心の手帖…風通しの良い繋がりを求めて

心を精一杯広げて、現代社会を味わう方法を探していくために、心を整理する手帖のようになれば…

相田みつをさんの詩

2013年11月30日 22時41分10秒 | 個人的名言集

今日は、相田みつを氏の書(東日本大震災に鑑みて選ばれた一作)をどど~んと掲げました。(相田みつを美術館のHPより拝借)
 
そして、私が気に入っている、相田みつを氏の詩をお一つ、ご紹介させていただきます。

「道」
道はじぶんでつくる
道はじぶんでひらく
人のつくったものは
じぶんの道には
ならない

この詩によって、人生の岐路にある自分への応援歌と出会ったような気がしたのが、今から約10年前。
実際、その当時よりも、今現在の自分自身に、ストレートに投げつけられているような気がします。
 相田氏の文体には、とても飾り気の無い、フラットな響きと、ズシッとした説得力があることに魅力を感じますね。そこに、図々しくも親近感を抱きます。
 そして、私が、最近ご縁を感じることの多い、栃木県足利市のご出身であることも偶然ではないように思えて…。
 都内に美術館があるくらい、相田みつを氏のファンの方が全国に大勢いらっしゃることと思います。時々、本当に心が渇ききって、喘いでいる時、触れてみたくなる作品を、たくさん生み出してくださいました。

ジェームス・アレンさんの言葉

2013年11月29日 14時56分38秒 | 個人的名言集
今日ご紹介する言葉の発信者、ジェームズ・アレンさんは、19~20世紀初頭のイギリスの自己啓発作家・哲学者(詳細は下記)です。 

 真理としっかりと向き合い、心の中の敵を打ち負かし、数え切れないほど失敗を重ねながら、何度も辛酸をなめた後、知恵と至福に到達する。そのようなことこそ、人の気高い使命であり、栄光の目標なのです。すべての聖者、賢者、救世主はそのことを名言してきました。

 どんなことがあっても、穏やかで安定した強い心を持ちたいと願う人は、まず人生が本質的に善であることを疑ってはなりません。

 実際に知恵ある人は、苦しい体験を尊重し、自己成長のための踏み石にするのです。

 小さな失敗をバネにして、未熟な性格や技術を磨こうとするので、全体としてみれば、結局より強く、完璧になっていくのです。

これも、過去のマイ手帳からの抜粋ですが、その当時私の心が求めていたメッセージが、どれだけ、苦境や試練からの生還を勇気づけるものばかりであったか、ジェームス・アレンさんの哲学的なカチっとした言葉で表現されると、はっきりとしてきます。
 そして、それが現在の自分自身をも、しっかり支えてくれているので、真理と言える言葉には、永遠の力を感じます。 "Thank you so much, Mr.James Allen!"

James Allen(1864年11月28日-1912年)さんは、
自己啓発書のバイブルとして世界中で読み継がれている「原因と結果の法則」(As a man Thinketh)の著者として有名な人物。 彼の著書は、ナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールなど、現代哲学の祖と呼ばれている人物達に大きな影響を与えていることでも知られています。学生時代に父が亡くなり、家族を支えるために製造工場などで働き、小説家・思想家「レフ・トルストイ」の書籍に感銘を受け、38歳の頃からから著作に専念。9年間で19冊の本を残し、特に1902年に発表した著書『「原因」と「結果」の法則』(As a Man Thinketh)は、聖書に続き世界中でもっとも読まれている書物とされている名著であり、日本でもベストセラーを記録。また、彼はより多くの人に読んでもらいたいとの願いからイギリス以外での著作権を放棄しており、著書(英語)はオンラインで自由に読むことが可能となっています。(出典ブログ:地球の名言《参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス》)













柴田トヨさんの詩の言葉

2013年11月28日 17時03分27秒 | 個人的名言集
 今日は、現在上映中?の映画「くじけないで」の主人公、故柴田トヨさんの写真を飾りたかったのですが、残念ながら、見つからなかったのです。演じる八千草薫さんの映画紹介の写真はあったのですが…。
 さて、柴田トヨさんの生前の作品の詩集から、大のお気に入りを一つ、ご紹介します。これも私めの過去の手帳にこっそりおさめられていたメモからの抜粋です。


「道(あなたにー)」

好きな道なら
でこぼこ道だって
歩いて行けるわ
辛くなったら
少し休んで 空を見て
まっすぐ
歩いて行くのよ

付いて来るわよ
あなたの影が
がんばれって
言いながら

 …このような詩を紡ぎ出す、素敵な感性を、どうしたら、生涯を通して息づかせることができるのでしょう。、日本人女性の誇りとも言えるたおやかな存在感が、彼女の生き様を通しても感じられ、それが詩の中に、更なる励まし力を与えている感じがします。

 例え、理解者が誰ひとりいなかったとしても、私は、私だけは、自分を信じていこう。命ある限り、自分の影と二人三脚。そして彼女(?)は、決して裏切らない。…坂本九ちゃんの「♪上を向いて歩こう♪」を口ずさむながら~♪
 
