【写真3枚と動画1本】
エジプトでハスと言えば蓮華(れんげ)のハスではなく熱帯スイレン(※1)
夜に眠って(花弁を閉じて)翌朝開花する様子から蘇りの象徴になったと言われている。
エジプトの遺跡にハス(スイレン)が描かれていればそれは蘇りを表すことになるのだろう。
ちなみに日本の別名に未草(ひつじぐさ)がある。
これは未の刻、現在の午後二時前後に開花する大きさ10㎝に満たない花を指す。
※1:蓮華の原産地はインド。
古代エジプトの死生観と日本のそれとはどこか似通っていると感じる。
遠く離れ交流もおそらくなかったであろう場所との感性の共鳴が興味深い。
スイレンの学名はNymphaea
この呼び名はドイツの民話が由来している。
ある水辺に住む妖精は人影をみるとスイレンに姿を変えた。
そして人が去ると妖精に戻る。
スイレンの花のを取ろうとすると葉っぱの下に魔物が居て引きづりこもうとする。
この民話から学名に水の女神Nymphaの名前がついた。
スイレン,Lotus:Symbol of resurrection [July 2022 Kanagawa Kana Garden]
YOUTUBEで見られる方は=>https://www.youtube.com/watch?v=TtilXNzY7y8
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