11月21日(火) 13:00
我々は、出雲市にある出雲民藝館で山本さんと待ち合わせました。
実はこの出雲民藝館は、旧家である山本さんの敷地を利用して、山本さんの家を含めてできている施設でした。
出雲民藝館
一歩山本さんの家に入ると、玄関には黒光りした太いマツの梁が見え、古くからの民家であり、名家であることがうかがえます。
まずは山本さんの森林経営について、話を聞きました。
大学を卒業し、後継者として経営に就かれたのは昭和54年。
山づくりは、おもしろいが奥が深い。そのことが20年やってみて初めてわかった。山づくりは、私の代1代でできるものではなく3代は必要である。いい山を作っておかないと、誰も跡を継いでくれない。だから今やらなければいけないことをしっかりやっているだけ。
説明をされる山本和正さん
帰りに目の前のお菓子をたくさん持って帰りました。すいません。
山本さんの経営方針
①高密路網の整備(林地を痛めないよう移動土量を少なく1.8m程度の道)
②優良材生産(苗木の選定・18年くらいまでに5m枝打ち)
③100年の森造りを目指した、100年後に残す木のペンキマーク法
→残す木以外は現在売れるものを間伐・残す木は枝打ちも10m程度
④多様な森造り(有用広葉樹を残す、アスナロ(防腐防虫効果)の植栽)
アスナロ:以前は境界木として植栽
といろいろな話を伺い、山本山林へ。
作業路は林内作業車が通行できる程度
切り盛り土量を少なくし林地を痛めない
現在間伐中の現地
出雲木材市場に出された山本さんの間伐材。出雲木材市場では、山本さんの出された木材は管理が徹底されており、出雲木材市場のブランド。
出された木材にチョークで書かれており、実際に単価も他の木材より1.5倍くらい高値で取引される。
100年まで残す木にマーク
100年の森に最も近い67年生スギ・ヒノキ林
伐採で空いた空間にはアスナロを植栽
お忙しい中対応いただきありがとうございました。
我々は、出雲市にある出雲民藝館で山本さんと待ち合わせました。
実はこの出雲民藝館は、旧家である山本さんの敷地を利用して、山本さんの家を含めてできている施設でした。
出雲民藝館
一歩山本さんの家に入ると、玄関には黒光りした太いマツの梁が見え、古くからの民家であり、名家であることがうかがえます。
まずは山本さんの森林経営について、話を聞きました。
大学を卒業し、後継者として経営に就かれたのは昭和54年。
山づくりは、おもしろいが奥が深い。そのことが20年やってみて初めてわかった。山づくりは、私の代1代でできるものではなく3代は必要である。いい山を作っておかないと、誰も跡を継いでくれない。だから今やらなければいけないことをしっかりやっているだけ。
説明をされる山本和正さん
帰りに目の前のお菓子をたくさん持って帰りました。すいません。
山本さんの経営方針
①高密路網の整備(林地を痛めないよう移動土量を少なく1.8m程度の道)
②優良材生産(苗木の選定・18年くらいまでに5m枝打ち)
③100年の森造りを目指した、100年後に残す木のペンキマーク法
→残す木以外は現在売れるものを間伐・残す木は枝打ちも10m程度
④多様な森造り(有用広葉樹を残す、アスナロ(防腐防虫効果)の植栽)
アスナロ:以前は境界木として植栽
といろいろな話を伺い、山本山林へ。
作業路は林内作業車が通行できる程度
切り盛り土量を少なくし林地を痛めない
現在間伐中の現地
出雲木材市場に出された山本さんの間伐材。出雲木材市場では、山本さんの出された木材は管理が徹底されており、出雲木材市場のブランド。
出された木材にチョークで書かれており、実際に単価も他の木材より1.5倍くらい高値で取引される。
100年まで残す木にマーク
100年の森に最も近い67年生スギ・ヒノキ林
伐採で空いた空間にはアスナロを植栽
お忙しい中対応いただきありがとうございました。
山本さんは、良い計画・良い技術をお持ちですよね。
枝打ち時に、整枝(せいし)作業を行っているので、枝(節)が大きくならなくなり、品質向上につながると思います。
☆整枝☆
通常の枝打ち後、力枝の生長点の部分(20~30㎝)を切り落とすことにより、光合成量が限られてくるので、枝(節)が大きくなるのを抑制する。
よって、次回の枝打ち時に木へのダメージも少なく、巻き込みも早いので、品質向上につながる。