行ってきましたよ、信州・大町にソロキャンプツーリング。
全て積み込んで見て、結構な荷物の量にテント泊を諦め、さらにシュラフも借りようかと思いましたが、一度、こういう時期にフル装備で出掛けなきゃだわと思い直しました。
荷物満載で我が家を出発したのは、午前6時半頃。
しかし、免許証を忘れたので引き返し、本当の出発は午前7時頃でしょうか?
今回、スマホをナビ代わりにしたのですが、なんせ泥縄で、到着するまで使い方や見方に迷い、なるべく国道254を走る様に、長野県を目指しまた。
程よい肌寒さと天気の良さにどっぷりと浸かっていたので、ラーメン食べた時以外は、“なんとかの滝?”まで、写真が有りません。
で、ラーメンです。
実は、3号にとって懐かしい味なんです。
20数年間忘れた事ありません。
まだ、3号が20代後半の頃、出張帰りに必ず立ち寄ったラーメン店で、ニンニクをたっぷり効かせて食べるのが好きでした。
ラーメンショップ下仁田店のネギ味噌ラーメン。
当時より、下仁田ネギの量が少なくなった様な気がするのが不満ですが、味に変わりはないようです。
因みに、往復で寄りましたが、ラーメン店のご主人が腰を悪くされていたのに加え、大分、お歳をめされた感じで、時の流れを噛み締めながらの食事になりました。
多分、今回のメインかもって位、食べられた事が嬉しい。
で、気持ち良く走って内山峠を下り、八ヶ岳の反対側まで。
で、沓掛温泉の先だったと思うんですが、その“なんとかの滝?”です。
真ん中辺りが滝なんですが・・・
2輪に戻ったのは、2シーターのオープンを家族におねだりしたらアッサリ却下になり、これなら誰も文句を言い難いと思ったのに加え、お気軽オープンエアのつもりだったんですが、車とは世界が違って、決してお気軽じゃないんです、財布的に。
揃えるものが、かなり有るんですよね。
ただ、モノを優先させると出掛けられなくなりますから(財布的に)、代替出来るものは使うことにして、格好なんか気にしないで出掛けることになってしまいました・・・財布的に。
で、あれやこれや考えながら走っていると、大町到着~
到着後、暫く焚き火を囲んで話してから、小屋集落内にサイト設営。
トイレのことや、この時期、熊が冬眠準備のため腹を空かしているので、被害を避ける為、なるべく人が居る方を選びました。
っていうか、このブログで記事をアップしたか判りませんが、沢沿いの林道脇でのキャンプ中に、背後の沢で女性二人が楽しそうに談笑する声が聞こえ続けたことがあり、しかも、お盆で水場! それ以来、ちょっと怖いんですな・・・
しかも、今回知ったのは、目撃情報が一件!
そして、二日目に、恐らく3号が見たモノがソレのような気が・・・
で、夜~~~~!!!
↓ ↓ こんな感じ
奥の二人が作っているのが、豚バラの燻製。
仕込みを含め、約、1週間掛かってます。
見知った顔や新規の人も居る上、3号が最古参と紹介され、気分上々、お酒上等、酔いは・・・かなり来てます!
で、この日、お風呂を諦めていたんですが、福島より長野に来た子達が、皆の為に、風呂を沸かしてくれました。
この風呂桶、味噌樽を再利用したもので、当然、薪で沸かします。
しかも、沢沿いに在り、秘湯中の秘湯です。
で、帰ってくると、焼きリンゴ?が出来上がっていましたので、美味しく分けあって食べました。
面倒見が良い元気なメイザさんって方が作ってくれたんですが、料理全般が美味しいんです!
