ちょっぴりありえないおはなし

地方で慎ましやかに家庭菜園や日常のお話

むかしむかし、

2024-12-07 15:27:18 | 日記

私がここに引っ越して来たとき、

ちょっと先にスーパーが一軒あるだけで、

移動軽トラスーパーが夕方にはやって来ていました。

皆んなは「チリンチリン来た」と言っていて、

毎日楽しみにしていました。

窓辺にはオオミズアオやヤママユ、

用水路にはザリガニやフナ、

外壁にはアマガエルがびっしりでした。

 

でも私は、それまでの下町が恋しくて、

帰りたくてずっと大人になっても

時々そこら辺りに散歩に行ったりしていました。

 

土地に慣れてきたと思ったのは、

自分で家庭菜園を始めてからです。

 

初植のカブ

種を直播きとセルトレイで定植と

二箇所でやってみました。

植えた時間差はあったけれど、12月

くらいにはどちらも大差なく育った。

 

もう大きな蛾もザリガニも居なくなったけれど

そんな頃になってやっと

あーいい所に住んでたんだなと

ほんとにしょうがないな、

でも気づけたから、大事にしていきたいなと

思っている。

 

まあアウトレットで買物したりするのも

嫌いじゃないんだけどね。

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さつまいものつるで

2024-11-01 15:12:29 | 日記

初植のさつま芋は、ネットで9月に収穫して居られた方に

ならって、うちも早めに収穫した。

けっこう大きなのが沢山採れて嬉しかったが、

難しいのはそこからだった。

 

しばらく寝かせて熟成させると言うのは知ってたけれど

加減がわからない。

2週間目に試したのは、包丁の刃も経たないほどで

蒸しても焼いても硬い。よく言えば栗、かち栗。

ひと月半にしてやっと芋らしくなってきた。

解ったのは、若い芋はゆでるのがいい。

少し砂糖と、塩ひとつまみでこ吹き芋にすると

美味しい。後のリメイクもしやすいし。

 

つるはやはりネットに習って来年用に少し

取っておき、残ったのはそのまま置いておいたら

また葉が伸びて来てる。

いいくらいに枯れたつるでリースも編んだ。

まあ、土台と言うことで。

 

昨夜、素敵なコスプレーヤーさん達で賑わってた町中の通路に

鳩がとことこ餌を突きにやって来ていた。

小さな男の子がそおっと近づいた他は誰も気にもしない。

わりといつもの事だから。その鳩は、しょっちゅう来る。

トコトコ鳩さんなんて童話はどうだろう?

道道を描いて、でも群衆とか、

画力ないでしょそんなには。

なんて思ってると、鳩がビュンと頭上を半回転して

飛び去って行った。

街なかで人物スケッチなんて楽しかろうと思う。

けど難しいな。怪しまれそうだし。

 

 

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やっと秋らしくはなったけれど

2024-09-25 10:46:32 | 日記

昨日辺りからやっと朝晩涼しくなってきましたね。

なのに何だか気分がふさぐんだな。

大雨や、何やで世の中は大変。

な中で私のふさぎは職場のちょっとしたトラブルで

申し訳ないくらいと、今書いてて思ってしまったけれど

自分にとっては大問題。

こんなとき、無理にでも笑うと良いって。

そうすると頭が楽しいと騙されるって、読んだんですが

笑っても笑っても辛いことが続くときって

ほんとにありますよね!

そんなとき、どうするかな。

あがいてみる?それか、やっぱりじたばたすると

余計に沼に落ちるだろうか。

とりあえず、ちょっとずつでも好きなことして

そこは置いておこうか。

としているうちに何処かへ着くかも知れぬし。

 

 

秋まきの芽がそろってきました。

ほうれん草、レタス、カブです。

この前に一度、せっかく出たレタス芽を、残暑で全滅

させているので、今度は育てたいです。

ほうれん草は普通、直播きなんですが、

本葉が2〜3枚位までならポットOKと読み、

昨年上手くいったのでそうしています。

カブもそうだと見て、試しています。

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二つ目のスイカ

2024-08-22 13:52:17 | 日記

二つ目のスイカがおまけみたいに付いていて

来週には食べられるかなあと、思っていた。

 

前に片付けをしていて、父の遺品の写真箱の中に、

若い学生さんらしい軍服の集合写真があった。

一番後ろの隅に立っているのが父の兄であるおじだ。

何処かの校舎らしき建物の前で、五十人くらいだろうか。

皆カメラを見て真面目に、だが真ん中辺りの一人が

カメラから背けて別の遠くをじっと見上げていた。

彼は、行きたくなかったんだろうな。彼なりの

反抗だったか。

おじは戦死して帰って来なかった。

他の方々はどうされたのだろう。

戦没者リストの本があったのだが、

何処かへ行ってしまった。

友達のだれが帰ってきたとか

生還の話は聞いたことがない。

 

この写真がどうしても捨てられなくて、

持っていたのだが、

この盆に処分しようと思い立った。

何かで読んだように、白紙に包んで塩を置き

庭のカンナとお香も置いた。

 

処分した次の日に、庭に出たら、元気だった

スイカの葉が干上がリ、枯れていて驚いた。

持って行かれたのだろうかと思った。

だったら良いのに、と思った。

 

残ったスイカは、ちょっと薄味だったが

おいしくいただきました。

 

庭はそろそろ秋野菜の準備中。

ヤマゴボウは食べられないが、生えてると

なんだか取っておきたくなる。

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ララァの残像

2024-07-23 14:48:07 | 日記

岡山県立美術館で開催中のジブリ展を観てきた。

 

私はそんなに、凄くジブリ好き、と言うわけでは無い。

だけど、一つくらい家にトトログッズがあったりはする。

これもどうしようかと思ったが、

パンフに鈴木さんはアニメージュの立ち上げの一人で

と書いてあったので

行ってみました。

 

私は正にアニメージュで育ち、

ロックはそのあとからやって来たのであって

ちょっと最近そこにつまづいていて、騒音とかで、

だからちょっと里帰り。

 

会場は夏休みらしく賑わっていた。

鈴木さんの少年時代の漫画雑誌の山を抜け、

ちばてつや氏のジョーの大パネル壁を抜けるとそこに

あった!アニメージュの部屋が、

バックナンバーが、全部じゃないけど、ありました。

私けっこう買ってたんです。

これ持ってたなってのもありました。

 

中面も少し出ていて、演出家さんたちの写真があって

出崎さんてこんな(かっこいい)だった?とか

持ってなかったけどいいなあって表紙があって

シャアとララァが薄明かりに座っていて

何か同じ物を見ている、素敵なのが、あーこれ欲しい。

そういうガンダムも、シリーズにはついて行けていない。

 

常設展の波多野華涯も良かった。

あざやかな花の絵や縁の方の手紙。

だけど、昔の新聞の紹介記事に、波多野さんはもういい

おばあさんなのですが、頑張っていらっしゃいます。

と書いてあり、

いいじゃないの~。

愛情表現なのだろうか。

 

 

今年も無事にスイカ収穫出来ました!

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