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あの震災から今日でちょうど10年。
このところテレビなどでも特集が多く放送され
あの時恐怖を覚えた映像も流れていますね。
10年前の今日…次の日が研究生の修了公演なので
本番に備えてのんびり家で過ごしていました。
地響きと共に大きな揺れが来てすぐに動物たちの元へ。
まだかめ吉や文鳥の空がいた時期だったんですね~
グッピーの水槽から水がチャプチャプ溢れていたし
テレビが揺れて倒れそうだったので押さえてました。
まだ揺れている最中に牧場主は北海道の実家へ電話して
私たちは大丈夫だと先に伝えていました。
私は下の階に1人でいた母の様子を見に行きました。
その後、父の安否確認で会社に電話してもすでに通じず…
兄や姪っ子の安否確認にもかなり時間がかかりましたね。
次の日、修了公演の予定が変更される連絡は無く
とりあえず早めに出発して現地入りすることに。
この時ちょうどガソリンが少なかったので
満タンにしてから出掛けたのは大正解でした。
その後、長い間ガソリンが無くて大変でしたからね。
本番中も何度となく大きな揺れが来ていて
その度に客席から緊急地震速報の音が響いていました。
今思えば修了公演が1日前でも後でも状況は違いました。
前の日にはゲネプロ、次の日は本番だったので
のみや牧場からかなり離れた新百合ヶ丘に滞在。
牧場主と連絡は取れないし帰れなかったでしょうね。
終演後には福島の原発が…というニュース。
そして毎日続く計画停電で生活は更に変わりました。
私たちに大きな被害は無かったのですが
東北地方や海沿いの被害を思うと言葉もありません。
あの時、長野でも大きな地震があったはず。
でも東北の被害があまりに大きくて
ほとんど報道されなかった記憶があります。
あまり思い出したくないけど忘れてはいけない。
そして10年後の今は新型コロナとも戦っています。
いつになったら安心して暮らせるようになるのか。
byかあこ