岡山県立美術館で開催中の、「雪舟と玉堂 ふたりの里帰り」展を観て来ました。
今回は、事前予約はなしで、入場時に検温と住所等を記入するシステムです。
二人は、岡山生まれの水墨画家。
雪舟さんは、子供の頃に禅寺で修行中、修行より絵ばかり描いていて、
和尚さんに寺の柱にくくりつけられてしまい~
そして夕方に様子を見に行った和尚さん、雪舟の足元にねずみがいたので
追い払おうとしたらそれは、雪舟が足で描いた涙の絵だった。というあの雪舟さんで間違いないですよね?
展示画の説明も務める玉堂&雪舟さん。ねずみが乗ってます。
今回の目玉は、雪舟が67歳で描いた全長16メートルの「国宝 四季山水図巻」です。
展示会場1室の端から端まで、1室で1作品というのを私は初めて観た。
私は子供の頃、大原美術館がテーマパークであったので、なんというか、
西洋美術が下地にある。ので、日本絵画はこのごろになって新鮮であったりする。
細密な表現と、ぬけ感が絶妙な、どっちかというと、ぬけの方に心奪われます。
ゆるりと流れる人の波。順番の小舟に揺られながら~低空から眺めるどこまでも続く山水ですよ。
淡い水色が美しい。
展示会の続きが地下階にあるのですが、
そこは2枚目のチケット(コンビニで買った場合)がないと入れないので注意です。
2枚目はいつもの控えだと思い、捨ててしまっていました・・・・。
まあでも、山水画が観られたのでよしとする。
帰りにずいぶん前に新しくなっていた、駅の「さんすて」でお茶をしてみた。
明に渡った雪舟にちなんで、中国茶のお店に。
ゴンチャの、アールグレー。ホイップクリームのトッピングで。
甘さは選べる。コーヒーやお粥もあるのね。お粥がちょうどいいときってあるね。
またゆっくりお店も回りたいです。