今度から、彼女が居る時は食事の支度など必要無いって感じなんですが、今回、全部用意してきちゃっているのが悲しい・・
しかも、到着後の買い出しでは酒の他に夕食も用意してしまい、しかも、サザエまで・・
なので、腹八分目で済ませ、テントに帰ってからということにしました。
直ぐそこでは、まだ呑み続けていますが、3号は、鍋焼きうどんの後にサザエのつぼ焼き。
火器類は、固形燃料と100均で買った水切り用の網、蒸し用の器具を使用しています。
今回使ってみて、かなりお気に入り。
で、ダンロップの一人用ツーリングテントを使ったんですが、これが3回目。
全室が広く、ロゴスの畳むとアタッシュケースみたいになるテーブルがすっぽりと収まります。
収納時、このテーブルに潰れては困るモノや、小物を収納。
で、この独り宴なのですが、前回に学んだ寂しさ解消の為、今回はキンドル持参。
乃木坂46の『太陽ノック』をエンドレスで聴き、最後は、さだまさしでしんみりで寝落ち。
で、翌朝、頭痛過ぎてキノコ狩りを見送り静けさを楽しんでいましたが、前回と同じ、山の奥の方へ行ってみました。
前回よりも、更に奥。
熊がよく出没する場所ですが、森の下草が一面笹に覆われた、とても清々しい森が拡がっているんですよ。
3号が行った時は丁度太陽が出てきて気持ち良かったので、草の上にシートを出して2時間程休憩。
で、下山後、夕食は不要と告げ、温泉へ。
2年前に改装オープンした、『心笑館 こまどめの湯』で入浴。
食事が出来ないので、穴場的で空いているのが3号のお気に入りなんです。
で、サイト帰着後、広場の食事を脇目に食事開始。
信州りんごとレトルトのカレーですが、大勢の食事って昔っから余り食べられないので、これで良いんです。
夕食の前に日本酒と鯉の洗い、マグロの刺し身で晩酌し、キンドルで読書。
3号は、山での食べる新鮮な海の魚が好きな天邪鬼なんですな・・
で、大分時間が経ってから、伊那谷より差し入れられた丸ごと鹿の足を頂きましたが、残念、写真無し。
ただ、仕事終わりに駆けつけたメンバーさんと焚き火を囲んで、酒を飲まずに談笑。
この時、酒飲まないのは、復路も下道を行くので早めに発ちたいのと、前夜に飲み過ぎた感が半端無いので休肝としたこと。
以前なんか、山に居る間、ずっとドロンドロンに酔っていたくらいですから、随分と老けたものです。
で、翌朝は、7時起床で撤収に1時間程。
キノコ汁の残りで作ったオジヤを頂き、出発。
途中、再び下仁田のネギ味噌ラーメンを今度は大盛りで、餃子を追加して楽々完食。
少ししかオジヤを食べなかったのは、なるべく空腹でラーメンを食べたかったから。
自宅帰着が、多分、午後6時半位。
国道17号の早いんだけど詰まらない事と、国道254の町並みの“旅感”を改めて見直したツーリングでした。
次は、11月3連休に伊豆半島でしょうか?
因みに、3号はLEDランタンの他、固形燃料とローソクを使用するんですが、固形燃料の良さは蓋を開けて火を付けるだけという気軽さと、燃料が無くなれば側面の下の方に小さな穴を開け、小さな焚き火コンロになるからです。
ガスやガソリンの火力は魅力ですが、折角、シガラミから開放されに行っているのに燃料に縛られるんですよね。
で、ローソクなんですが、これは、ビニールハウスとかの暖房(?)に使える太いものなんです。
燃え尽きる最後の炎を警戒してさえいれば、テントの前室で灯し、フライシート内の温度低下を和らげてくれると期待しているんですが、実際はどうなんでしょうかねぇ・・・
ま、外より温かい証拠として、朝起きると、フライ内に虫が集まって来るので、やはり、温かいのでしょね。
ローソクの使用は、到着後、最初に飲み終えた500ミリのアルミ缶に観音扉の形で開け、光の向きをコントールします。
ただ、ローソクと固形燃料、この2つの最も気に入っている部分は、なんせ静かな事。
食べ物の匂いに引き寄せられて近付く、動物の気配だって聞き取れます。
静かに湯を沸かし、静かに照らし続ける・・・そういう奥ゆかしさがお気に入りなんです。
キノコの目利きが出来るのですか!?
すごい!!
特に豚バラの燻製は美味しかったんですが、キノコの目利きは出来ないんですよね。
出来るとしたら、カエンタケ位でしょうか・・
このイベントには菌類の先生が来て指導してくれますが、200Km近く下道をバイクで走ったダメージと、到着した晩に呑み過ぎで起き上がれなかったので、参加を見送ってます。
道具をいろいろそろえるのは財布的になかなか大変ですよね。私も諦めるのではなくなるべくあるものを利用して楽しんじゃおうと最近思うようになりました。いい歳をしてとヒンシュクを買う年齢なんですが気にしないことにしました。
たまにお邪魔させて頂きま~す。ではでは。
そう言った意味じゃ、軽トラキャンパーは究極ですよね。
私も、また、訪問させて頂きます。
それでは!