回顧と夢想を1953年からなどと書いたが、理解したいのは私がいつから政治や社会のことをあれこれ考えるようになったのか。左側になったのか。
小学生最後の1965年初めてビートルズを聴いて衝撃を受けた。その頃はほとんど新聞も読んでおらず政治の興味などなかった。中学生の私にもまだ政治は無縁だった。60年安保のことは知らなかった。
そして高校に入学し私は変わっていったのだ。周りの世界が一変したから。300人の同期生、全共闘に影響されていた上級生との出会いなどで。
いつしか新聞と読みNHKの日曜日政党討論会を見るようになった。社会の石橋、公明の矢野、民社の佐々木らの論争を聞いた。
ビートルズからボブディランやPPMを聴くようになった。