 

中村天風さんの言葉

2013年11月27日 15時27分07秒 | 日記
心の手帖の手始めに、私の心の琴線に触れた方々の言葉をご紹介します。

今日は、中村天風さん。

『苦しみも微笑みに』

★全ての消極的な出来事は、我々の心の状態が積極的になると、無力化される。
★消極的な出来事は絶えず、不用意な人々の周囲を徘徊している!
★苦しい、悩ましいというのは、皆、本能の踊り子に自分の心がなっていた為の結果。

『心にないことは生じない』

★我々人間の生きている背後には、始終そこに、その人の思い方の通りに物を作ろうとする力が控えてるよ。現象の背後には、必ず実在あり。

 いささか抽象的で、哲学めいた言葉たちですが、自分の心を整理するための、ひとつの物差しとして、いかがでしょうか?

ちなみに…中村 天風(なかむら てんぷう、1876年7月30日 - 1968年12月1日)さんは、

日本の思想家、実業家、諜報員。日本初のヨーガ行者で、天風会を創始し心身統一法を広めた。本名は中村三郎(なかむらさぶろう)。


過去の手帖

2013年11月25日 14時59分41秒 | 日記
今日は、新規のお客さんになった店舗が2店:美容院とコンタクトレンズ店
 
 初めて来店の場合、様々なお得なサービスがありますね。ネットショップに頼り切っていた為、新聞広告ちらしや店頭の看板広告で、勇気を出して入店しただけの甲斐がありました!自分の五感を信頼して選ぶことの大切さを痛感しました。特に、美容院は難しいですから。

 期待以上の良いサービスを受けたら、このブログでも紹介したいと思います。このブログが充実してきたら、そのコーナーも作りたいと思っています。

 さて、過去の手帳、ごそごそ整理していたら、見つけ出しました。
皆さん、どんな手帳を一年間作り上げているのでしょうか?結構シミジミ眺めてしまいますね。

 私の昨年の手帳から「金剛石」という昭憲皇太后の御歌の抜書きを発見。
これは、私が尊敬する佐藤初女さん(森のイスキア主宰)の御著作からの引用です。

「金剛石もみがかずば たまの光はそわざらん
 ひとも学びて後にこそ
 まことの徳はあらわるれ
 時計のはりの絶え間なく
 めぐるが如くときのまの
 光陰(ヒカゲ)惜しみてはげみなば
 いかなる業かならざらん

 水はうつわにしたがいて
 そのさまざまになりぬなり
 人は交わる友により
 よきにあしきになりぬなり
 おのれに優るよき友を
 えらびもとめてもろともに
 心のこまに鞭打ちて
 学びの道にすすむべし」

 今の若者さんは、さとり世代(←ゆとり世代)と言われているらしく、友達関係作りも、フラットでニュートラルな反応をベースにしている印象があります。幼い時から、SNSというコミュニケーション媒体が主流になっている時代を生きているのですから、当然かもしれません。
 生々しい心の接触、これが心のこまに鞭打つことになるのでしょう。この経験がなければ、金剛石の如く、オリジナルな人生を生きられない、その個性に深みも広さも生まれないのでは?
 そしてそれは、本来、その人の命が持つ珠玉の輝きを、覆い隠してしまって終わることになりはしないでしょうか…?

 この御歌の真の価値が、次世代にも世々限りなく伝わって欲しい…。

 
 

外苑のいちょう爛漫

2013年11月24日 17時28分36秒 | 日記
ブログを久しぶりに、開設しました!
記念すべき一日目。

昨日出掛けた都内の紅葉散策での一面とともに、今年の晩夏から晩秋にかけての、心の整理をしながら、このブログを育てていこうと思っています。

秋は大好きな色彩に満ち満ちるので、デジカメの被写体は、もっぱら自然界。

少しずつ…ですが、これから、このブログを扉として、窓口として、広々とした世界とつながっていきたい一心。

この明治神宮外苑のいちょう並木の果てに、聖徳記念絵画館がどど~んと聳え立っています。明治天皇の御降誕から御崩御までの名画をじっくり鑑賞して、ふと思いました。

明治天皇の情熱的魂の結実、「教育勅語」の世界が、今この現代に復活したら…一連の虐待問題は解決するのでは…?

 折りしも、絵画館前の広場では、「児童虐待防止運動」のオレンジリボンをつけた沢山の自動車の仮装パレードが、始まろうとしていました。ドライバーさんたちは、サンタに扮し、子どもつれのパパさんたちに記念写真をねだられてたりしてました。

 明治維新のドラマは、日本史の中で燦然と輝き得る、ダイヤモンドの原石かもしれません。未来の国民が、日本人のアイデンティティの礎であるこの原石に磨きをかけていくことができら、未来永劫、日本は安泰かも…。楽観的過ぎるかもしれません。

 「教育勅語」いつか、子どもたちとちょこっと分かち合いたいです。
 5年前に亡くなった祖母が諳んじていたことを思い出しつつ…。