夢の中で何かの集まりがあった。
室内に犬が大小たくさんいて、
私たち人と、その犬たちがそれぞれパートナーを組み、何かをする、という集まりであるらしかった。
広い部屋の中にはいろいろな種類の犬がいた。
組み合わせが始まった。しかしこれが難しいもので、
相性がなかなか合わずに、室内は大騒ぎだった。
そんな中、ふと視線を感じ、部屋の端を見ると、白い大きな犬が私を見ていた。
ふっ、ボルゾイか。
ロマノフ王朝の栄華を思わせるその格調高い姿。
あれにはどうも敬語を使ってしまいそうな私であった。
しかし私を目でロックオンしている。
いや、相性というか、主従関係を正しく構築する自信がない。
そんなことをしばし考えていたその時、
ボルゾイが何か決心をしたのか、ふっと立ち上がり、私に真っ直ぐ、
まるで白いそよ風が吹いたかのように歩み寄ってきて、
気がつくと、もう私の膝に収まっていた。
私は大きな一人掛けソファに座っていたが、
そこに大型犬のボルゾイもうまく上がって、私たちはすっぽりとソファに収まっていた。
夢の中で私は、ボルゾイが私の膝から落ちないように細い身体を抱き寄せ、支えた。
手に感じるその体温。
私の顔に近づけた小さな頭の尖ったマズルから聞こえる微かな呼吸。
おわり。
ボルゾイ画像リンク
室内に犬が大小たくさんいて、
私たち人と、その犬たちがそれぞれパートナーを組み、何かをする、という集まりであるらしかった。
広い部屋の中にはいろいろな種類の犬がいた。
組み合わせが始まった。しかしこれが難しいもので、
相性がなかなか合わずに、室内は大騒ぎだった。
そんな中、ふと視線を感じ、部屋の端を見ると、白い大きな犬が私を見ていた。
ふっ、ボルゾイか。
ロマノフ王朝の栄華を思わせるその格調高い姿。
あれにはどうも敬語を使ってしまいそうな私であった。
しかし私を目でロックオンしている。
いや、相性というか、主従関係を正しく構築する自信がない。
そんなことをしばし考えていたその時、
ボルゾイが何か決心をしたのか、ふっと立ち上がり、私に真っ直ぐ、
まるで白いそよ風が吹いたかのように歩み寄ってきて、
気がつくと、もう私の膝に収まっていた。
私は大きな一人掛けソファに座っていたが、
そこに大型犬のボルゾイもうまく上がって、私たちはすっぽりとソファに収まっていた。
夢の中で私は、ボルゾイが私の膝から落ちないように細い身体を抱き寄せ、支えた。
手に感じるその体温。
私の顔に近づけた小さな頭の尖ったマズルから聞こえる微かな呼吸。
おわり。
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