樹木葬とお墓ってどう違う?
by |2022-09-05 10:06:41|
9月に突入いたしました。
夏の行事も終わりということで、再びお墓の色々なお話をお届けしたいと思います。
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さて、新区画も続々ご見学・お申し込みをいただいている樹木葬ですが、
時折、「これってお墓じゃないんですか?」とご質問をいただくことがございます。
特にお墓じまいの後の選択肢としてお選びいただく方も多いため、
「お墓はやめて樹木葬」=「樹木葬とお墓は別のもの?」とお考えの方も多いようです。
答えは半分正解、半分不正解といったところでしょうか。
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樹木葬とお墓の違い
「樹木葬はお墓ですか?」とお尋ねいただいたなら、確かににその通り、樹木葬はお墓です。
なぜなら、中に亡くなられた方のお骨を納めるからです。
三重国際霊園の場合、プレートや石碑が置いてあって、
そこに誰が埋葬されているのか識別出来るので、これもお墓と同じです。
(木の下に埋めるのかと思っていた!というご意見もありますが、
それだと動物や雨が心配です)
ではなぜ「お墓から樹木葬へ」という考えが生まれるのかといえば、
樹木葬とは従来のお墓とは異なる制度に支えられていることが多いからです。
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従来のお墓は…
歴史は少々長くなるので割愛致しますが、お墓は家の制度と結びつき、
代々誰かが受け継いでいくことを想定していました。
よって、お墓を守る親族の誰かと、管理を必要とします。
では、事情があってお墓を作れない、見ていけないという方はどうするのか?
まさか、放っておくわけにもまいりません。
よって、葬儀や埋葬にかかわるお寺様や霊園などは、
どんなご事情がある方にも家族のための場所を持ってもらえるよう、
色々知恵と工夫を凝らしてきているわけです。
樹木葬は、管理している場所によって、見た目や規約も大きく異なりますが、
「代々受け継いでお墓を守っていく人がいなくても大丈夫なお墓」という点は
おそらくほとんどの場所で共通している点だと思われます。
たとえば三重国際霊園の樹木葬の場合は、管理料が初期費用に含まれているので
後々の出費が必要ありませんし、期間経過後は霊園が合同供養塔への移動を行うため
血の繋がりがある誰かがお墓の最後の責任をもたなければいけないということもありません。
しかし、普通のお墓と同じように使っていただけます。
お花やお線香をお供えして、好きな時に集まっていただくことも可能です。
いかがでしょうか?
お墓ですが、お墓とだいぶ違いますよね。
「娘しかいないからお墓は持てないと思っていた」という親御様。
「仕事や住まいの都合でお墓を見ていけないかもしれない」というお子様。
家族の形、住まいのスタイル、経済事情が様々でも、
他界した方やそのご家族を尊重し、丁重に扱いたいというのは、
人間みんなが、等しく抱いている気持ちです。
ちょっとだけ、霊園にお手伝いさせてください。
毎日のように、痛ましいニュースがいたるところで流れています。
生きている、死んでいるに限らず、人間の存在がぞんざいに扱われるのは
非常に恐ろしいことです。
「私のことは、もういいから」ではなく、誰しもが自身と他者を
等しく大切にできる社会になっていけるよう、霊園の片隅から祈っております。
続々お申し込みを頂いております!
ご来店の際は必ずお電話にてご予約をお願い致します。
資料の希望部数を選べるようになりました。ご家族様の分も一緒にどうぞ!
〒513-0012
三重県鈴鹿市石薬師町850-1
電話:059-374-3448
営業時間:9:00-17:00 毎週水曜日定休日(土日、祝日は営業しております)