2号は仕事で行けず、1号と3号が行った先は、南伊豆町に在る 『テラ 憩いの里』
今年で2回目の訪問となります。
渋滞が始まる前に東京を抜け出し、爆睡する1号を優しく見守りながら運転し、
海へも寄りたくないと言われ、遊覧船にも乗りたくないと言われ、早くキャンプ場へ行きたいと言われ、
15時チェックインなのに・・・・12時前前に訪問させて頂き、サイト設営を済ませました。
このテラ憩いの里は、谷を挟んだ南側は広葉樹の森になっていて、稜線の一部から太平洋が望めるんです。
ふらふらと蝶を追いかけ、全く手伝いにならない1号を優しく見守り作業を続ける3号。
早起きと運転、暑いなかの労働とで、ビール一口で、マジで眩暈・・・
ただ、休み休みやっていたので、設営し終わって時計を見ると2時間ほど経っていて、バナナトラップの発酵時間が足りません。
なので、トラップ作りは翌日に回し、ひたすら呑むことにしました。
夜になり・・・(もう?)
明かりが点いている水場に集まる虫を見に行くと、あっという間にノコギリクワガタの♂を2匹ゲット!
風は多少有るんですが、いかんせん、季節は夏。
虫除けの意味での焚き火を自分からは遠くに置くことになるんですが、面白くないんですな・・
ついでに、お酒も面白くない。
なので、早めにテントに入って寝るんですが・・・・暑い。
で、
翌朝 (え”?)
軽く食事を片付け、トラップを仕掛ける木を見繕いに散策です。
憩いの里の〝外輪山〟を回ったんですが、色々発見させてくれます。
大きなミミズ
蟻地獄
モグラ?
キノコ
イノシシ? のウンチ
他にも、人工物なのか自然に出来たものなのか判りませんが、小石が混ざって固まったような岩や、〝板根〟を持った木が生えています。
で、大体の目星を点けサイトに戻り、トラップの製作です。
バナナ、焼酎、ドライイースト、砂糖
それぞれを混ぜ
ハイ! 出来上がり!
コレを、暑い車内に置き、6~8時間の間、発酵を促します。
18時頃、見繕っていた木に発酵したものを塗りたくり・・・・因みに、憩いの里には許可を得ています。
約、2時間後に巡回したところ、ミヤマクワガタの♂を一匹ゲットしました。
で、場内のお風呂へ入浴に行った所、メキシコ人カップルの後に入ったのがいけなかったのか、浴槽のお湯が空!
ある意味、国際的な体験をさせてもらいました。
この〝テラ 憩いの里〟の経営者のインテリジェンスの高さが3号のお気に入りになっていて、3号と話していた旦那さん、電話の相手が英語でも、きっちり英語で会話していました。
かなり高齢とはいえ、さすがに海外での研究、調査をしてきたのは伊達ではないことを実感した次第です。
因みに、この時の電話先にいた相手はドイツ人親子で、息子さんと二人乗りで旅をしていたそうで、その予約の為でした。
風呂から上がった二人、サイトへ行くと、なにやら凄い虫の数。
羽蟻です・・・年に数回の大発生に出くわしたようです。
メインのランタンを遠ざけて虫除けにし、近くの炊事場の電気を点け、サイトに虫が集中するのを防ぎます。
羽蟻目当ての蜘蛛もテーブルの側に集まるので、小さな2つのランタンとテーブルのロウソクを消し食事作りですが、食事の用意と後片付けがメインになるキャンプを避けるため、極々簡単なもの・・
〝もっちり太麺〟を冷やしで頂きました。
この晩のテントサイトでの宿泊者は、メキシコ人カップルとドイツ人親子は離れた場所、3号達サイトの前に在るティーピーには日本人親子4人・・・と、少なめ。
暗い森の中、明るい場所は人間が居る場所のみになるわけで、当然、彼等も寄って来る訳です。
ただ、3号達のサイトで唯一救いなのが、隣にカワセミの巣が在る事。
奥のほうで、雛が鳴いています。
瑠璃色と言っていいのでしょうか、親鳥を2回ほど目撃しました。
さて、肝心の成果なんですが、
ノコギリクワガタ♂ 2匹:電気が点いた管理棟隣の水場
ミヤマクワガタ♂ 1匹: バナナトラップ
なんとかクワガタ♀ 1匹:電気が点いた炊事場 となりました。
肝心のバナナトラップですが、集まる虫目当てか判りませんがスズメバチも引き寄せるようで、ちょっと危ないかもです。
なので、真っ暗な森の中でクワガタを獲るのなら、やはり、白いシーツと明るいライトの方が安全かもしれませんが、天候や気温に左右されるもののようですので、何通りかの方法を持参すべきなのでしょう。
というわけで、今年の虫取りキャンプは、無事に終了となりましたが、サイト撤収を相変わらず独りで済ませ、多々度海岸で2時間の海水浴後、帰路に着き、我が家に到着したのは20時でした。
因みに、下の写真の店の〝L・A DOG〟
ちょ~旨! です。
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