2022年3月28日のブログ記事一覧-三重国際霊園スタッフブログ

胸がときめく門出のお話 「ラスト・ドレス」

桜のつぼみが膨らみ、遠くから見ると既に木がほんのりとしたピンク色に染まっています。
開花速報は、もうしばらくお待ちくださいませ。

タイトルを書いてみて、なんだかロマンス映画の告知のように感じましたが、
確かにそうとも言えるかもしれません。

ラストドレス 人生最後の衣装
(NHK  News up 2021年12月28日 12時01分)

ラストドレスとは、火葬にあたって納棺される時に着る服のこと。
私も親族の葬儀の際、生前よく着用していた服を棺に入れたことがありますが、
こんな素敵なアイデアがあるとは思いもよりませんでした。

記事の中で紹介されたのは、木津眞紀子さん、木津忠義さんのお二人。
眞紀子さんは、認知症が始まった忠義さんをサポートしながら暮らす中、
いつか来るであろう時のことを思い、ラストドレスをまとって写真を撮ることにしたそうです。
これでずっと仕事に忙しく励まれ続けたお二人は、
明るい色合いのタキシードと華やかなドレスを選ばれたとのこと。

以下、記事からの抜粋を掲載させていただきます。

「夫は短期記憶が衰えてるかもしれないけど、いま撮っておけば、
 なんかあの服見たことがあるなあって、
 あっちに行っても迎えてくれるんじゃないかと思うんです。
 最後の時まで夫といっしょに、すてきでありたいかな、って 」

「どっちが先に行くかわからんけど、
 あなたが先に行ったらちゃんと覚えておいて迎えに来るんだよ。
 他の人を連れて行ったらだめよ。
 私も旅立つ時にはこれを着て行きますので。ちゃんと覚えておいてくださいね 」

なんて素敵なんでしょう!こんなこと、言ってみたいし言われてみたい!
「私に似合ってる?」「そりゃそうだよ」なんて、とってもときめきます。
人生を共に歩んでこられたお二人の繋がりの深さを垣間見るようです。


日本人は欧米に比べてあまり写真を撮らない、と言われています。
(居間に家族写真が沢山飾られている風景は、ドラマなどでもお馴染みですよね)
そして厳か喪に服し、死を悼むという行為を、宗教性を超えて行う国民性もあります。
亡くなられた後に華やかな服を着る、それを記念にして撮影する……
この新しい変化が、辛く不安な気持ちに飲み込まれてしまいそうになる方の心に
光を投げかけてくれるのではないかと思うと同時に、
葬送にまつわる営みがもたらしてくれる建設的でポジティブな効果に
注目が集まっていくように祈っております。



家族の明るい未来も、ちょっと考えてみませんか。
ご請求の際、希望部数を選べるようになりました。 
ご家族皆様でそれぞれ確認したい場合に大変便利とご好評を頂いております。

〒513-0012
三重県鈴鹿市石薬師町850-1
電話:059-374-3448
営業時間:9:00-17:00 毎週水曜日定休日(土日、祝日は営業しております)

引き続き、感染症対策を実施しながらの営業しております。
ご見学の際は、必ず事前にご予約をお願い致します。
ご予約のお客様を優先とさせていただいておりますので、
折角お越しいただいたにも関わらずお待ち頂いてしまう可能性がございます。
また、盛況につき、弊社から日程やお時間帯の調整をお願いする可能性がございますので、
予めご了承いただければ幸いでございます。

便利なご予約フォームはこちらのバーコードからどうぞ。
(追って、霊園からご確認の連絡をさせていただきます。)