に振った酒井さん。
背中はスーツの色が変わるほどの汗。
BLITZこけらおとしでの、休暇前お別れを思い出したけど、
会場のいい拍手、歓声、歌声へのゆーじさんなりの気持ちの表れだったら
嬉しいなと。

その舞台を自分もつくっていた一期一会の時間は、思い出しても
すごくゆたかな気持ちにさせてくれる。


今回はPA席の後ろだったので、コックピットからステージを観ている気分。
ああ、このつまみで黒ぽんの音を調整するんだー、とか
てっちゃんの声が大きくなった!とか。
社長がこんなに音響さんや舞台監督さんにライブ中に耳打ちするものなんだとは
初めて知ったというか。
常に青白く明るいし、スタッフさん達の動きが視界に入ってくるので、
なんとも忙しない席なんだけど、ライブって本当に色んな人や機材に
支えられているんだなーということがしみじみ感じられたのでした。

ただ、途中で「すいません、もう少し全体的に音小さくしませんか」と思ったのは
久しぶりのライブだったからかなー。

いやいや、それでもこれだけ跳んだり跳ねたり踊りっぱなしのラインナップ。
エンターテイメントとしてゴスペラーズらしさがまだ高みにのぼっていく姿には
感服です。
ほんと、なんて、やりたいことを考え抜いて挑戦していくひとたちなんだろう。

--SETLIST--

STEP!
It’s Alright~君といるだけで
靴は履いたまま
Let it go
ミモザ
ひとり
真夏の夜の夢
あたらしい世界

astro note
Your Hero

Soul Song Juke
星屑の街

黒バン(黒・酒)
村上てつやとゴールデンヌマヅ(村・北・安)

Love me!Love me!
パスワード
CLASH
2080

BRIDGE
ゆくてに
終わらない世界2009
愛の歌(なりきりゴスペラーズ)

ギリギリSHOUT!!
1.2.3 for 5

--アンコール
NEVER STOP
永遠に


公演時間は約2時間40分でした。
タクシー会社さんに連絡先をもらっていたので出たらすぐに電話して
配車してもらえました。

覚書: 目印はバーミヤンが便利。

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