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ダリア、9月24日の誕生花・花言葉を学ぶ

2019-09-24 | 探求:誕生花・花言葉

9月24日の誕生花には、

ルドベキア・オレンジ・ソバ・アリッスム・アザミ・ソバ・アシ・オケラ・クレオメ・コケモモ・ジャイアントデプラ・スイートアリッサム・ダリア・ダリア(桃)・ダリア(黄)・チョコレートコスモス・チョウセンアサガオ・ディプラデニア・ハギ・ブドウがある。

今回はその中でダリアにスポットを当てて誕生花や花言葉について調べてみたいと思う。

<関連記事>

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学名はDahilia pinnata(ダリア ピナータ)

ダリアはスウェーデンの植物学者アンドレアス ダールにちなむ。

ピナータは「羽根状の」という意味。

別名は天竺牡丹(てんじくぼたん)

天竺はインドを指すが「異国から来た牡丹のような華麗な花」という意味合いでつけられた。

英名はDahlia(ダリア)

原産はメキシコ・グアテマラ

花言葉は、

「華やかな恋」

「移り気」

「移ろい」

「不安定」

「華麗」

「優雅」

「栄華」

「優美」

「気品」

シンボルは、

「華麗」

「威厳」

「吉祥」

裏シンボルは、

「不安定」

「移り気」

考察

ダリアは原産がアメリカ大陸でヨーロッパに渡ったのは18世紀ごろ。

そのためギリシャ・ローマ神話には登場しない誕生花としては新参者。

開花期は5月から10月と永い。

メキシコのアステカ民族にとっては強壮剤として薬草であり神聖な花として扱われていた。

ダリアを誕生花に取り上げるかどうかはマイナスイメージの花言葉や裏シンボルの存在のため悩みどころ。

人気があり豪華さをたたえる花姿は誕生花に取り入れたくなり悩みどころだ。

<花言葉・シンボル>

花言葉とシンボルの「華麗」、花言葉の「優雅」「栄華」「優美」は大輪の花を咲かせる事が由縁。

シンボルの「威厳」はナポレオンの后ジョセフィーヌが庭に植えて人には譲らず自慢していた後日談が由来。

侍女の一人がジュセフィーヌの育てていたダリアの球根を手に入れ育てたのを見て以降ダリアを植えなくなったことが由来。

<経緯に関する関連記事>

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<花言葉・裏シンボル>

「不安定」はフランス革命後の不安定な情勢の中でこの花が流行したことに由来する。

「移り気」ダリアを自慢していたジョセフィーヌが前述の事件の後、植えなくなってしまったことに由来。

<まとめ>

誕生花として取り入れるかどうかの悩みどころはマイナスイメージの花言葉と裏シンボル。

そこでこの2点について考えてみた。

「不安定」

不安定な情勢の中でも由来したということは人々の心のよりどころの一つになったことになる。

その意味から察すると不安定の言葉の裏には歴史的には「心のよりどころ」という言葉が浮かんでくる。

「移り気」「移ろい」

ジョセフィーヌが自慢していて門外不出にしていたダリアを事件の後で植えなくなったことを「移り気」としている。

ただ、これはシンボルの「威厳」とも結びついている。

それまで愛してやまなかったものを捨て去るという潔い決断。

移り気は客観的な視点から見たシンボルで主観的には「潔さ」を表すと考える。

以上の事から花言葉やシンボル・裏シンボルの由来を表記したうえで誕生花として取り上げるに値する花と考える。

いつの誕生花にするかは引き続き考えたい。

一般的なダリアの最盛期の5月から6月にするか皇帝ダリアの9月から10月にするかで考えてみたい。

誕生花について

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

花言葉について

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

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本日 誕生日の方へ おめでとうございます。

また御覧 頂きありがとうございます。

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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