心の手帖…風通しの良い繋がりを求めて

心を精一杯広げて、現代社会を味わう方法を探していくために、心を整理する手帖のようになれば…

パトリス・ジュリアンさんの言葉

2013年12月15日 18時07分44秒 | 個人的名言集
 今日は、パトリス・ジュリアン氏)の言葉をいくつかご紹介します。著作も、仏料理関連レシピ本を中心に多数あります。〈モロッコ生まれのフランス人。革新的な校風で知られるナンテールのパリ第10大学にて「コミュニケーション」を学ぶ。そこで習得したスキルは、後にフランス外務省の公務員としてフランス文化の普及という任務のために渡ったアフガニスタン、ポルトガル、タイ、そして日本の各国においても大いに発揮される。パトリスさんにとって人生の主たる目的は楽しむこと。そんな彼が自らの最初の本として選んだのは「フランス料理ABC」という料理本(文化出版局から1992 年に出版されたこの本は現在までコンスタントに増刷を重ねている)。まさにカリスマ的プロデューサーであるパトリスさんは常に新しいアイデアや新しいコンセプトを発信し続けている。プロデュースした製品、トークショーやワークショップ、また最近新たに開いた「ライフスタイル道場」などを通して、パトリスさんは物事を”雰囲気”というアングルから見つめることがいかに大切で必要であるかを説き明かす〉【出典:パトリス氏自身のブログのプロフィール】
フレンチスタイルのサンドイッチ―楽しい組合せでおいしいラッピング
Patrice Julien
文化出版局

物語の主人公になる方法―Special Edition
Patrice Julien,碓井 洋子
にじゅうに

生活はアート
Patrice Julien
主婦と生活社
シンプルで贅沢が心地いい。
Patrice Julien
主婦と生活社


「生活とは、僕達がそのディテールに注意を払ってさえいれば、一瞬ごとの時間がアーティスティックな喜びに満ち溢れたものになり得るものだということ。」

「僕は、本当の美しさとは、人にエネルギーを与えてくれるものだと思っている。本当の美しさとは、人間が根源的に持っているイマジネイションの泉から、自然に汲み上げられてきたものが形をとっている姿だと思う。加えていうならば、本当の美しさには『エゴ』がない。無名の職人の建てた田舎の農家が美しいのは、そこにその職人が存在せず、長い時間をかけて磨かれた伝統と技術のエッセンスだけが静かに輝いているから、農家は時を越えて普遍的に美しい。」

「あなたの心がしんと静かに澄んで、温かくなるもの、こと、場所を、沢山、沢山集めなさい。」

「あなたは、自分の役割(ミッション)に気が付かなくてはならない。大いなる力、いのちの光輝く泉は、あなたのオリジナリティの発現を待っている。なぜなら、この世界は『いのちが、様々な形で生きる』ことへの壮大な実験室だからだ。世界はいのちのそれぞれの独自性に常にOuiと答えている。」

「美しい言葉で夢を描こう。そこに、いつまでも消えてなくならない楽しさをプラスしたいのなら、ほんのちょっぴり、人のためになる要素を入れればいい。そして、自分の身の回りすべてに、注意深くなろう。あなたが五官を真剣にフル回転させて生活するほど、意味のある偶然(シンクロニシティ)が後から後から毎日の中に湧き出て来て、あなたが素晴らしいオリジナルの人生を送るための手助けをしてくれるはずだ。」

 …今年一年を振り返って、来年の抱負を少しずつイメージしていく中で、彼の言葉は大きなエールとなるような気がします。心の大掃除をしながら、しっかり新しいページにメモっておきたいと改めて思います。

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