Field of DreamsがMajorで再現

　　今日素敵な記事が飛び込んできました。今や大谷で人気が出ているメジャーリーグです。
なんとも粋なというかこれぞアメリカですね。
30年後に映画の世界が現実にです。😊　Field of Dreamsが米国時間AUG.12thに再現されます。あのヤンキースとホワイト・ソックスです。

　　１９８９年作品・日本公開１９９０年↑これは前売りの半券です
この映画は公開の何ヶ月も前に雑誌で評判を読みその記事だけでのめり込んで感動してました。（笑）
　　それから映画公開まで新聞や雑誌の紹介記事を切り抜いてファイルにして溜めていました。

　　【物語】
　　レイ・キンセラ（ケビン・コスナ－）はとうもろこし畑で不思議な声を聞きます
　　「それを作れば彼が来る」．．．．．．　何を？　誰が？
　　
　　収穫前のトウモロコシ畑を一部潰して彼はナイタ－設備付きの
　　球場を作ります。皆は変人扱いしますが奥さんは協力して彼を助けます。
　　
　　夏が過ぎても何も起こりません。雪が降り冬が、また春が来ました、そして夏、
　　二人が「野球場と農場どっちを維持していくの？」言い争いをしてる時
　
　窓の外を見ていた娘が「ダディ！、誰か居る」昔のユニフォ－ムを着た人が一人（シュ－レス・ジョ－・ジャクソン）「明日、友達を連れてきていいかい？」翌日は３人、また何人、彼らこそ八百長事件で球界を追放された８人だった。野球をやりたくてもできなかった彼ら．．．．．
（この裸足のシューレス・ジョ－・ジャクソンの記録をイチロ－が塗り替えました）

　　ゴ－ストたちのプレイを楽しむ主人公とジェ－ムス・ア－ル・ジョ－ンズ扮するテレンス・マン（”STAR WARS”でダ－ズ・ベイダ－の声）　このゴ－ストは夢を信じる人にしか見られません。この世で出来なかった野球を彼ら８人はこの世の球場でプレイできるのです。
　そして果たせなかった夢を！ここで楽しく満喫しています。
映画にはもっと複雑な探偵ドラマのような謎解きが含まれていて、これが後半まで夢のような、時空を超えて繋がっていきます。

　そしてラストは"He will come"の彼が、そう１７才で喧嘩別れしたまま死別した父が
　（当然、名乗りませんし、確かめもしません）その彼に自分の奥さんと孫を紹介します、

　そして帰ろうとする彼に　"daddy！"振りかえる彼、二人は無言で、どちらとも無くゆっくりキャッチ・ボ－ルを始め出します。もう～当然、涙涙です。　　　　

数年前に野茂選手が大リ－グに登場し、ブ－ムを起こした年に　日本のＴＶが大リ－グ特集でこの球場を取り上げていました。

　素晴らしい後日談がありました。撮影に使ったこの球場は地元の人に土地を借りて実際にトウモロコシを植え、また刈り取って球場を作ったそうです。
撮影後映画に感動した地主の農夫が記念にそのまま残したらしいです。そうしたら同じく映画に感動した人々が全米やヨ－ロッパから家族や仲間でやってきて、記念撮影や親子でキャッチ・ボ－ルを楽しんだそうです。映画そのままに。
　
　【天の精霊も味方した奇跡】
　ゴ－ストのシュ－レス・ジョ－がとうもろこし畑に消えるシ－ンではその夏に一度だけの霧が白く流れ幻想的なシ－ンになっていました。（このシ－ンは特に印象に残っています。涼しい風にそよぐように霧が流れてました。）
　また夕景が必要な日にはアイオワでは年に一度しか見られないような夕日が現れたそうです。

映画の中のセリフで憎いのが「　ここは天国かい？　」　登場人物のひとりが聞くと「　アイオワさ　」
（当時1990年代）
ホ－ムラン競争ばかりが目立って、野球本来の楽しみ如何にヒットを打って出るか、
それを又如何にくい止めるか、そのスリリングな戦いをイチロ－は思い出させてくれた。
イチロ－の大リ－グ活躍でこの映画の原作者W.P.キンセラが語ってます。

その雑誌の記事を読んでこの映画に熱中していた事を思い出しました。
当時思い入れが入って新聞や雑誌に載ってる記事は全て切り抜きました。
この映画ではケビン・コスナ－演じる主人公がトウモロコシ畑で天の声を聞きます。
　　　　　　　”If you build it, He will come.「それを作れば彼がやって来る」



　　ケビン・コスナ－とエイミ－・マディガン（エド・ハリスの奥さん）
当時ケビン・コスナーにはオリバ－・スト－ン監督の「プラト－ン」でトム・ベリンジャ－が演じた上官の役があったそうですがベトナムに行った実兄の為に断ったそうです。彼の作品を見てみると彼の誠実な人間性が垣間見れました。

　　　写真はパンフレットより

OIGINAL 2001/09/02記　HP作成に、しかし現在無料サイトが廃止になったのでありません。
　　加筆修正再UP　2021/08/12


　　補筆　　シューレス・ジョー役のレイ・リオッタが後年この映画”ハートブレイカー”でコミカルな役を演じていました。なんとシガニー・ウィバーの相手役です。それよりもシガニー・ウィバーが結婚を餌に金持ちを騙すコミカルな演技をしていたのが面白かったです。それに映画の中で音痴に歌をうたったりして(^^;
序でにジーン・ハックマンが大金持ちの役でした。レイも金持ちの役で彼女に首ったけなんです。結婚しようしようって。コメディは難しいですからね。

遅ればせながら　👉こちらに当時の切り抜きを、
そして劇的な今日の試合結果が👉こちらにUPされてました。コーン畑に飛び込むホームラン、堪りません(^^;　まさに夢です。！（2021/08/13）