[はじめに]
今年2019年の母の日は5月12日(日)
この日にカーネーションを取り上げ伝えるのは遅きに失すると思いカーネーションの赤花が5月11日の誕生花に名前を連ねている事から今日ご紹介することにしました。
[カーネーション]
日本の「三大切り花」として「キク」「バラ」とともに名前を連ねるカーネーション。
ナデシコ科ダイアンサス属の植物で古代、花冠を作るのに用いられてきた。
このカーネーションの名前は諸説あるがラテン語で「花冠」を意味する「Corona」が由来とする説がある。
「載冠式」を意味する「Coronation」が転じたものと言われている。
その他の説については > カーネーション、豪華なイメージのナデシコの仲間は母の日だけでなく2月16日の誕生花
原産地は、地中海沿岸・西アジア
カーネーションは花冠以外にも古代、かなり尊重された花で花びらは心臓に良いと信じられていた。
また、古代ローマでは香り付けのためにワインに花びらを浮かべて飲んだと言われている。
開花時期は、4月から6月。
花の色は、白・赤・桃・紫・橙・黄・複色・絞り
花持ちは2週間から4週間ほどだが切り花は1週間程度。
[切り花の管理]
毎日、
1)水を変える。
2)茎の水に浸る部分のぬめりを流水で取る。
3)切り口から1・2cm上のところで水切り(※1)する。
4)生けている器を洗う。
5)花の適温ですごさせる。
(夏日超えなど暑い時は涼しい半日陰やエアコンの効いた部屋など人がすごしやすい環境で管理)
[母の日の由来]
五月の第二日曜日を母の日としてカーネーションを捧げる様になったのは20世紀米国から。
1907年アメリカ南北戦争の後、亡き母を忍んで娘のアンナ・ジャービスが命日に教会で信者たちに白いカーネーションを配ったことが始まりと言われている。
その七年後、その話しを知った時の大統領ウィルソンが五月の第二日曜日を「母に捧げる祝日」とし存命する母親に感謝の気持ちとして赤いカーネーションを贈ろうという事になった。
日本では1937年に森永製菓の告知によって広まった。
[花言葉]
[カーネーション全般]
「愛を信じる」
「集団美」
「無垢で深い愛」
[赤]
「母への愛」
「母の愛情」
「愛」
「感動」
「清らかな慕情」
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに5月11日の他の誕生花にはディモルフォセカ・リンゴ・キンレンカ・アヤメ・アガパンサス・イチゴ・エレムルス・カーネーション・テッポウユリ・ニセアカシア・バイモユリ・ハリエンジュ・ヒゲナデシコ・ブルーファンフラワー・ペチュニア・ベニバナ・ヤグルマギク・ライラック・ラベンダー・リーガルリリーがある。
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