「クライマーズ・ハイ」(2008年)をどうして見なかったのだろう。沈まぬ太陽の映画やテレビドラマ、幾つものドキュメンタリーは見たのに、横山秀夫の小説と原田眞人監督の映画は見ていなかった。
1985年8月12日の事故当時、私は東京にいたが、事故をどう受けとめたか、何を思ったか、思いだせない。
今年も8月にはこの作品が放送され、やっと見た。この映画は傑作だが、そんなレビューみたいなことを言うと不謹慎な気がする。映画を見ながら、あの事故がどれだけ悲惨なものだったか、改めて思いを馳せた。
それと横山秀雄の小説を読まなくては、読みたい、と思った。