2400年前の話
ペルシャのダレイオス王がなくなる。息子の長男アルタクセルクルスが王位を継ぎ
弟のキュロス(小キュロス)がアルタクセルクルスに対して反乱を企てる。
間にティッサペルネスというキュロスと支配地域を巡って暗躍する人物がいる。
キュロスは色々な周辺国(だいたいギリシャ?)の兵を嘘の目的で集め、自国の兄を撃とうとするが
王都にあと少しのところで戦死する。
王都の前にはギリシア兵一万、これをティッサペルネスはなんとか無力化して
おそらく全滅させようとして、騙してギリシャ軍の指揮官達を集めて首をはねてしまう。
ここまでで本、全体の4分の1
ここから指揮官を失ったギリシャ兵1万がペルシャを脱出するまでの話
総行程距離は行きと帰りで6000km。ざっくり今のトルコの外側一周。
クセノポンはもともとは従軍を見聞するような立場の人でここから指揮官として退却戦に挑みます。
もともと別のアナバシスという本があってそちらではクセノポンは最後指揮官であったぐらいの記述しかなかったらしく、
そんなことはないと本人が自伝を書いた感じらしいので誇張はあるのかも。(別のアナバシスは今はなくなってます)
帰路は険しい山岳を抜けていろんな種族と交戦したり、協定結んだり、内部分裂を起こしたり
生贄の占いで吉がでないため立ち往生したりします。
5000人ぐらいはスパルタまで逃げ帰ります。(この頃はスパルタがギリシャを統治しているもよう)
帰路の過程で給与未払い事件(これは行きも)や指揮官の部下殴打事件の釈明とかみたいな話が最後の方にあったりで、
変わらないんだな昔も、とか思う所も
本はここまで、面白かったので一夜で読み終えました。
その後スパルタはペルシャに進行してペルシャ側のティッサペルネスと戦って何度か勝ち
キュロスとアルタクセルクルスの母(キュロス推し)に責任を問われてティッサペルネスは処刑
しかし、その後のペルシャの指揮官がギリシャからスパルタへの反乱を扇動してお金などを流し、
ギリシャがスパルタに反乱
スパルタ軍に編入していたクセノポンは故郷の軍と戦うことになり、故郷に帰れずに生涯を終えたらしい。
息子は許されてギリシャ軍に入ったものの若いうちに戦死。
小キュロスがペルシャの国境で周辺国と穏やか共存さえしていれば、
本にはならなかったかもしれないけど平和だったのではないかと思う。
ペルシャのダレイオス王がなくなる。息子の長男アルタクセルクルスが王位を継ぎ
弟のキュロス(小キュロス)がアルタクセルクルスに対して反乱を企てる。
間にティッサペルネスというキュロスと支配地域を巡って暗躍する人物がいる。
キュロスは色々な周辺国(だいたいギリシャ?)の兵を嘘の目的で集め、自国の兄を撃とうとするが
王都にあと少しのところで戦死する。
王都の前にはギリシア兵一万、これをティッサペルネスはなんとか無力化して
おそらく全滅させようとして、騙してギリシャ軍の指揮官達を集めて首をはねてしまう。
ここまでで本、全体の4分の1
ここから指揮官を失ったギリシャ兵1万がペルシャを脱出するまでの話
総行程距離は行きと帰りで6000km。ざっくり今のトルコの外側一周。
クセノポンはもともとは従軍を見聞するような立場の人でここから指揮官として退却戦に挑みます。
もともと別のアナバシスという本があってそちらではクセノポンは最後指揮官であったぐらいの記述しかなかったらしく、
そんなことはないと本人が自伝を書いた感じらしいので誇張はあるのかも。(別のアナバシスは今はなくなってます)
帰路は険しい山岳を抜けていろんな種族と交戦したり、協定結んだり、内部分裂を起こしたり
生贄の占いで吉がでないため立ち往生したりします。
5000人ぐらいはスパルタまで逃げ帰ります。(この頃はスパルタがギリシャを統治しているもよう)
帰路の過程で給与未払い事件(これは行きも)や指揮官の部下殴打事件の釈明とかみたいな話が最後の方にあったりで、
変わらないんだな昔も、とか思う所も
本はここまで、面白かったので一夜で読み終えました。
その後スパルタはペルシャに進行してペルシャ側のティッサペルネスと戦って何度か勝ち
キュロスとアルタクセルクルスの母(キュロス推し)に責任を問われてティッサペルネスは処刑
しかし、その後のペルシャの指揮官がギリシャからスパルタへの反乱を扇動してお金などを流し、
ギリシャがスパルタに反乱
スパルタ軍に編入していたクセノポンは故郷の軍と戦うことになり、故郷に帰れずに生涯を終えたらしい。
息子は許されてギリシャ軍に入ったものの若いうちに戦死。
小キュロスがペルシャの国境で周辺国と穏やか共存さえしていれば、
本にはならなかったかもしれないけど平和だったのではないかと思う。