ちょっぴりありえないおはなし

地方で慎ましやかに家庭菜園や日常のお話

描き始めに考える

2025-01-04 15:24:02 | 日記

本年も宜しくお願い致します。

 

昨年末に街なかを歩く機会があり、

そこで思いがけず素晴らしい絵に出会えた。

美術部の生徒さんの作品。

きっと先生も期待してらっしゃるだろう。

本人もきっと自身が上手いことは十分に

解っていると思う。

どんな絵描きさんになるんだろう。

 

さっき自分の絵の続きを描きながら、

学生の時には何考えて描いてたんだろうって

思い出していた。

何も思い出せない。たぶん

何も考えてなかったんだろうと思う。

今は違う。

生活のいろんな事をぐちゃぐちゃ考えながら

世ごとの垢にまみれて描いている。

 

でも、続けているのはなぜかな。

 

あの、

モデリアーニの映画で、貧困の底に画家が

亡くなった途端に、待ち構えていた画商が

現れ、残した絵を次々に高値で買取る、

というのを観て、そういうのは嫌だなと

思いました。ある程度の暮らしはしたいと。

あと、ダヴィンチでさへ、

現存する絵は14枚しかないそうで、

ならば私なんかがそんなに枚数描かなくとも

いいんじゃないかと思いました。

とどめは、マルメロの陽光を観て、

日がな一日というか、毎日庭の柑橘を描く

画家の生活が、なんて素敵なの。私も、

と思いました。

そしてこんなことになっています。

 

ワイルドストロベリーが冬を無事に越せそう。

今年はもっと場所を広げて植えようと計画中。

 

あのどうか

お節介だけど、もっと爆発したほうが、とか

おとなし過ぎるとか言われるかも知れないが、

自分の思うように描いてください。

しかし自ら爆発したくなったら

存分にどうぞ。

どうか長く描いていかれますように。

 

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