カーネーションの桃色花、気品と愛に満ちた桃色の花は5月10日の誕生花

[はじめに]

今年2019年の母の日は5月12日（日）

この日にカーネーションを取り上げ伝えるのは遅きに失すると思いカーネーションの桃色花が5月10日の誕生花に名前を連ねている事から今日ご紹介することにしました。

ちなみに明日5月11日には赤色についてご紹介する予定です。

[カーネーション]

日本の「三大切り花」として「キク」「バラ」とともに名前を連ねるカーネーション。

ナデシコ科ダイアンサス属の植物で古代、花冠を作るのに用いられてきた。

このカーネーションの名前は諸説あるがラテン語で「花冠」を意味する「Corona」が由来とする説がある。

「載冠式」を意味する「Coronation」が転じたものと言われている。

その他の説については ＞ カーネーション、豪華なイメージのナデシコの仲間は母の日だけでなく2月16日の誕生花

別名は、

[ダイアンサス]

「神の花」を意味しギリシャ神話でソクニスがカーネーションで冠を作ってアポロンの神殿に飾ったことに由来する。

[オランダセキチク・ワランセキチク（和蘭石竹）]

日本には江戸時代にオランダ人によって持ち込まれ、現在のカーネーションは石竹との交雑種が多い事が由来。

[オランダナデシコ（和蘭撫子）]

ナデシコ科の花であることが由来。

[ジャコウンデシコ（麝香撫子）]

芳香があることが由縁。

[アンジャベル]

日本に持ち込まれた時の呼び名で「アンジャ」とも呼ばれた。

 

原産地は、地中海沿岸・西アジア

カーネーションは花冠以外にも古代、かなり尊重された花で花びらは心臓に良いと信じられていた。
また、古代ローマでは香り付けのためにワインに花びらを浮かべて飲んだと言われている。

開花時期は、4月から6月。

花の色は、白・赤・桃・紫・橙・黄・複色・絞り

花持ちは2週間から4週間ほどだが切り花は1週間程度。

[花言葉]

[カーネーション全般]

「愛を信じる」

「集団美」

「無垢で深い愛」

[桃色]

「貴方を熱愛します」

「感謝の心」

「感謝」

「気品」

「温かな愛情」

「感覚」

「感動」

「女性の愛」

「熱愛の告白」

[濃い赤]

「私の心に悲しみを」

「欲望」

[橙]

「情熱」

「清らかな愛」

[黄]

「軽蔑」

「嫉妬」

[絞り]

「愛の拒絶」

白花・桃色花・赤花と橙色の花まではプラスイメージの花言葉が多い。

ただ他の色についてはマイナスイメージのものばかり。

個人的に楽しむ分には問題なさそうだが贈り物としては一考を要するようだ。

余談

誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。

ちなみに5月10日の他の誕生花にはヤグルマギク・ハナショウブ・ガーベラ・カーネーション（赤）・アカンサス・アゲラタム・アイリス・オダマキ（紫）・カキツバタ・カザグルマ・カーネーション・ギボウシ・シャクナゲ・デルフィニウム・ヒゲナデシコ・ビジョナデシコ・ペチュニア・ペチュニア（白）・マツバギク・ヤエザクラ・ラナンキュラスがある。

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