光速で過ぎ去って行く日々。
それだけ、歳取った証拠なのだ。
ジジババと小学生の時間の流れには雲泥の差がある。
気が付けば、梅の花は遠の昔に散り去ってそろそろ桜の季節だ。
多分でなく、愛でる暇はあるかも知れないがそれに気付かず過ごしていくであろう。
この数年がそうだった。
いや、だから、他人の迷惑顧みず騒ぎたいのではない。
ただ、桜の木の下で呆けていたいだけ。
あぁ、でも、マダニに食われるのは嫌だな。
そんな訳で、毎度の様に憂鬱が全開中。
何かしら趣味を見つけねば、と思うのだが・・・・・人付き合いが苦手なので迷っている。
何かしらの教室に通えば、それなりに付き合いが生じて来る。
これが面倒でならない。社交の場なのだが出来ればそっとしていて欲しい。
差しさわりの無い会話くらいならともかくも、一緒にお茶(ファミレス)とかははっきり言って遠慮と言うか辞退したい。
やる事やったらさっさと帰りたいのだ。
付き合い悪いから誘わなくていいわよね。って言われても別に何とも思わない。
社交的にはなれません。かと言って内向的か?と言えばはて?どうだろう。
多分にして、服で自己主張をしている気がしてならないのは気のせいではないと思う。
どうも年齢に見合った格好が出来ていない。
なぁ、事実そうなんだけどさ・・・・・
わたしは、自分が着たい服を着たいのだ。かと言って、それなりではあるが「ここら辺までなら許容範囲」だろう。
と言う自覚の元なのだが・・・・・・どう考えても見合っていない。
伴っていないのだ。これは忌忌しき事ではなかろうか?
年相応の格好となると面白みが全くないし・・・・・なんか、似通ってるし・・・・
レディスの場合はどうしても大人しめで無難なデザインばかり。
「ここら辺、良いわね」
と言うものはメッチャ高い。
ふり幅が大きすぎる・・・・・
拘りを捨てれば一番なのだが、捨てきれずに今に至っている。
本当に「屁の突っ張り」にもならない執着心。
何処でどう間違えたのだろう?
人生路に於いても何処で間違えたのか?
思い当たる節が多すぎて何処だかわからない。
そして最終的に行きつく先が「親殺しのパラドックス」だ。
取り敢えずは、まんま安寧に過ごせる事を祈ろう。