カーネーションの名前の由来には諸説ある。
ラテン語の「肉(carn)の色」で原種のカーネーションが肉色だったこと。
もう一つは冠作りの名人ソクニス(女性)が妬む者から殺されたのを憐れんだ太陽神アポロンがソクニスの姿を虹色のカーネーションに変えて弔ったとする説がある。
母の日にカーネーションを捧げる風習はアメリカ合衆国が起源で日本には森永製菓が広め1937年から知られることになった。
発祥は南北戦争で献身的活動し亡くなった花をしのんだ娘が白いカーネーションを教会に捧げたこと。
これを知った大統領が健在な母親に対しては赤いカーネーションを贈ろうと広めたことが起こりだとされている。
そのため白花の花言葉は無き母親への思いを託し、
「純粋な愛」
「尊敬」
「私の愛情は生きている」
赤花の花言葉は、
「母への愛」
「愛」
「感動」
個人的には子供の頃に、
「母親のいない子供が白いカーネーションで健在な子供は赤いカーネーションを捧げる」
と言う話しに違和感と言うか悲しい感情を抱いたものだった。
ただ、事の起こりを知るに至りこの感情が少し和らいだ。
カーネーションはバラやキクに次いで出荷量が多い花。
巷で見かける機会も多い花。
次の機会には今までと少し違った印象の写真を撮ることが出来るかもしれない。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに2月16日の他の誕生花にはセントポーリア・フキノトウ・ラッパズイセン・ゲッケイジュ・サクラソウ・アッツザクラがある。
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