近所にハツユキソウが見られ始めた。
ハツユキソウは寒さに弱い一年草だが、コボレ種でも良く育つので例年、同じ場所で見られる。
暑い今の時期に開花し、白い斑が多めに入った葉っぱは少し陽が影った時間帯に見ると暑さを少しだけ忘れさせてくれるのがいい。
白い斑入りの葉っぱは上の方に伸びるものほど白い部分が多いと聞く。
日当たりが良い場所を好む花で光合成をするには緑色の葉の方が有利な筈なのに、しかも上の方の葉っぱを斑入りにすると言うのは何とも興味深い花だ。
余談
斑入りの葉っぱの代表格(?)とも言えるハンゲショウ(半化粧・半夏生)
読者登録させて頂いている方々のブログを見て知ったのだが葉っぱの一部を白くするのは虫を呼び寄せ受粉を促すためとの事。
(読者登録させて頂いている方々にはいつも感謝しております m(_ _)m )
なるほど、的を射た話し。
ただ個人的には、
花が地味なのに これほど生息範囲を広げることが出来ているのは『人が斑入りの葉っぱに心惹かれる』からではないだろうか。
斑入りの葉っぱに突然変異したから人に好まれ生息範囲を広げることが出来たとも言えるが、
私には植物にも意思があって人に好まれることで生息範囲を広げるために白い斑入りや花によっては緑色とは違う葉色に進化することを選んだのではないかと思える。
[機材:PENTAX K-1+タムロンSP AF 90mm F/2.8(モデル72E)]
御覧 頂きありがとうございます。
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