いとこの娘から電話がかかり、四谷の〝メビウス〟迄行ってきました。
聞くところによると、そのいとこのお兄さんの娘が結婚するとのこと。
5年振りに顔が見れることにワクワクしながら、長く感じる土曜日までの時間を待つ事にしました。
久しぶりの〝いとこの娘〟からの電話には、2つのサプライズ。
〝いとこのお兄さんの娘〟の結婚と、〝いとこの娘〟のライブ活動再開。
5年前会った時はかなり前衛的な音楽で、赤い襦袢を着て舞台に立ち、男女の営みの刺激的な歌詞の歌を歌っていた。 産まれた時から知っているので、聴いてるこっちが恥かしくて・・・
この時は、1号がお腹に居る時、夫婦で水入らず、最後の旅行で伊豆に行っていた帰路、ライブ会場の日吉(?)に寄ったのですが、舞台に立った彼女に正直面喰い、「〝娘〟って怖い・・・」、決して口外出来ないと思っていましたが、今回は杞憂に終わることになったのは、幸いでしょうか。
ジャンルは、たぶん〝JAZZ〟、好きなほうだが、二人との再会に緊張して音を楽しむことが出来ない・・・
だって、目の前で歌うんだぜ・・・!
救いだったのが、座った場所がピアノの隣、プレイヤーと並ぶ感じに座れたこと。
ちょっと見には、薬師丸ひろ子似の女性です。
いえいえ、別に似ているのが救いだった訳じゃありませんよ。
ピアノの音以外のものを受け取れたことが、救いというか幸運なんです。
ピアノって、持てるもの全てで弾くものなんですね。
それが か ん げ き !
この先面倒なので〝いとこの娘〟=風子、〝いとこのお兄さんの娘〟=賢子、ピアノ担当=チャンリンシャン、と呼ぶことにします。
この風子は、知っている限り3ヶ国語を話し、どんなことでも、彼女の目鼻耳を通すと楽しいこと・面白いことに変換してしまうフィルターの持ち主のようで、発する言葉は、聞き手を楽しませるエネルギーに満ちている感じ・・・かな
賢子と初めてまともに話したのは、彼女が18~9歳の頃。
東京でパティシエの勉強を始めた頃、我が家に遊びに来てくれ、車で送っていき、その後一回だけ、スポーツジムでエアロビクスを一緒にやった記憶が有るくらい。
やはり、5年前の風子のライブで会ったが、あまりの弾けようを見て心配になったものです。
で、そのイメージのままの再会ですから、3号の懸念を想像して頂けるかと思います。
しかし、ここでも要らぬ心配でした。
賢子は、立派な社会人になっていました。
たとえ会った時間が無くたって、表情を見れば判ります。
今までの数年間、そーとー頑張っていた痕跡が、その佇まいから伝わってきて、ついつい〝ガン見〟してしまいます。
〝恐るべし〟相手を前に、動けない・・・・崩せない・・・・が、帰るまで・・・・
3号の頭の中では、まだ18・9だったんですけどね・・・
その場に結婚相手は来ていませんでしたが、その選択に間違いがある訳がない確信を持つにいたりました。
あの赤ちゃんだった二人、ホント綺麗になりました。
3号も、彼女らを見習って頑張ろうと思います!
( とりあえず何を頑張ればいいのか・・・それから考えてみますっ! )
元々、彼女達の親、3号のいとこ達は美男・美女なので、血を引いているのが当たり前ですが、彼女達のお婆ちゃんと3号の母親は、山奥の沼か灼熱の砂漠の砂の中にでも居そうな感じですから、今のうちが〝華〟・・・・ってとこでしょうか?
・・・・フフフッ・・・・
もっと、ゆっくり話したかったのですが、賢子は彼が待っているし、風子は仲間がいるし、チャンリンシャンにあまりピアノのことを聞きまくるのも失礼だし、時計しないから時間判らないし・・・・
結局、帰宅してから、この3~4時間を反芻することになるんですが、
人間が持つ可能性って、素敵だなぁ~~、と
時間って人を育てるんだな~~~、と
同じ時間が経っている3号は、彼女達の瞳には、どう映っていたのだろうか? 、と
賢子に、気の利いたことも言ってやれなかった自分にションボリ・・・、と
・・・・・などなど、
思いを巡らせながら、濃い目のバーボンに導かれて就寝。
・・・・・ Z Z Z Z Z
追伸 : 試合とライブに誘ってね
そうそう、
バンドの全体的な印象ですが、ピアノ・ベース・ドラム、若いのにテ・ク・ニ・シャ・ン。
スピーカーの軸から完全に外れていたので、折角の歌が聞こえ難かったのが残念です。 舞台から見て、カウンターの左端に座るのが、ベストかもしれません。
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