[写真は2枚]
全七回で学ぶ誕生花としてのバラ。
今回はその第二回目。
[第一章] 花言葉・誕生花
<花言葉>
前回はバラの花全体や葉・蕾といった花言葉について紹介した。
今回は花色ごと、本数ごとの花言葉について紹介する。
< 花色ごとの花言葉 >
赤「愛情」「無垢で愛らしい」「貴方を愛します」「貞節」「情熱」「熱烈な恋」
桃「上品」「一時の感銘」「しとやか」「温かい心」「満足」
白「無邪気」「少女時代」「清純」「相思相愛」「私はあなたにふさわしい」「尊敬」
黄「献身」「さわやか」「貴方に恋してます」「友情」「嫉妬」「嫉妬深い」
「愛情の薄らぎ」
橙「無邪気」「魅惑」「信頼」「絆」
紫「誇り」「上品」「尊敬」
青「夢がかなう」「神の祝福」
緑「穏やか」
斑「君を忘れない」「満足」「戦い」
絞「満足」
< 余談 >
黄色にはマイナスイメージの「嫉妬」「愛情の薄らぎ」がある。
これは中世ヨーロッパで黄色が忌み嫌われる色だったことが影響している。
まだ花言葉はギリシャ神話に宗教的な意味合いが重なり進化した。
その最たるものは現在のトルコに当たる国で手紙のために使われたセラム。
セラムでは花以外の物にも意味を持たせ文字を使わず相手に気持ちを伝えた。
おのずとマイナスイメージの意味も存在する。
そのセラムはヨーロッパに渡り花言葉として昇華した。
そのため黄色のプラスイメージの花言葉ができたのは近年。
それらのほとんどは日本や米国で作られたものと思われる。
日本には福寿草など黄色い花に対するイメージが良い。
中米は黄色い花は太陽の象徴。
その太陽信仰・宗教観・文化によりヒマワリなど黄色い花に良いイメージがある。
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< 本数ごとの花言葉 >
本数ごとの花言葉では主に赤いバラを用いてのものになる。
1本 「一目ぼれ」
2本 「二人だけ」
3本 「告白」
6本 「夢中」
7本 「ひそかな愛」
11本 「最愛」
99本 「永遠の愛」
108本 「プロポーズ」
999本 「何度生まれ変わっても貴方を愛します」
< 番外の花言葉 >
乾燥させた白バラ 「純潔を失うよりも先に選ばれた死」
萎れた白バラ 「はかない印象」「私は絶望の淵にいる」
<誕生花>
バラは年間を通じて26回も誕生花として名前が上がる。
月ごとの花としても8つのサイトを調べたところ5月6月11月の3回登場。
赤いバラに至っては12月にも名前がのぼる。
(6月に6サイトでバラをおしている)
以下日付ごとの誕生花について紹介。
4/11、/29、5/14、/15、/16、/28、6/01、/04、/17、/19、7/04、/14、/15、/23、
8/03、9/26、11/15、/27、12/09、/15、/25、1/16、/19、2/10、/25、03/25
((誕生花として取り上げる日))
以上から日付としても月別でも最も登場回数が多い6月が妥当ではないだろうか。
また前回の色ごとの誕生花から、また最盛期が5・6・10・11月であることから、
5月または10月が赤バラ。
11月がシロバラが適当ではないかと考える。
次回はシンボル・裏シンボルと民間伝承について紹介。
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