[2022年以後] この世界とぼくらの時代

岩井俊二監督「キリエのうた」311の苦悩を乗り越えようとする人間の姿に感動

岩井俊二氏のことは、311のあとの反原発活動にしばしば登場していたのを見て知った。その時点では岩井氏が撮った映画は観たことはなく、日本アカデミーで多くの受賞をした「love letters」も何故か観なかった。社会派のイメージがあったから、恋愛映画ってのがピンとこなかったからかな。
だから「キリエのうた」がはじめて観る作品だったがすごい。この原作まで書いているとは才人なんだな。
アイナ・ジ・エンドという歌手は、彼女のドキュメンタリーかと思うような演技力。歌も素晴らしい。
2人の少女の小さな物語として着想したというが、311がもたらした多くの悲劇、苦難をなんとか乗り越えようともがく人間の姿を、重厚に描いた。
311のショックで声を失いながら歌い続ける歌手が多くの人々を惹きつけるラストで、明るい未来も予感できて救われる。
すっごく感動したよ。泣いた。
広瀬すず、黒木華ら豪華キャストが作品を盛り上げたね。























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